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モチベーション、上げたい?

モチベーション、上げたい?

山本 教夫

 1月も下旬になりました。

 本当は、気分も通常運転になってきた今の時期に、目標を創った方が良いものが創れます。

 せっかく創った今年の目標、この投稿の最後に、目標の更新や改変のコツをお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。

 あっ、今回のテーマは

習慣

ですよ。

 新年の目標に、
「○○を習慣にする!」
という方がいます。

 私がセミナーを始めたときのテーマは、『目標設定』『習慣創り』『イメージトレーニング』『悩みの解消』でした。

 今では、『目標設定』と『習慣創り』は一緒に伝えています。

 目標設定を伝えると、
「次は何をすれば良いですか?」
と尋ねられますし、習慣のお話しをするときには、
「まずは目標が大事です。」
と、お話ししなければなりません。

 というわけで、もう一緒にしてしまえと。

 習慣創りのセミナーでは、参加される方の多くが自身が習慣づけたい課題を持ってこられました。

 そして、その習慣を続けるモチベーションを望んでいます。

 ここで、残念なお知らせです。


モチベーションを、上げようとか、保とうとか、考えることが間違い

です。

 モチベーションが上がらないのは、心の底では「やる価値無し!」と判断しているからです。

 そんな状態から、小手先のテクニックでモチベーションを上げて行動しても、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。

 ちなみにこの場合、ブレーキの方が強力だと思ってください。

 叶わないとは言いませんが、叶ったとしても、心はかなり疲弊してしまうか、最悪壊れてしまいそうです。

『部屋を片付ける』

という例え話を、私はよく使います。

 部屋を片付ける理由が、家族からの苦情の場合、やる気は起きません。

 大した報酬が期待できないからです。
 最悪、「普段から片付けておきなさい。」という苦言が報酬だったりします。

 ところが、「今度の週末に気になっていた異性が部屋に来るぞ!」となれば?

 やる気を起こそうと想う前に、部屋は片付いています。鼻歌も高らかに。

 部屋を片付けるという作業はどちらも同じです。

 しかし、
片や、できればやらずに済ませたい、
片や、気付いたら片付いている、
何が違うのでしょうか?

 『目標設定』だけです。

 やりたいやりたくないは、目標設定によって、いとも簡単にあっさりと180度ひっくり返ります。

 やりたいことやりたくないこと、そして習慣は、目標達成のための『手段』にすぎません。

 手段にこだわる必要はありません。

 たくさんありますし、自分で創っても良いのですから。

まず始めて欲しい習慣

 私がまず、あなたに習慣化して欲しいことは、『目標』つまり、
「理想とする自分の姿は、本当に心の底から望んでいる姿なのか…」
と、常に考えて欲しいことです。

 無意識のうちに、不必要な制限をかけてしまっているかも。
 もっともっと先の、高いところにあるかもしれませんよ。

 目標の更新や改変は、常に行うつもりでちょうど良いくらいです。

 習慣の前に目標が大事、と言う理由が解っていただけたと想います。

 習慣のお話しは続きます。

 ではまた。

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山本 教夫アーク合同会社

横浜生まれ横浜育ち

地元工業高校から短期大学を経て、ソニー株式会社に入社

数十の商品設計リーダーとして実績を残しつつ、人の心や脳機能について興味を持つ。

ルー・タイス氏と苫米地英人氏に師事し、最も歴史がありかつ最新のコーチング技術・スキルを修得。

ソニー株式会社を退社後、個人事業を経てアーク合同会社を設立。

個人セッションの他、平均満足度89%のセミナーを年間100回以上開催するマインドコーチとして活動中。

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