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モビリティスタートアップのnewmoがシリーズAで総額179億円を調達 自動運転タクシーへ本格参入

モビリティスタートアップのnewmoがシリーズAで総額179億円を調達 自動運転タクシーへ本格参入

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モビリティスタートアップのnewmo株式会社は、シリーズAラウンドの最終クローズを発表した。今回、新たに全国12の地域金融機関系ベンチャーキャピタルなどから第三者割当増資によって12億円を調達し、シリーズAラウンドの累計調達額は179億円に到達。創業以来の累計資金調達額は199億円となった。

設立からわずか1年半で地域交通の要に

newmoは「利用者視点に立ったサステナブルな地域交通の実現」を掲げ、人口減少や移動の担い手不足といった社会課題の解決を目指すモビリティ企業だ。大阪府内では既に3社のタクシー事業者をグループに迎え入れ、1,000台以上のタクシー車両と1,500名超の従業員を擁する規模に拡大している。タクシーやライドシェア、配車アプリなどのサービス展開にとどまらず、AIを活用したタクシー会社業務のDXや、オペレーションの集約・統一による経営効率化にも取り組んできた。

地域金融機関の期待を背に追加調達を実施

今回の追加調達では、地域に根差した金融機関系ベンチャーキャピタルを中心に新規投資家が参加。Dual Bridge Capital、いわぎん未来投資、紀陽キャピタルマネジメント、京信ソーシャルキャピタル、ごうぎんキャピタル、ニッセイ・キャピタル、ほくほくキャピタル、広島ベンチャーキャピタル、フィデアキャピタル、ミライドア、りそなキャピタル、琉球キャピタルなど、多様な地域VCが名を連ねている(五十音順・敬称略)。地域の交通課題の解決と経済活性化を両立させるnewmoのビジョンに、全国の地域金融機関が高い期待を寄せている形だ。

大阪から自動運転タクシー事業を始動

今回の資金調達により、newmoは既存のモビリティサービスの高度化に加え、次の一手として自動運転タクシー事業への本格参入を決定した。まずは大阪での事業化に向けた準備を進め、将来的には人口減少やドライバー不足といった社会的課題の解消に直結する新しい移動インフラを提供していく計画だ。「移動で地域をカラフルに」というミッションを掲げるnewmoは、地域資源とテクノロジーを掛け合わせた持続可能な交通インフラの構築を目指している。単なるタクシー会社の枠を超え、地域交通のプラットフォーム企業として、AI・DX・自動運転などの技術を積極的に取り入れながら、交通を起点に地域の未来づくりに挑む。newmoの取り組みが、地域社会と交通のあるべき姿をどう変えていくのか注目が集まりそうだ。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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  • 福島大樹

    福島大樹

    • サミット工業有限会社
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  • 木元貴章

    木元貴章

    • 有限会社Sorgfalt
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  • 中務稔也

    中務稔也

    • フリーランス
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