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【連載/4コマ漫画コラム(52)】 「読書の秋」に読みたい書籍6選

【連載/4コマ漫画コラム(52)】 「読書の秋」に読みたい書籍6選

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秋と言えば馬……もあるけど読書ですね。イノベーションや新規事業などの新しいことにチャレンジを続けている人は、「自分にとって新しいこと」にも常に興味を持って知識や視点を広げていくクセを持つことが大事です。読書はその大きな力になります。

そのためのコツは「一見今の仕事とは関係ない」と思える類の本を読み続けることです。

私にとって自分自身を広げるのにとても良かった本を今回はご紹介しましょう。

*昨年末の「年末年始に読んでおきたいオープンイノベーター課題図書5選」の続きのコラム。

【技術者が弱いファイナンスの見識を広げる】

新規事業開発では「ファイナンス」の知識は必須です。しかし、元技術者の方は「なんとなく苦手」。簿記を学ぶのもいいだろうし、会社経営の財務の話の本を読むのもいいけれど、なかなか「事業を起こすためのファイナンス」の全体像はつかめません。

そういう人にはこちらの本がオススメ。既にかなりファイナンスの知識を持っている方にも全体を俯瞰するのに役立ちます。。

①起業のファイナンス増補改訂版

磯崎 哲也  (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4534052456

【新規といいながら閉塞感を感じている人に】

新規事業の開発を担当しているのだけれど、「この世にいまさら新しい事業なんてあるのかな」と思いながらいつも足掻いている方も多いと思います。どうしても更なる成長領域を見つけることは難しい。一時流行った「ブルーオーシャン戦略」(沢山の競合が蠢く既に過当競争に陥って真っ赤になっている市場(レッドオーシャン)に対して、まだ競合がいない静かで青い海)の具体的な領域を示してくれるのがこの本です。

簡単に言うと「無消費の市場はいくらでもある」ということ。私がBOP project(BOP:Base of the Pyramid(世界の貧困層))を起こし活動していたのもこの理由です。それを言語化し本にしてくれてとても嬉しかったです。

あの「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン教授の本。

②繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学

クレイトン・M クリステンセン (著), 依田 光江 (翻訳)

https://www.amazon.co.jp/dp/4596551456

【人類の進化の流れに私たちもいる】

こうやって当たり前のように毎日を過ごし、「イノベーションをやらねば!」とか思っているのも、人類の脳が進化してしまったおかげ(せい?)ですね。どういう風に物理的に脳は進化し、それに伴って何ができるようになってしまったのか。

近年読んだ本の中で面白さピカイチ。

③神は、脳がつくった 200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源

E.フラー・トリー (著), 寺町 朋子 (翻訳)

https://www.amazon.co.jp/dp/4478102953

【立ち止まって考えると見えるものも変わってくる】

日本人初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹氏。中間子理論という「人間という生き物」とは程遠い原子物理学の世界で「思考」だけを頼りに大発見をした人ですが、実は「人間」に対しての洞察がとんでもなく深い。未だに何冊か単行本が現役で売られてます。

(そして私の名前とサンズイまで同じです(^o^;)

④人間にとって科学とはなにか

湯川 秀樹 (著), 梅棹 忠夫 (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4121601300

【なぜ新規事業が必要なのか】

なぜ、殆ど全ての企業が新規事業創出に躍起になっているのでしょう。「そんなことしなくていいんじゃない?」と心の中では思っている社員も実は少なくないのに(^o^;)。改めて「なんでお前はそんな新規事業なんて一生懸命やっているんだ?」と面と向かって聞かれたときに、私はこの動的平衡の話をします。

「アナタも生物。3か月前のアナタとは実は80%くらいは細胞が入れ替わっています。なぜなら、新陳代謝という『古いモノを捨てて新しいモノを取り入れる』ことをしないと、エントロピー増大の『この世の理』に飲み込まれてアナタのその姿を保てず崩れ去ってしまうからです。企業も同じ。新規をやらないと……滅びます」

どう?説得力あるのでしょ?え?よく分からない?では、是非この本を読んでください。

⑤新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか

福岡 伸一  (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4098253011

【忘れちゃいけない経営の心】

イノベーションだ、新規事業だ、とエネルギッシュに新しいことを作るためにも、「経営とはどういうことか」の哲学的信念が必要です。クロネコヤマトの小倉氏のこの本は名著中の名著。とても読みやすいし、心に刺さり残ります。

⑥小倉昌男 経営学

小倉 昌男  (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4822241564

秋の夜長にお楽しみください。


■漫画・コラム/瀬川 秀樹

32年半リコーで勤めた後、新規事業のコンサルティングや若手育成などを行うCreable(クリエイブル)を設立。新エネルギーや技術開発を推進する国立研究開発法人「NEDO」などでメンターやゲストスピーカーを務めるなど、オープンイノベーションの先駆的存在として知られる。

▼これまでの4コマ漫画コラムがアーカイブされている特設ページも公開中!過去のコラムはこちらをご覧ください。

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