
飲食店の仕込み問題を解決するシコメルフードテック、CVCファンド「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」から資金調達を実施
飲食店の仕込み問題を解決するアプリ「シコメル」を運営する株式会社シコメルフードテックは、ハウス食品グループ本社株式会社がSBIインベストメント株式会社と共同で設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」を通じて、2025年5月に資金調達を実施したことを発表した。シコメルフードテックとハウス食品グループは、業務提携も合意し、国内における飲食業界の発展に向けた共創に取り組む。
資本業務提携の背景
シコメルフードテックは、『「おいしい!」をうみだす仕組みをつくる』というミッションのもと、飲食業界における仕込み業務のプラットフォーム化とデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、これまでに多様なプロダクトとサービスの開発・提供を通じて、食の未来を支えるインフラの整備に尽力してきた。
ハウス食品グループは2024年度より開始した第八次中期経営計画において、“「食で健康」クオリティ企業への変革<第二章>グローバルなバリューチェーン構築で成長をめざす”をテーマに掲げ、持続的な成長をめざしている。中期計画の中では「共創による新価値創出」を進めており、社内外パートナーとのビジネスモデル構築に取り組んでいる。
今回の提携を通じて、両社の強みを掛け合わせることで、飲食業界におけるサプライチェーンの最適化、フードテックの高度化、そしてBtoB、BtoCを問わずグローバルに至るまで「作る」「届ける」「食べる」すべての体験の革新を実現していく。
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(TOMORUBA編集部)