マーケティング効率化SaaSを展開するFLUX、DNX Ventures、Archetype Ventures等から総額10億円の資金調達を実施

パイフォトニクス | 内閣府・浜松市の実証実験プロジェクト成果を実用化し、携帯型鳥獣対策用LED照明の貸し出しを開始

フラー×東急｜地域共助プラットフォームアプリ「common」を共同開発

「勝つための学び直し」ビジネス戦略論を読み解く⑳〜ドミナント戦略

セッションレポート―5Gを活用してリアルとバーチャルで「賑わい」を創出！C＆R社が東京都と仕掛ける「圧倒的に事業が加速する空間」とは？

3/17～19開催「IVS 2021 Spring」若手ファーストのコミュニティを目指す『新生IVS』の想いとは

アイスタイル×博報堂｜ビューティ領域におけるAI技術を活用したDX推進支援を行う「BEAUTY DATA STUDIO」を始動

モノオク×東京都｜空き家問題の解決を目的とした実証実験促進事業の第一弾として世田谷区で物件運用を開始

音声ビジネスの可能性 ー Voicyに込められた創業者の想い

須原靖明

須原　靖明

マーケティング効率化SaaS「AutoStream」及び「siteflow」を展開する<a href="https://flux-g.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer">株式会社FLUX</a>は、DNX Ventures、Archetype Ventures、金融機関等を引受先とし、シリーズAラウンドにて総額10億円の資金調達を実行した。調達した資金は、開発費・採用費・広告宣伝費に充当する予定という。 <h2>背景と目的</h2>同社は、「テクノロジーをカンタンに」をミッションに、2018年5月に設立され、メディア収益化のOne-Stop-Solutionである「AutoStream」を2019年1月にリリースした。広告収益最大化機能を中心として、Analytics、視認性向上、Brand Safety、DMPなど、メディアの収益化に寄与する様々な機能を搭載したソリューションとして、リリースから2年で400件以上の契約を受注し、継続率は99%以上を維持している。また、数々のウェブメディアを支援してきた知見を活かし、新規事業であるメディア/中小企業向けウェブサイト作成サービス「siteflow」に今後注力していくという。「siteflow」は、ノーコードでありながらもカスタマイズ性の高いウェブサイトビルダーであり、制作会社に外注するのと同等のデザインクオリティでメディアやウェブサイトを作成出来るソリューション。現在は、メディア向けプロダクト「siteflow for Publisher」β版を提供しており、4月以降に一般企業向け「siteflow for SMB」をリリースする。上記ソリューション群を通し、工数のかかるマーケティングプロセスを効率化し、「テクノロジーをカンタンに」のミッションを実現できるよう、引き続き事業を推進していくという。 <h2>提供サービス</h2>■メディア収益最大化ソリューション「AutoStream」について「AutoStream」は、メディア収益化のOne-Stop-Solution。広告収益最大化機能を中心として、Analytics、視認性向上、Brand Safety、DMPなど、メディアの収益化に寄与する様々な機能を搭載している。<img src="https://auba-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/articles/2585/upload/TnadZEZNJDUBARWoB77_dg.png" class="auba-summernote-image" style="width: 100%;"> ■ノーコード ウェブサイト作成サービス「siteflow」について「siteflow」は、メディアや中小企業のウェブサイト作成サービス。コーディング不要にも関わらず、高いデザインクオリティで、サイトを構築することができるという。また、初期製作を顧客の業種/目的に合わせてFLUX側で全て行う「初期セットアッププラン」も利用可能で、顧客のニーズに応じた使い分けが可能。<img style="width: 100%;" src="https://auba-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/articles/2585/upload/pveoTsIU7LhxMcEtzT4H0A.png" class="auba-summernote-image"> <h2>引受先からのコメント</h2>■DNX Ventures Managing Partner 日本代表：倉林陽氏 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp;2019年のSeedラウンドに続く追加投資となりますが、今回のSeriesAラウンドではリードインベスタートして投資をさせて頂くこととなりました。FLUXは、DNXの過去のSaaS投資先と比べてもトップクラスの成長率を誇る、Publisher向けの業界特化型SaaSスタートアップです。既に業界で圧倒的なポジションを築いているHeader Bidding Solutionに加えて、今後リリースを控えている魅力的な追加機能が加わることで、更に革新的なプレイヤーになっていくことを期待しています。業界経験豊富でエネルギッシュなチームを、DNXは引き続きご支援させて頂きます。■Archetype Ventures　Managing Partner：福井俊平氏 &nbsp;FLUXは、メディアの収益化をフックに驚異的な速度で事業展開を進めており、前回のSeedラウンドに引き続き今回のシリーズAラウンドでも、Archetype Venturesとしては過去最大金額を追加投資させて頂くことになりました。マーケットの動向と顧客のPain、それに応じた確かな事業戦略、そしてそれを確実に実行する魅力的で強いチームと、成長を裏付ける構成要素を持ち合わせたこのスタートアップの更なる進化の旅路を、共に歩めることを大変嬉しく思っています。 ※関連リンク：<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000039289.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">プレスリリース</a>（<a href="https://twitter.com/tomoruba" target="_blank" rel="noopener noreferrer">TOMORUBA編集部</a>）

