参照系APIと更新系APIとは
ブログシリーズ「What is ?」フィンテック編では、マネーツリーのエンジニアが日本市場でのアプリ開発やフィンテックの基礎知識を紹介していきます。(第一回 アカウントアグリゲーションとAPIについて)
今回登場するのは、インテグレーションエンジニアのヌイエン・ディエブ・フォーン。メガバンク、地方銀行、大手会計ソフト会社などと、金融インフラプラットフォーム「Moneytree LINK」との連携を支援するのが彼女の役割。面談段階から参画し、Moneytree LINKのインテグレーション案件のスケジューリング、プロジェクト実行そしてサポートまでを担当しています。
それでは、近年金融業界でホットトピックとなっている「参照系API」と「更新系API」について、お話し致します。
参照系API、更新系APIとは?
APIとは「Application Programming Interface」の略です。異なる複数のアプリケーションを繋がって、開発するためのツールです。簡単に説明すると、電話線のようにアプリケーション同士をつなぎ、データをやり取りするための仕組みです。(APIについて、詳しくは第一回のブログにて)APIはフィンテックイノベーションの土台であり、様々な新しいサービスを生み出す、要の技術です。
では、金融サービスのAPIを語る際に頻出の、参照系APIと更新系APIとは、一体何なのでしょうか。
奥間 裕子マネーツリー株式会社
2007年 SBIグループに入社。SBI証券でリテール営業と企画業務を約6 年経験。主に金融商品仲介業事業の立ち上げに携わる。その後、グループ内のSBIマネープラザへ転籍。証券・保険・住宅ローンをワンストップで取り扱う代理店事業のマーケティングに従事する他、マネーセミナーやIRセミナーの企画・運営を5年間担当。2018年8月にマネーツリーへ入社。企業向け金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」のマーケティングを担当。
マネーツリー株式会社
Product Marketing