vol.13 AUBA活用事例インタビュー アプローチ時に採用ページをチェック!?高確度で提携に繋げるコツとは/感性AI株式会社
こんにちは!AUBA ビジネスコネクティングチームの栗山です!
AUBA(旧eiicon)ご活用の参考となる事例やユーザー様の声から生まれた特集情報等、様々なお役立ち情報をお届けするこのブログ、本日は活用事例の第12弾をお届け致します。
本日はAUBA利用歴3ヶ月で提携検討中3社とかなりのスピード感で活用を進めているこちらの企業をご紹介!
【感性AI株式会社】
※AUBA利用歴3ヶ月/コンタクト実績14社/面談7社/提携検討中3社
https://auba.eiicon.net/projects/19424
――本日お話を伺うのは感性AI株式会社 取締役管理部長 竹村俊様です!
先日はAUBA活用事業者の生の声を語るイベントにもご登壇頂きありがとうございました。
改めてとなりますが、貴社はどのような背景で他社との共創、オープンイノベーションに取り組もうと思われたのでしょうか?また、AUBAに登録したきっかけを教えてください。
弊社は京王電鉄株式会社と国立大学法人電気通信大学 坂本真樹教授との共同出資により設立された大学発ベンチャーです。坂本研究室の知財を商用利用できる企業となっており、人の感性をAIにより精緻に可視化・定量化する技術により、商品の研究開発における効率化や、より効果的なマーケティングをご支援できるようなソリューションを保有しています。
こうした特許など知財やノウハウなどを一般化し、商用でのサービス化に繋げたいと考えており、ものづくりメーカーや食品関連企業等と協業することで、スピーディーにサービス化し、より広く技術を展開していく足がかりが作れないかと思いパートナー探索を始めました。
元々は坂本研究室に企業の方が訪問されたり、坂本が講演をした際にご挨拶させていただいた方等、「人脈」を通じてパートナー探索をしていました。
ところが、コロナウイルスの影響で「人が集まる」「対面で会う」といったことが難しくなってきたため、オンラインに出会いの場を求める中でAUBAに登録しました。
―シーズをプロダクト化するための1歩としてオープンイノベーションを選択した、ということですね。また、オンラインに出会いの場を求める中でAUBAにご登録いただいたとのこと、ありがとうございます!実際に活用してみていかがですか?
現在登録して3ヶ月なのですが、キャンペーン参加やブログ投稿で積極的にメッセージチケットを獲得し、14社にメッセージを送らせていただき、8社から返信をいただきました。
うち7社と面談が決まり、現在3社と提携を前提に前向きなお話をさせていただいており、そのうち1社とはNDAを既に締結しています。
――メッセージ送信からの面談率が50%とはかなり高いですね!また登録3ヶ月とのことですが、メッセージの送信を始めてからは2ヶ月程度だと伺っています。その中で3社と提携検討中とは一般的なAUBAユーザーと比較してもかなりのスピード感でご活用いただけていると感じます。
何かご自身の中で「この意識がこの結果に繋がった」といったポイントはありますか?
自社のwinを押し付けすぎない、という点はかなり意識しているかもしれません。どんなに自社の技術が優れていたとしても、先方視点でニーズにマッチしていなければ共創には繋がらないと考えています。
そのため、実際にメッセージを送る際にも先方PRページの「一緒に何をしたいか」の部分は必ず確認します。
また、弊社が実際にお取り組みをさせていただく場合はR&Dや商品開発の部署とご一緒することが多いのですが、最近はHPにR&D部門がどのような取り組みをしているか、を公開している企業もありますよね。そのようなページは必ず拝見しています。
その他にもIRや中期経営計画、採用ページ等、先方のニーズが伺えるようなページはなるべくチェックしています。「その課題を弊社の技術で解決できます、一緒にやりませんか?」といった形で課題ベースのお声がけが出来るようになるからです。
こちらからメッセージを送信する時点でwin-winの関係がイメージできており、それをメッセージ内容でも伝えているので、受け手目線で見ても興味を持ってもらいやすいのかと思います。
――PRページをご覧いただいた後HPを見る、というのはユーザー様からよくお聞きしますが採用ページまで、というのは初めてお聞きました!確かに採用ページは会社の目指す理想像がわかりやすくPRされていますよね。
冒頭で人脈でのパートナー探しからAUBAを活用したオンラインでのパートナー探索に変化した、と伺いましたが、先程仰っていただいたような「先方視点で考えメッセージする」といった行動は自然と掴めたのですか?