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富田直

眞田 幸剛

パイフォトニクス株式会社は、内閣府の「オープンイノベーションチャレンジ2019」および“デジタル・スマートシティ浜松”データ連携基盤を活用した実証実験プロジェクト「Hamamatsu ORI-Project」で実施した市街地におけるムクドリ被害対策テーマの成果を実用化し、携帯型鳥獣対策用装置「ホロライト・チェッカーズ」を開発したと発表。2021年4月1日から鳥獣による騒音や糞被害、農作物被害を受けている市町村や工場、農場向けに貸し出しサービスを開始する。 <h2>「ホロライト・チェッカーズ」の概要</h2>パイフォトニクスは小型軽量なキューブ型筐体から視認性の高い縦横25点のドット状光パターンを形成する「ホロライト・マトリクス」を製造、販売している企業だ。今回は、それを改良し、市松模様（チェッカーパターン）の光を高速に反転照射している。人間が知覚できない周期で点滅しているため、周囲にいる人間は不快ではなく、目の応答性の高い鳥獣は点滅して見えるので、光刺激を与えることができる。本製品は低消費電力であるために、バッテリーからの電力供給で持ち運びが可能となり、グリップにあるトリガーを引いて、簡単に遠方の狙った箇所へ光照射をすることができる。▼携帯型鳥獣対策用LED照明「ホロライト・チェッカーズ」の概要<img src="https://auba-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/articles/2587/upload/zzcwbeoy7uStEDfvsKahhA.png" class="auba-summernote-image" style="width: 100%;"> ▼「ホロライト・チェッカーズ」の照明光（スロー映像）<iframe frameborder="0" src="//www.youtube.com/embed/_RNz-W87CBs" width="640" height="360" class="note-video-clip"></iframe> <h2>「ホロライト・チェッカーズ」開発の経緯</h2>パイフォトニクスが本社を置く浜松市では10年以上前から中心市街地に飛来するムクドリの集団による騒音被害、糞被害の対策に頭を悩ませてきた。2019年に内閣府の公募型企画「オープンイノベーションチャレンジ」において浜松市はムクドリ被害対策を社会課題のテーマとして募集し、パイフォトニクスが提案した「安心・安全・面白い・光を用いたムクドリ対策」が採択された。パイフォトニクスは、過去に静岡県浜松市中区鍛冶町通りに集団で飛来するムクドリに高指向性LED照明「ホロライト」の光を照射してムクドリが飛び立つ様子を確認していた。本プロジェクトでは、改良した携帯型のホロライトでムクドリを追い払う実験を行ったという。2020年には、浜松市のデータ連携基盤を活用した実証実験プロジェクト「Hamamatsu ORI-Project」において「光と画像データを活用した中心市街地におけるムクドリ被害対策」が採択。本プロジェクトでは自動制御型のホロライトから光を照射してカメラで捉えたムクドリの動きを解析することで、データ分析を行う実験を行った。現場の追い払い業者の協力も得ながら、双方の実証実験を通じてムクドリ対策用のホロライトを開発したという。浜松市よりムクドリ対策の業務を受託した作業員からは、ムクドリの追い払い作業に絶大な効果があり、作業負荷の軽減につながるという報告が得られた。これらの実証実験の様子は複数のメディアに取り上げられ、全国の自治体などから多数の問い合わせを受けているという。佐賀県鹿島市ではカモの追い払い実証実験やカラスへの照射を行い有効性を確認。また、鳥に限らず一部の獣についても追い払いの有効性が確認されており、騒音や糞被害、農作物被害を受けている市町村や工場、農場向けに本製品の貸し出しサービスを開始することにしたという。 <h2>「ホロライト・チェッカーズ」の特徴</h2>１．無音・無臭・安全光による追い払いは無侵襲で安全な対策を実現。対策による騒音や異臭などの不快感を無くして住環境への影響を最小限に抑えることができる。２．作業負担の軽減貸し出しサービスには照明機材・電源アダプター・ポータブル電源・専用リュックがセットになっており、準備の手間がかからず即応可能。また周囲への配慮および安全確保など作業者の肉体的・精神的負担を大幅に削減することができる。３．遠方よりピンポイントで照射可能ホロライトの特性を活かし、離れた場所からでも光が拡がらずに狙った場所のみを照らせるため、光害を最小限に抑えることが可能。▼携帯型鳥獣対策用LED照明「ホロライト・チェッカーズ」<img src="https://auba-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/articles/2587/upload/RHFetbEuLvrvj6EvB8d6-Q.jpg" class="auba-summernote-image" style="width: 100%;"> ▼「ホロライト・チェッカーズ」使用イメージ<img src="https://auba-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/articles/2587/upload/1LcPUaEkRE62q8V8thyCfA.jpg" class="auba-summernote-image" style="width: 100%;"> ▼「ホロライト・チェッカーズ」によるムクドリ追い払いの様子<img style="width: 100%;" src="https://auba-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/articles/2587/upload/yTiAeETJbRL_l9J9irAciQ.jpg" class="auba-summernote-image"> ※関連リンク：<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000041665.html" target="_blank">プレスリリース</a>（<a href="https://twitter.com/tomoruba" target="_blank">TOMORUBA編集部</a>）

