第3,606号【スナックごっこ・ルーム 〜「きょうは私がママ役です」〜】
日経(夕刊)で「若者集う令和のスナック 客同士が交流 楽しみ演出」(2019年10月26日)という記事を読みました。新しいカタチの「スナック」と合わせて、昭和の「スナック」も復活の兆しがあるそうです。そういえば堀江貴文氏も「どんな田舎でも必ずあって、潰れない『スナック』が飲食業の最終形」というようなことを話していたことを思い出しました。別のテレビ番組で日替わりで「ママ」が替わるスナックも人気だと見ました。美味しい料理やお酒だけでない魅力がスナックにはあるのでしょうね。
そこで、あざとくビジネスアイデアを考えてみました。名付けて「スナックごっこ・ルーム」です。カラオケボックスを改装して、各部屋にミニキッチンとシンクを備え、カウンター越しに料理とお酒を提供できるレンタルルームはいかがでしょう。
(1)お客は仲間内のみ。SNS繋がりもOK!
(2)食材とお酒は持ち込みで「ママ」役が調理し、「客」役に提供する
(3)会費制で収益を上げてもOK!
(4)部屋の使用料金は時間制。カラオケボックスよりは単価高めで設定。カラオケは自由に歌える
(5)カラオケボックス店を丸ごと「スナックごっこ・ルーム」に改装するAタイプと1部屋か2部屋を「スナックごっこ・ルーム」に改装して営業するBタイプを用意
とってもゆるい、スポットな「スナック経営」です。ふらっと一人でスナックに入る勇気も、初対面の人とお酒を飲むほどフレンドリーでない私にはぴったりの「スナック」。自宅や屋外で料理を作っておもてなしをするのは好きなので、私には理想的なスペースです。
料理は好きだけど不特定多数の客を相手にしたり、食べログなどネットで酷評されるのはしんどいという方には、仲間内で“営業”できるので気楽で楽しいと思います。
◆◆◆儲けのヒント◆◆◆
『ごっこ感とノークレーム』
追伸:小島の「今日この頃」
週末の食事担当の私。次男の野球が終わってからはますます張り切って週末2日間の三食は私が調理しています。
さて、先週土曜日の夕食のこと。明太子のタルタルソースを作ろうと思い、スーパーで「明太子」を買ってきて、タルタルソースを作りました。作ったタルタルソースを妻に味見してもらったら「もう少し明太子の味がした方がいいかも」というコメント。
「そうか、やっぱり…」と私がつぶやくと、妻は「わかった! 残った明太子をあとで酒の肴にしようと思って、少しケチったでしょう?」と、まさに図星のご意見。思わず「人の心を読まんといて! しかも口に出して言わんでもいいでしょ!!」と恥ずかしさ半分で抵抗しました。まぁ、人の心を読むというよりは私があまりに単純なのでしょうね。。。
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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として、新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/
代表取締役