1. Tomorubaトップ
  2. ブログ
  3. 従業員メンタルヘルスを守る パワハラ防止法 過小な要求とは
従業員メンタルヘルスを守る パワハラ防止法 過小な要求とは

従業員メンタルヘルスを守る パワハラ防止法 過小な要求とは

高橋顕孝

2020年6月1日パワハラ防止法が施行されました。現在大企業はパワハラ対策が義務化されており、

中小企業も2022年4月1日より義務化されます。

パワハラと考えられる行為、⑤過小な要求とはなんでしょうか。

(1)管理職である労働者を退職されるため、誰でも遂行可能な業務を行わせる

(2)気にいらない労働者に対して嫌がらせのために仕事を与えない

最近の当社に相談を受ける中では、あまり上記のような相談は少なくなって

きました。どちらかというと業務量を多くするパワハラが多いように感じられます。

というのも近年の人材不足の中で、どうしても1人当たりの業務量が多くなってしまう

実情があるからです。

過小な要求での訴えがある場合はとてもわかりやすく、いわゆる「窓際族」という状況を

想像していただければわかりやすいかと思います。

まるで「そこにいない」かのように、扱われてしまう行為です。

もはや仕事すらも与えてもらえない状況のため、辞職を考えようと思う方もいるかと

思います。しかし、雇用契約上、ある程度の仕事を任せることが義務付けられているため、

このような状況になっている方は、一度社外の窓口に相談してみましょう。

ミーデン株式会社 https://meden.co.jp/

高橋顕孝

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント0件


    おすすめブログ

    • 従業員メンタルヘルスを守る パワハラ防止法 過大な要求とは

      2020年6月1日パワハラ防止法が施行されました。パワハラ対策が大企業は義務化。中小企業は2022年3月31日まで努力義務となっております。2022年4月1日からは中小企業もパワハラ防止対策が完全義務化されます。では、パワハラと考えられる ④過大な要求とは なんでしょうか。(1) 長時間にわたる、肉体的苦痛を伴う過酷な環境下で勤務に直接関係のない作業を命ずる(2) 新卒採用者に対し、必要な教育を行わないまま到底対応できないレベルの業績目標を課し、達成できなかったことに対し厳しく叱責する(3) 労働者に業務とは関係のない私的な雑用の処理を強制的に行わせるになります。では該当しないと考えられる例を見てみましょう。【1】労働者を育成するために現状よりも少し高いレベルの業務を任せる【2】業務の繁忙期に、業務上の必要性から、当該業務の担当者に通常時よりも一定程度多い業務の処理を任せる(2)ですが、新卒研修の際に起こりやすいですね。営業現場ではギリギリのラインが行われていると感じる方も多いのではないでしょうか。正直新卒がパワハラだと訴えるケースはあまりありません。入りたてでそこまでの知識がありませんし、社会人になりたての

      高橋顕孝

      4年前

    • 従業員メンタルヘルスを守る パワハラ防止法 人間関係からの切り離しとは

      2020年6月1日からパワハラ防止法が施行されました。大企業はすでに対策が義務化されており、中小企業は2022年3月31日まで努力義務とされております。2022年4月1日から全ての企業が完全義務化となります。それではパワーハラスメントに該当すると考えられる③人間関係からの切り離し とはどのようなことを言うのでしょうか。(1) 自身の意に沿わない労働者に対して、仕事を外し、長時間にわたり、別室に隔離したり、自宅研修させたりする(2) 一人の労働者に対して同僚が集団で無視をし、職場で孤立をさせるになります。(2)に関しては学校のいじめですよね。大人になってもこのようなことをやっているのかと感じるほど愚かな行為です。しかし、実は(2)の行為に対する相談は意外と多いのです。実際にあった例をご紹介いたしましょう。とある企業のAさんはあまり仕事ができる方ではなく、他の社員とコミュニケーションをとるのが上手ではありませんでした。ミスも多く上司にいつも叱られており、周りはあきれかけておりました。いつも大衆の面前で上司から叱られるため、周りからAさんと関わると自分も巻き込まれるのではないかと感じ、同僚たちは距離を取るようになり

      高橋顕孝

      4年前

    • 従業員メンタルヘルスを守る パワハラ防止法 身体的な攻撃とは

      2022年4月1日から中小企業向けにパワハラ防止法が施行されます。従業員のメンタルヘルスを守るためにも早めの対策を心がけましょう。それではパワーハラスメントに該当すると考えられる身体的な攻撃とは何なのでしょうか。1,殴ったり、足で蹴ったりする。2,相手に物を投げつけるになります。まぁ正直当たり前ですよね。職場じゃなくても下手したら警察に捕まる行為です。しかし、曖昧な事例もあります。例えば上司が愛情表現で部下がミスをした際に「頭をぶつ」行為です。割と職場で見かける行為なのではないでしょうか。この場合、受け取る側(部下)によります。ほとんどの場合はそれで「パワハラ」だと訴えることはないかもしれないですが、何か他のことでパワハラだと訴えられたときに、「頭をぶった」という行為もパワハラとしてカウントされることもあるのです。もちろん上司としては一種の愛情表現かもしれませんが、部下としてはあまり気持ちよい行為ではないので、できるだけ控える方が賢明かもしれません。ミーデン株式会社 https://meden.co.jp/

      高橋顕孝

      4年前