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<a href="https://www.fuller-inc.com" target="_blank">フラー株式会社</a>は、<a href="https://www.tokyu.co.jp/index.html" target="_blank">東急株式会社</a>と共同で、地域共助を支えるプラットフォームとなるスマートフォン（スマホ）アプリ<a href="https://www.common.tokyu.co.jp" target="_blank">「common（コモン）」</a>を開発し、3月30日に公開した。 今般のスマホアプリ開発を皮切りに、フラーは東急が手がけるデジタル領域における新規事業開発などの取り組みに“ワンチーム”で伴走し、強力に支援を展開していくという。 <h2>アプリを通じた新しい”まちづくり”を</h2>2022年に創業100周年を迎える東急は、鉄道事業を基盤とした「まちづくり」を事業の根幹に置きつつ、人々の日々の生活に密着したさまざまな領域で事業を展開している。特に近年、長年にわたり蓄積している知見を生かした、デジタル領域での新規事業開発に積極的に取り組んでいる。まちづくり領域に強みを持つ東急と、事業戦略の構築からプロダクト開発・グロースまでデジタル領域の全般に対応するフラーは、両社がこれまで培ってきた強みを生かすことで、まちづくりとテクノロジーを掛け合わせた新たなシナジーによる事業開発が実現できるとの狙いから、今般のスマホアプリの共同開発に至ったという。 <h2>「common」について</h2>アプリ名：common（読み仮名：コモン）公開日：2021年3月30日（火）対象地域：二子玉川駅周辺エリア　※順次、エリアは拡大予定。 <h2>アプリのコンセプト</h2>①	駅を中心とした生活圏単位でのコミュニケーションコミュニケーションできる範囲を、駅を中心とした生活圏単位とすることで、これまでのSNS（ソーシャルネットワークサービス）のような不特定多数でもなく、また特定の知り合いでもない、「同じ街に住む特定多数の人とのコミュニケーション」という新しい体験の実現を目指すという。 ②	マップ連動型のコミュニケーションすべての「投稿」、「質問」が位置情報を持つことでマップにも表示させる。街の中で「いつ」「どこで」「何が」生じたのかが直感的に確認することができる。マップ機能は今後更に拡張予定。 ③	安心した地域内コミュニケーション地域の中の人同士のコミュニケーションを円滑化させることを意図して、個人情報開示への不安を取り除き気軽な投稿を促すためユーザーは「匿名登録」としている。また、初期は自己申告制ではあるものの、今後は「その街の居住者かどうか」を認証する仕組みを取り入れていく予定。 <h2>アプリの主な機能（今後さらにアップデート予定）</h2>・街の”今”を共有する「投稿」街の中の景色やできごと、今後のイベントなどを同じ街に住む人達に共有する機能。街中にある“掲示板”のような役割を果たす。 ・街の課題を可視化して住民間で解決する「質問・回答」身の回りの知りたいことや、疑問、お願いしたいことなどを質問することで、同じ街に住む人たちと共同で解決していく機能。通常だと可視化されづらい地域に紐づく話題や課題を自然に浮かび上がらせ、緩やかな共助の関係を後押しする。 ・街への貢献の可視化投稿、質問・回答といった街での貢献活動を、数値として可視化する機能を盛り込む。ユーザーが「同じ街にいる他者」に貢献することで、より街を好きになるきっかけをアプリが作るという。 <h2>地域内のあらゆる生活シーンを支える「生活基盤プラットフォーム」へ</h2>「common」は地域共助のプラットフォームサービスとしてまずはスタートするが、将来的には、街の中にあるあらゆるサービスとつなげることで、一人ひとりのライフスタイルに応じた、地域内のあらゆる生活シーンを支える「生活基盤プラットフォーム」となることを目指すという。 ※関連リンク：<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000277.000005362.html" target="_blank">プレスリリース</a>（<a href="https://twitter.com/tomoruba" target="_blank">TOMORUBA編集部</a>）

