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No.63/100【第3,677号】《 ノーアドレス通販 〜 囲い込みを良しとする消費者はいない! 〜》

No.63/100【第3,677号】《 ノーアドレス通販 〜 囲い込みを良しとする消費者はいない! 〜》

小島章裕

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*

〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_06_01]

No.63/100【第3,677号】《 ノーアドレス通販 〜 囲い込みを良しとする消費者はいない! 〜》

ビジネスの世界ではよく「囲い込み」という言葉を耳にする。しかし、これは売る側の論理。自分が買う側に立った時、囲い込みされて嬉しい? “鳥かご”の中にいるようでとても不快。大企業ですら情報漏洩をする時代、消費者の立場から個人情報を書くことに抵抗感がある。

そこで、逆張りの商売を考案。シンプルかつノーリスク!

<ノーアドレス通販>

たとえば、コンビニの店内に「お取り寄せ」コーナーを設ける。

《購入・受け取り方法》

(1)店頭には見本写真の下に【注文札】が小さいポケットに入っており、購入希望者はそのポケットから【注文札】を手に取る

(2)購入希望者は【注文札】を持ってレジへ。店員が【注文札】のバーコードをリーダーで読み取り、会計する

(3)購入希望者はその場で支払いを済ませると【引き換え券】がもらえる

(4)後日、【引き換え券】をもってコンビニへ行くと商品が受け取れる

この仕組みを、

月曜日…今週の「お取り寄せ」商品の発表!

水曜日…注文締切

金曜日…商品引き換え

というサイクルで展開する。かなりシンプル。住所や電話番号、クレジット番号などの個人情報を伝える必要もなく、支払いも店舗で現金払い。

この仕組みでいくと当然「限定個数」販売になり、それがまた購入意欲をそそる。月曜日の「今週のお取り寄せ発表」をワクワクしながら待ち、欲しい商品なら即注文、「週末のお楽しみ」に取って置く。

今どきの通販の「いつでも、どこでも、簡単に手に入る」という流れに逆らうサービスだが、消費者の中には“囲い込まれる煩わしさ”に嫌悪感を抱いている人も少なくない。

◆◆◆発想の起点◆◆◆

『脱囲い込み戦略』

小島:答え合わせは1年後

ーーー

▼執筆者の小島とは?

私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。

しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。

上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。

社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。

▼あるものを活かして、ないものを創る専門家

『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム

https://iiidea.jp/

小島章裕

代表取締役

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