実は私は京王電鉄からの出向で感性AIにおり、元々は大学発ベンチャーとは逆の立場だったのかなと思います。共創は企業と企業のニーズがマッチして初めて成立するものだと思います。尖った技術、個人的におもしろい企業だ、と思っても、それが自社の進むべき方向と一致していなければやはりご一緒するのは難しいと感じていました。
逆に言えば自社の課題にマッチしているか、というのは受け手側が判断する際の判断基準であると言えると思います。そのため、こちらからお声がけする際は判断基準となるであろう課題ベースでなるべくお話させていただいています。
――貴社が実践されている「先方視点のメッセージは」受け手側の経験から想起されたものだったのですね!シンプルに言うと「相手の気持ちになって考える」の一言だと思うのですが、単純ながらもファーストコンタクトの実践時には最も重要なことかもしれませんね。
AUBAユーザー様からはコロナウイルスの影響が多々ある、というお声も多く聞かれますが貴社においてはどのような変化がありましたか?
やはりスケジュールの全体的なズレは生じていますね。第一四半期で実施するプロジェクトがズレ込み元々予定していたプロジェクトとバッティングしそう、といったところはあります。
オンラインでの面談はかなり市民権を得たように感じますね。元々は面談は必ず対面で、といった文化であった企業も今はオンラインが前提であるため、移動時間はかなり削減されより多くの面談機会を創出できていると感じています。
また、コロナウイルスの影響で生活様式に変化が起こり、求められる技術やソリューションが変化してきている部分もあります。これはチャンスとなり得ると考えていて、弊社でもこの変化に対応していくべく新たな動きも起こしています。
――少なからず影響はありながらも同時にチャンスも生じている、ということですね。最後に、今後の展望をお聞かせください。
引き続きより多くの企業様と出会い、技術シーズを広く発信していければと考えています。知識の組み合わせによるビジネス課題、社会課題の解決により、ウィズコロナ、アフターコロナでも弊社のビジョンである「感性とAIの融合でHAPPINESSを実感できる社会の実現」を目指していければと考えています。
AUBAではブログ投稿も実施しています、弊社技術にご興味いただいた方は是非ご覧ください!
https://baron.eiicon.net/u/29911
――引き続き多くの企業と出会われたいとのこと、新たな出会いもAUBAでサポートさせて頂ければと思います!本日は生の声をお聞かせいただきありがとうございました!
※※今回ご紹介した企業にご興味頂いた方は是非以下よりコンタクトが可能です※※
https://auba.eiicon.net/projects/19424
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【共創状況報告にご協力頂いた方へ、メッセージチケットプレゼント!】
AUBAでは実際に他社様とお会い頂き、提携検討フェーズに進まれている方を対象に、共創状況のヒアリングをさせて頂いております。
提携に向けて2回目の商談が決まった!という段階から、実証実験に向けて進んでます!等、お聞かせ頂ける範囲でお答え頂けますと幸いです。
https://eiicon.net/forms/contact
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eiicon活用についてお困りの方は是非ビジネスコネクティングチームにご相談ください。
PRページの書き方からコンタクト先の探し方、合いそうな企業の見つけ方が分からない!等、
些細なことでもお気軽にご相談くださいませ!
問い合わせ先:cs@eiicon.net
栗山 彩香株式会社eiicon
新卒で繊維関連の専門商社に入社。企画営業として大手量販店を中心に担当。 大手量販店主力PB商品のリニューアル等、OEM商品の開発から営業、生産管理から物流手配まで幅広く経験。 2017年よりeiiconに参画。アシスタント部門の立ち上げを経験後、カスタマーサクセス/カスタマーサポート部門の立ち上げに従事。現在は年間約1,400社の支援を実施するCustomerSuccess GroupのLeadを努め、オープンイノベーション及びAUBA活用における伴走支援を実施。 趣味はキャンプ/漫画/自宅のスマートホーム化です!
株式会社eiicon
Platform事業部 部長