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奥田文祥

竹崎一博(たけざきかずひろ)

曽田 将弘

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眞田幸剛

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百島安澄 | 株式会社doroguba

<a href="https://www.hakuhodo.co.jp" target="_blank">株式会社博報堂</a>と<a href="https://www.istyle.co.jp" target="_blank">株式会社アイスタイル</a>は、クライアント企業のビューティ領域におけるAI技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)推進、及び、ブランドとユーザーの関係性構築支援を目的に、「BEAUTY DATA STUDIO」を始動。その第一弾としてAI技術を活用した予兆モデル構築及びソリューションの共同開発を開始した。 <h2>プロジェクト開始の背景と今後の展望</h2>現在化粧品市場では、SNSの普及や新型コロナウイルス禍の影響で非接触化などが進み、広告や接客、購買などあらゆる顧客接点のDX化が加速。生活者の購買行動パターンの複雑化、多様化が進んでいる。その中で、データを活用したマーケティング活動の重要性が益々高まることが予測され、すでに様々な企業がAI技術を活用したデータ分析などに取り組んでいる。しかしながら、データを活用した「生活者が動く」アプローチの設計まで含めたソリューションの提供はまだ充分ではない状況。今回の「BEAUTY DATA STUDIO」プロジェクトでは、アイスタイルと博報堂の持つアセットを掛け合わせることで、購買のみならず、商品ページの閲覧、ライブ配信の視聴、カウンセリングの体験等、「生活者が動く」アプローチの設計まで一気通貫したソリューション提供を目指す。アイスタイルは、これまで美容系総合ポータルサイト「＠cosme」を通じて得られたビューティプロダクトの商品データ・クチコミデータ・購買データ等からなるデータベースを構築している。また、オンライン・オフライン共に美容に関心のあるユーザーに直接アプローチできる場を持つ。博報堂は、博報堂DYグループ全体で「“生活者データ・ドリブン”マーケティング」の対応力を強化し、これまで様々なデータの利活用に取り組んできた。生活者の情報行動・購買行動・意識等のデータに先端テクノロジーを掛け合わせて開発した独自の「生活者DMP（データ マネジメント プラットフォーム）」を基盤に、長年培われた強みであるプランニング力、クリエイティブ力、エグゼキューション力を駆使することで、質の高いマーケティング・ソリューションを提供している。<img src="https://auba-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/articles/2550/upload/ij1P25_HKOTWKt3xPDY6Fw.png" class="auba-summernote-image" style="width: 100%;"> アイスタイルの持つビューティデータと博報堂の持つ生活者DMPを活用した同プロジェクトの第一弾として、美容プロダクトの購買に繋がる生活者の意識や行動変化を多面的に捉え、AI技術を活用し、購買予兆モデルの構築を開始する。そこから得たデータによるユーザー理解をもとに、博報堂のマーケティング力・クリエイティブ力で生活者をワクワクさせ、行動を促す適切なアクションを設計し、美容に関心のある生活者が多く集まる「＠cosme」のプラットフォームを活用しながら、ビューティ企業向けの顧客獲得・育成ソリューションの開発に共同で取り組む。今後、クライアント企業との実証実験に取り組み、「生活者が動く」アプローチの精度を高めながら、新規顧客の獲得、将来顧客の育成やブランドファン化施策、さらにアイスタイルの持つビューティ特化型マーケティングプラットフォーム<a href="https://business.cosme.net/service/brandofficial" target="_blank">「Brand Official」</a>でのマーケティング分析の拡充など、ビューティ領域におけるブランドとユーザーの関係性の構築を支援するという。 ※関連リンク：<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000005126.html" target="_blank">プレスリリース</a>（<a href="https://twitter.com/tomoruba" target="_blank">TOMORUBA編集部</a>）

