No.34/100【第3,648号】《席決め係「AI」 〜機械が決めた方がいいこともある〜》
小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜
[発行:2020_05_22]
No.34/100【第3,648号】《席決め係「AI」 〜機械が決めた方がいいこともある〜》
訪問先へ行く途中、少し時間が空いたので近くのカフェへ。お店へ入り、コーヒーを注文、出来上がりを待つ間、
店員「お席はこちらでご案内させていただきます」
と紹介されたのがタブレット端末。
<タブレット端末>
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お席をご案内させていただきます
〔1人〕 〔2人〕 〔3人以上〕
(分散してご利用お願いします)
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指定のペンで画面をタッチする
※使用したペンは「使用済み」に入れる
<タブレット端末>
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窓際 D席2番
店内奥をご希望の方は
こちらをタッチしてください
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店員「ごゆっくりご利用ください」
私「ありがとうございます」
店内の様子をカメラで撮影し、「AI」が店内の混み具合を分析し、できるだけ客同士の間隔が狭くならないように席を決める。「陽が差し込まない奥がいい」という要望は、もう一度タッチすると別の席を案内する。
画面表示を工夫すれば
・「パソコンを使いたい」
・「ゆっくり読書をしたい」
・「3人座りたい」など
アレンジができ、時間帯別の「店の利用目的」がわかれば商品・サービス開発に情報が活かせる。
ファミレスなどフルサービスのお店は、店員に客ごとの滞在時間を色で知らせ、お水の交換や追加注文などベストなタイミングを教えてくれる。また、席の案内でクレームを言われたり、接触する回数を減らすことで店員の負担が軽減できる。
◆◆◆発想の起点◆◆◆
『機械的が活きるシーン』
小島:答え合わせは1年後
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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/
代表取締役