アカウントアグリゲーション、APIとは
ブログシリーズ「What is ?」フィンテック編では、マネーツリーの事業部長兼常務取締役・共同創業者(CPO)であるマークマクダッドのMark'c MICブログシリーズに続き、マネーツリーのエンジニアが日本市場でのアプリ開発やフィンテックの基礎知識を紹介していきます。
第一回目に登場するのは、インテグレーションチームマネージャーの小林中(アタル)。面談段階から営業先にて技術関連の打ち合わせに参加し、MT LINKのインテグレーション案件のスケジュール、プロジェクト実行、サポートを担当しています。内部では、開発チームとの連携、導入サポート、そして新しいAPIの提案などに日々取り組んでいます。
なぜ今、アカウントアグリゲーション?
ここ数年、アカウントアグリゲーションと呼ばれるサービスが話題となっています。アカウントアグリゲーションとは、複数の金融機関の口座情報を一つに集約、閲覧できるようにすることです。
実は、アカウントアグリゲーションは昔からある伝統的な手法です。ここ数年、この技術をベースにしたサービスが再び話題になっている背景には、クラウドテクノロジーの普及があります。
クラウドの恩恵によって、アカウントアグリゲーションで大量のデータを高速かつリアルタイムで集めることが可能になりました。同時に、集積した膨大なデータを分析することで、個々の顧客のニーズをつかむことができるようにもなりました。
また、クラウドは冗長性や導入障壁の低さをもたらし、スタートアップのように人材や資金力が乏しい人々でも、優れたアイディアで業界にインパクトを与えられるようになったのです。
スタートアップを中心としたフィンテックが話題になって以降、アカウントアグリゲーションで集められるデータは、金融業界の様々なニーズに対して大きな可能性を示しています。(抜粋)
奥間 裕子マネーツリー株式会社
2007年 SBIグループに入社。SBI証券でリテール営業と企画業務を約6 年経験。主に金融商品仲介業事業の立ち上げに携わる。その後、グループ内のSBIマネープラザへ転籍。証券・保険・住宅ローンをワンストップで取り扱う代理店事業のマーケティングに従事する他、マネーセミナーやIRセミナーの企画・運営を5年間担当。2018年8月にマネーツリーへ入社。企業向け金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」のマーケティングを担当。
マネーツリー株式会社
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