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データサイエンススタートアップのDATAFLUCT、シリーズAの資金調達、マルチモーダル機械学習で勝負します。

データサイエンススタートアップのDATAFLUCT、シリーズAの資金調達、マルチモーダル機械学習で勝負します。

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久米村隼人

2021.4月20日にプレスリリースを配信しました。

データサイエンスで社会課題を解決するDATAFLUCT 東京大学エッジキャピタルパートナーズからシリーズAラウンドで3億円の資金調達を実施

2019年設立、JAXAベンチャー※1に認定された当社は、活用ハードルが高い衛星データをより身近な存在にし、ビジネス創出や企業課題・社会課題の解決に役立てたいという思いからスタートしました。 ...prtimes.jp

データ活用支援のDATAFLUCTが3億円調達、スタートアップスタジオモデルで2年後の上場目指す | TechCrunch Japan

「多くの企業は、データを会社の中で腐らせてしまっています」。そう話すのは、データサイエンスビジネスを展開する DATAFLUCT(データフラクト)CEOの久米村隼人氏だ。同社は2021年4月20日、 東京大学エッジキャピタルパートナーズ…jp.techcrunch.com

DATAFLUCTってどんな会社なんだろう、と検索いただいた方向けにプレスリリースで書けなかった事業領域とDATAFLUCTが挑戦する10の事業領域について解説したいと思います。

1.DATAFLUCTとは

DATAFLUCTは、

「データサイエンスで社会課題を解決する」というミッションと「データを商いに」というビジョンを持った「データサイエンススタジオ」

です。この説明だけでデータを3回使っているので、データの会社とだけ覚えていただければと思います。

「データ活用といえばDATAFLUCT」

とお見知り置きをいただければと。

2.届けたいバリュー

ミッション実現のために、社会的な影響力を持つ企業に対して、

「データ活用の民主化」

を実現するために、

「データ活用の技術的な課題解決」と「ビジネスモデルの発明によりさまざまな業界のビジネス上の課題解決」

を推進しています。

データサイエンスは一部のエンタープライズ企業のものだけになっているので、いかに安価にみんなが使えるようにするか、に拘っている会社です。

よく、研究者がたくさんいるAIベンチャーと何が違うんですか?と聞かれますが、弊社は、AIを発明する会社ではなく、ビジネス実装する会社と答えています。「研究者」と「ビジネス実務者」の間には大きな隔たりがあります。

私は、理系院の出身であり、現在は、JAXA非常勤職員であり、ビジネス現場でも10年以上データサイエンティストとして仕事をしてきました。DX案件も70社ほどやってきましたし、自分でも30本の新規事業をリリースしてきました。

新しい技術をビジネスの現場で活用していくことにとても大きなハードルがあることに気づきました。この「先端技術」と「ビジネス」のギャップをうめていくためにどんなことをすればいいか考えた結果、

技術を簡単に使える技術の発明

に辿り着きました。私はデータが得意なので、データサイエンス分野に絞り、とにかく、

データサイエンスの恩恵が受けられる導入しやすいサービスを多くの企業に届けよう

と考えました。その手段として

さまざまな業界に同時多発的に事業を展開するスタートアップスタジオモデル

を採用しており、これによって、数十の業界に食い込むことに成功しています。この辺の苦悩は過去のmediumを読んでいただけると嬉しいです。

3.テクノロジー

あくまで「データビジネススタートアップ」として売っていきたいのだけど、技術的には

マルチモーダル機械学習

という技術を保有しています。

マルチモーダルとは、さまざまな種類のという意味であり、

マルチモーダル機械学習とは、

複数の種類のデータを活用した機械学習

のことを指します。

マルチモーダル学習とかマルチモーダルAIとかの例としてあげられるのは、テキストと表情、音声をリアルタイム合成させて、感情分析する例です。これは、「画像」「音声」「テキスト」というデータから、「感情」というアウトプットを出しています。

DATAFLUCTはJAXA認定の衛星データ活用ベンチャーとして起業した結果、衛星データだけでなく、気象データ、人流データ、テキストデータ、不動産データなどさまざまな種類のデータを組み合わせて、マルチモーダル機械学習サービスを10数本世の中に出してきました。

マルチモーダル機械学習

多種多様なデータを活用することで、企業はすくないデータでも「インサイト」を生み出すことができることができます。

たとえば、DATAFLUCTでは以下のような取り組みをしてきました。

1.モバイルのデータや検索データや不動産データたくさんを活用して、未来の人流を先読みして、出店の成功確率を高めるサービス

2.気象データと青果の相場取引データとPOSデータを分析することによって、未来の野菜の価格を予測し、安定的な調達を実現するサービス

3.Twitterのデータとクライアントの広告出稿データを分析して、意味があった広告施策やTweetを抽出するサービス

など。ビジネス目標から一見すると、遠いデータを仕入れることによって、ビジネスの成功確率を高めていくという取り組みになります。

これから、IoT化が進み、クラウド活用が進む中で、分析が難しい「非構造データ(画像・テキスト・音声・IoTなど)」が溢れかえると思います。一つ一つの技術を磨くのではなく、それらを「統合」して、インサイトを生み出し続けるのがDATAFLUCTの役割だと考えています。

多くの会社がDXに取り組めば取り組むほどデータで溢れる社会になると思います。さまざまなデータ、さまざまな業界の課題をたくさん解き続けることによって、「マルチモーダル機械学習プラットフォーム」を展開していくことが戦略に柱になっています。

マルチモーダル機械学習の領域で世界一を目指します

4.事業領域

創業から2年3ヶ月が経った現時点で事業領域が10あります。

DATAFLUCT事業領域(2021年春時点)*一部抜粋

この10事業は、PoCをやって、事業化のタイミングを待っているものもありますし、ガッツリ収益化しているものもあります。新型コロナウィルスの影響でローンチできなかったもの、With コロナで焚き付けられたものもあります。興味があるテーマがあればぜひご連絡ください!!!

たとえば、SmartCitySeriesでは、「コンセプト」「プロトタイプ」のみを発表しています。

https://datafluct.com/smartcity/

こんな考え方で社会課題を解決していきたいというビジョンを自ら掲げ、そこに共感してくださる企業様と仕事をしています。

最近では、エイプリルフールのプレスリリースで

現実世界の人間活動/企業活動/社会活動をリアルタイムに反映する究極のデジタルツイン『DATAFLUCT digital twin.』2040

を発表しました。

DATAFLUCT 2040 vision : あらゆる経済活動・企業活動のDigital Twinを実現した社会

未来はとてもワクワクするものだけど、未来に進むために、人類は最適な選択をし続ける必要があります。

“IT社会の進化とカーボンニュートラルをどう実現していくか”

“おいしいものが できるだけ捨てずに、必要な量だけ食べられるようにするためにサプライチェーンをどう改善するべきか”

“人々の購買活動や意思決定にサスティナビリティの観点をどう実装していくか”

など、経済活動・購買活動・企業活動が他の社会全体に影響を及ぼしてしまう、この世の中に「データ」という科学的な手段を与えてくれました。

現実世界のデータをすべてサイバー空間でシミュレーションすることによって、失敗を繰り返せます。サイバー空間だけで失敗して、現実空間では、サスティナブルな社会を実現するための意思決定をしようじゃないか、という思いをこめて、19年後のプレスリリースを書きました。

DATAFLUCTでは、一緒に社会課題を解決していくパートナーを募集しております。

久米村隼人株式会社DATAFLUCT

株式会社DATAFLUCT

代表取締役CEO

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