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No.17/100【第3,631号】《ソーシャルディスタンス傘 〜熱中症対策と人数制限にも使える?〜》

No.17/100【第3,631号】《ソーシャルディスタンス傘 〜熱中症対策と人数制限にも使える?〜》

小島章裕

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*

〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_15]

No.17/100【第3,631号】《ソーシャルディスタンス傘 〜熱中症対策と人数制限にも使える?〜》

「ランチはあのラーメン店へ行きませんか?」

会社の後輩から誘われた。しかし、そのラーメン店は人気店で毎日行列ができている。さすがに“おじさん”の私には炎天下の行列はキツイ。

「食べる前に暑さで倒れるわ…」

「その困難を乗り越えてこそ、より旨いんじゃないですか!」

いつもテンションが高い後輩にはジェネレーションギャップを感じている。

近年の夏の猛暑は健康を害する程の暑さで、熱中症対策が欠かせません。スポーツをする場面とは違い、人気店の行列やイベントでの入場待ちなど、不意に炎天下で並ぶ時こそ、実は危険だ。

「わざわざ水筒持参で並ぶツワモノもいますけどね」

と後輩。

「それが余計に理解できないわ・・・」

そこで考えたのが「行列用日傘」。通常の日傘との違いは、手で持つ部分の「中棒(シャフト)」が長いこと。長いとは、約190cm!(成人男子の平均172cm)理由はシャフトの端が地面に着くため、日傘を手で持たなくても支えるだけで差せて、多少長い時間でもとっても楽です。

さらに直径が長い「行列用日傘」は広げると「ソーシャルディスタンス」が保てる優れもので、日傘の数で入場制限だってできます。シャフトの部分にペットボトルが置けるホルダーを付ければ、まさに行列のための日傘です。自店の店名を入れたら、通行人に対して宣伝効果もバッチリです。

<行列用日傘の使い方>

行列ができ始めると、店員さんが「行列用日傘」を店内から出してきて並ぶお客に手渡しします。並んでいたお客に順番が回ってきたら「行列用日傘」を店員さんに返却し、座席につきます。「行列用日傘」が何本使っているかで、店内にいる調理スタッフにもおおよその行列(人数)がわかり、仕込みの量や接客の仕方にも変わってきます。

飲食店だけでなく公共施設でのイベントやコンサートであればスポンサーを募って「行列用日傘」を製作することもできます。晴雨兼用なら雨の日でも使えます。

◆◆◆発想の起点◆◆◆

『行列を楽しくするなら』

小島:答え合わせは1年後

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▼執筆者の小島とは?

私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。

しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。

上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。

社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。

▼あるものを活かして、ないものを創る専門家

『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム

https://iiidea.jp/

小島章裕

代表取締役

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