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No.60/100【第3,674号】《  セレブ・ショッピング 〜 入場料払ってお買い物 〜》

No.60/100【第3,674号】《  セレブ・ショッピング 〜 入場料払ってお買い物 〜》

小島章裕

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*

〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_31]

No.60/100【第3,674号】《  セレブ・ショッピング 〜 入場料払ってお買い物 〜》

ハリウッドスターが店舗を貸し切って、買い物をしまくる。遠い世界の話ですが、もし、誰でもで「店舗貸し切り」ができたら? そんな願望を抱きながらこんなサービスを考えてみた。

<セレブ・ショッピング>

例えば、アパレルショップ。

(1)まずショップ側が営業時間後(閉店)の「貸し切り営業」ができる日を設定

(2)この日時に当店でお買い物をしたい方を限定数10名で募集

(3)顧客は応募の際、「店舗貸し切り権」として事前に10,000円(仮)を支払い

(4)「店舗貸し切り」の当日、店舗が閉店後、「店舗貸し切り権」を持った10人が入店

(5)10人は時間をたっぷり使いながらお買い物。お買い物の際、事前に支払った10,000円にプラス1,000円分のクーポン券が使え、実質11,000円分のお買い物が楽しめる

(6)普段聞けなかったコーディネートの相談を店員にしたり、今まで着たことない服を試着したり、買い物を楽しむ

店舗にとって、まず日時を自由に設定できる点がポイント。スタッフが揃う日を「貸し切り日」にすればスタッフ側の負担も減る。事前に支払った10,000円×10人分は確実に売り上げになり、なおかつ、貸し切りの特別感と店員の接客術で、さらに売り上げが伸びる可能性がある。

事前に入場料として「店舗貸し切り権」を支払うには理由があり、当日支払う金額が少なくなるため、たくさんお金を使った感がなく、より買いたくなる。

定期的に「店舗貸し切り」を設けるなら「平日」はクーポン比率を高めたり、売り上げを確保したい決算期や月末は、連日設けたり。

「カリスマコーディネーターが来店します!」など、店舗主導で販促が仕掛けられる点がより面白い。こんなサービスがあったら、「商品を買う」というより「お買い物を楽しむ」ことができる。

新常態(ニューノーマル)の入店制限を逆手にとり、特別感を出して買い物を楽しんでもらうのはいかが。

◆◆◆発想の起点◆◆◆

『夢を売る』

小島:答え合わせは1年後

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▼執筆者の小島とは?

私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。

しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。

上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。

社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。

▼あるものを活かして、ないものを創る専門家

『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム

https://iiidea.jp/

小島章裕

代表取締役

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