やる気スイッチグループとサンリオ、映画制作体験を軸にした“エデュテイメント型”英語教育モデルを展開
総合教育サービスを展開する株式会社やる気スイッチグループは、株式会社サンリオとの合弁会社である株式会社サンリオやる気エデュテイリングを通じ、エデュテイメント英会話スクール「We Act!」の新規2校を2026年3月1日に開校する。新設されるのは「We Act! 白金高輪」(東京都品川区)および「We Act! 聖路加タワー」(東京都中央区)で、既存拠点での好評を受けたエリア拡大となる。
同スクールは、教育(Education)とエンターテイメント(Entertainment)を融合した「エデュテイメント」型の英語教育サービスとして、年中から中学生までを対象に展開。映画制作を模した体験型カリキュラムを通じ、語学力に加えて創造性や協働力を育むことを目的としている。
英語×創造体験で育成する次世代スキル
AI技術の進展やグローバル化の加速により、社会環境の不確実性が高まるなか、教育分野では従来の知識習得型から、主体性や協働性、創造力などの非認知能力を重視する動きが強まっている。
「We Act!」はこうした潮流を背景に、英語学習を目的化するのではなく、映画制作という創造活動の中で英語を“使う”設計を採用。子どもたちは役者としてオーディションやアフレコ、撮影といった工程を体験しながら、自己表現力やチームワークを自然に習得する。
プログラムは「オーディション」「アフレコ」「リハーサル」「撮影・試写会」の4週を1セットとし、年間10作品のストーリー制作を行う構成。英会話力の定着に加え、プロジェクト型学習(PBL)の要素を取り入れた教育モデルとなっている。
キャラクターIPを活用した没入型学習環境
教室空間は映画スタジオを模した没入型設計となっており、サンリオキャラクターが制作スタッフとして登場する点も特徴だ。IPを活用した世界観設計により、学習への心理的ハードルを下げ、継続的な参加を促す狙いがある。
また、同プログラムでは「自分力」「共創力」「想像力」の3つの能力を育成軸として設定。セリフ暗記や演技による主体的行動、チーム制作を通じた協働、役になりきる表現活動による創造性の発揮など、体験を通じた能力開発を体系化している。
これらの運営には、やる気スイッチグループが50年以上培ってきた教育ノウハウ「やる気メソッド」を組み合わせ、学習継続と成果創出を支える。
教育×IP×メディアの融合モデルとしての位置づけ
やる気スイッチグループは国内外で約2,400教室、13万5,000人以上の学習者を抱える教育サービス企業であり、2023年にはTBSグループに参画。教育とメディアの融合を進めている。
今回の「We Act!」拡大は、教育コンテンツとキャラクターIP、体験型サービスを組み合わせた新たな教育ビジネスモデルの具体例といえる。英語教育市場ではオンライン教材や個別指導の高度化が進む一方、体験価値を前面に出したオフラインサービスの差別化も重要性を増している。
IP活用によるブランド力、PBL型カリキュラムによる教育価値、都市部での高付加価値教室展開という三位一体の戦略は、教育サービスの付加価値競争の方向性を示す動きとして注目される。
都心拠点拡大でブランド認知と需要取り込みを図る
今回開校する2拠点はいずれも交通利便性の高い都心エリアに位置し、共働き世帯や教育投資意欲の高い家庭層の需要取り込みを狙う。開校記念として、2026年4月末まで先着30名に入会セットを提供するキャンペーンも実施する。無料体験レッスンの受付も開始しており、初期段階での認知拡大とリード獲得を進める構えだ。
教育市場においては、STEAM教育や探究学習の広がりに伴い、学習体験の高度化と差別化が進む。「We Act!」の拠点拡大は、英語教育を起点にした体験型学習サービスの成長可能性を示す動きとして、今後の展開が注目される。
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(TOMORUBA編集部)