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園部光宏【株アカデミーrooming】

物置きシェアサービス<a href="https://monooq.com" target="_blank">「モノオク」</a>を運営するモノオク株式会社は東京都スタートアップ実証実験促進事業（PoC Ground Tokyo）にて空き家空き物件を同社サービス上で運用する実証実験を本格開始した。今回はその第一弾として世田谷区の物件にて実証実験を行う。また今回の実証実験に利用者として協力する者に、同スペースの利用料が2ヶ月間無料になるキャンペーンを実施する。東京都には現在約81万戸の空き家がありその利活用が課題となっている。今回の実証実験により、都内の空き家を「モノオク」公式スペースとして運用し、適切な収支モデルや運用方法を検証、その結果を発表することで、物置きシェアサービスのさらなる浸透を目指す。 <h2>同実証実験の背景</h2>「モノオク」は使っていない部屋や、押入れ、余った倉庫などをレンタル倉庫・レンタル物置きとして利用することで、従来より安価にモノが保管できる物置きシェアサービス。昨今、大きな課題となっている「空き家問題」に対して「モノオク」での解決を目指し、東京都スタートアップ実証実験促進事業（PoC Ground Tokyo）との取組みで世田谷区内にて実証実験を実施する。世田谷区は全国で最も空き家が多い地域であり約4万9千戸が空き家で、非常に大きな課題になっている。これは世田谷区の全世帯数のうち約10％に及ぶ。また、世田谷区は東京都で最もトランクルームの室数が多く収納サービスのニーズが高い地域でもある。そこでモノオクはこの課題を解決すべく「モノオク」が空き家・空き物件を運用し、活用できるかを実証し公開する。また今回の実証実験に伴い、2021年3月18日から4月30日までの間、モノオクが運営するスペースにトランクルームから乗り換えて対象スペースを利用開始する者に対して利用料が2ヶ月間無料になるキャンペーンを実施する。 <h2>空き家・空き物件活用 実証実験概要</h2>・目的：同実証実験は実際にモノオクが空き家・空き物件を運用し、活用が可能かどうかを実験するもの。スペースのオーナーから物件を提供してもらい、適切な収支モデルや運用方法を検証し、その結果を公開することで、物置きシェアサービスのさらなる浸透を目指す。・実施期間：2021年1月~3月（運用実験準備：1月〜、物件の本格運用：3月18日より）・エリア：東京都世田谷区内※2021年3月以降も独自で実証実験を継続し、3ヶ月後を目処に実証実験結果の報告予定 <h2>実証実験記念キャンペーン詳細と利用方法</h2>・利用開始申込期間：2021年3月18日〜4月30日・対象：期間中にトランクルームから乗り換えで利用を開始する方・対象スペース：世田谷区内でモノオクが運用している物件・キャンペーン内容：2ヶ月間のスペース料金が無料※注意事項 ・先着10名・6ヶ月以上継続利用する方 <h2>利用方法の一例</h2>・子供も大きくなり趣味のキャンプ用品などの収納スペースが足りなくなってきた・雛人形やクリスマスツリーなど普段は使わないけど収納するには困るもの・布団やコートなどの季節的に入れ替えするもの etc… <h2>モノオクの想い</h2>モノオクは空きスペースの活用を通して、仕事や結婚・出産・独立などライフスタイルの変化による住み方の変化をサポートするProptechのシェアリングエコノミーサービスです。昨今、ライフスタイルの多様化に伴い「収納スペース」と「生活スペース」は分離が進んできました。そして今回の新型コロナウイルスの感染拡大によってさらにライフスタイルは大きな変化をしており、より一層「収納スペース」と「生活スペース」の分離が顕著になっています。モノオクは代表の阿部が民泊を運営していた際に、友人の家電を民泊のスペースで保管したことがきっかけで生まれました。荷物を保管できるスペースはとても数が少なく料金も非常に高くとても課題が多い市場です。この課題は多様化している人々のライフスタイルを大きく制限し、生活するスペースに大きな不自由を生んでいます。そしてこの問題はサスティナブルなリソースを提供するシェアリングエコノミーという仕組みだからこそ解決できる問題だと確信しています。 ※関連リンク：<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000024093.html" target="_blank">プレスリリース</a>（<a href="https://twitter.com/tomoruba" target="_blank">TOMORUBA編集部</a>）

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しろくろ

白樫朋幸

眞田幸剛 | eiicon lab 編集長

眞田幸剛 | TOMORUBA編集長

コロナ禍をはじめとする、社会の変容が激しい昨今。よりスタートアップの重要性は高まっている。そんなスタートアップ起業家たちの“リアル”を追い、これからの未来を紐解きます。

STARTUP STORY

須原 靖明

須原　靖明