IDFAオプトイン化が与える計測ツールサイドへ起こる影響とは? #3
今回のブログではこの秋新しくリリースされるiOS14 より変更となるIDFAオプトイン問題についてラストである第3回目のブログをお送りします。
前回までのブログは以下からご確認頂けます。
#2「IDFAオプトイン化が与えるデマンド・サプライサイドへ起こる影響とは?」
3回目の内容として今回は計測ツールサイドへ起こると予想される影響について取り上げたいと思います。
計測ツールサイド(MMP)
IDFAのオプトイン化により、各アプリがユーザーにIDFA利用の承諾を得ることが求められ、今までリタゲ や広告キャンペーンごとの解析でも利用されていたIDFAの獲得が大幅に減少する見込みです。
これにより、
① 広告流入の計測値と媒体側数値との間でさらに乖離が発生する
<影響・対応>
→ 現状機能しているフィンガープリント計測の精度向上が必要
※ フィンガープリントとは
広告主が広告に接触したユーザーの識別をする為、ユーザーのフィンガープリントを作成・利用する方法。この方法では端末を推測する技術として個人情報は含まれておりませんが、プライバシー保護の観点からブラウザ側でCookie制御が入り始めており、今後使用制限される傾向にあります。
② 広告キャンペーンの効果測定(インストール、リテンション、課金データ)の為に利用していたIDFAの役割が失われる
<影響・対応>
→ 完全にSKAdNerworkに移行した場合、同様の効果測定機能が不足している為媒体ごとに分散されたデータの集約化が必要
まだ情報が少ない状況すが以下国内における主要計測ツール会社の見解です。
Adjust
AppsFlyer
今後モバイル広告業界では、iOS14の新しいルールに対応したデマンド・サプライサイドの持続可能なモデルを作る必要があります。
最後に今回のIDFA問題に対して弊社としてお手伝いができるサービス「BuzzAd」について簡単にご説明させて頂きます。
BuzzAdとは?
既存アプリへのSDKの導入とポイント連携を通して、クリック型リワード広告を配信することができる、広告配信プラットフォームです。原資なしで既存ユーザー向けにポイント還元し、リテンションを強化できる仕組みは、弊社本社がある韓国で生まれたサービスです。
【BuzzAdの広告インベントリー】
デマンドサイド
弊社が提供するBuzzAdのユニークな広告インベントリーはクリック型リワード広告(ユーザーの広告クリック・LPへのランディング等に対し少額のポイントを提供する広告)の手法を使用しています。特にEC、金融、商材系の広告とは相性が良くCPAの削減を実現しており、韓国の実績ではクライアント様の約80%から再出稿を頂いております。
これにより
→ 低予算の出稿でもCVRが高いユーザーに露出させることでマーケティングパフォーマンスを最大化
→ ユニークなクリック型リワード広告を利用する事で、今までリーチできなかった潜在顧客への訴求拡大
サプライサイド
BuzzAdのSDKを既存アプリに導入する事によりクリック型リワード広告を新たな広告インベントリーとして利用可能です。
<BuzzAdの仕組み>
これにより
→ 毎日貰えるポイントをフックとして、既存ユーザーの回遊数・継続率を増加
→ 導入済みの既存広告と競合しないBuzzAdの広告インベントリーを追加することで新たなマネタイズ手段の確保
→ 広告を原資とするポイント付与により持ち出し不要かつ、貴社ポイントの利用率・利用機会の増加に寄与
今までに無いユニークな広告インベントリで潜在顧客ユーザーを獲得したい広告主の方、新たなユーザーエンゲージメント方法やアプリ収益を改善したいアプリ事業者様がいらっしゃいましたら是非お気軽にお問い合わせ下さい。
また今回このIDFA変更による影響について取り上げましたが、まだまだ情報も少なくもし間違ってる箇所等があればご指摘・ご連絡頂ければ幸いです。
諸 俊赫株式会社バズヴィル
まだ日本では新しい、Androidのホーム画面上にチャットヘッド型アイコンを表示してユーザーにアプローチするアプリマーケティングソリューション「BuzzAd Pop」を提供しております。 既に日本では「JR東日本」「ロイヤリティ・マーケティング(PONTA)」「LINEショッピング」と協力し「ロック画面ソリューション」としてそれぞれのアプリを提供しております。
株式会社バズヴィル
事業責任者