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DATAFLUCT×東芝デジタルソリューションズ | 店舗の来客数予測を最適化する機械学習ソリューションを発表

DATAFLUCT×東芝デジタルソリューションズ | 店舗の来客数予測を最適化する機械学習ソリューションを発表

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株式会社DATAFLUCTと東芝デジタルソリューションズ株式会社は、店舗単位の来客数予測を最適化する機械学習ソリューションを発表した。

本ソリューションは、DATAFLUCTが持つ専門家なしで高度な機械学習を実現する「DATAFLUCT cloud terminal.」と、東芝デジタルソリューションズが持つリアルタイム分析可能なクラウドデータ基盤「GridDB Cloud」を連携させることで実現したものだ。本ソリューションにより、従来は専門家や複雑なデータ基盤なしでは実現が難しかった店舗ごとの来客数予測を、簡単に短時間で行うことが可能になる。

両社は2020年5月に株式会社東芝が新規事業の創出を目指して開催した「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2020」に参加し連携を開始した。その成果が本ソリューションで、今後DATAFLUCTが販売を行う。

開発に至った背景

これまで、店舗の来客数予測の多くは、属人的な勘や経験によって行われてきた。しかし、社会情勢の大きな変化やそれに伴う消費者行動の変容には対応しづらい上に、周辺環境や客層といった特性の異なる店舗には当てはまらないなど、勘や経験の通用しない時代を迎えている。

このような難局からの脱却を目指す手法のひとつがデータ活用だ。データを使って店舗ごとに予測した来客数や客層に合わせ、商品発注量の調整や陳列タイミングなどで的確な意思決定を行い、売り上げの最大化を図る。

しかし、蓄積されたデータの分析が不十分だったり、データの構造がバラバラで分析に活かせなかったり、データサイエンティストが不足していたりすると、高精度の予測モデルを作成できない。

それらの課題を解決するため、「DATAFLUCT cloud terminal.」と「GridDB Cloud」を組み合わせ、自社データ、外部データを用いた高精度の予測モデルの作成を実現した。これにより、簡単かつ短時間での店舗ごとの来客数予測や、消費者の購買行動分析ができるようになったという。


今後の展開

本ソリューションのリリースに伴い、両社はPoC(概念検証、proof of concept)に適用した結果をまとめたホワイトペーパー「店舗単位の来客数予測を最適化する最新機械学習アプローチ」を作成した。本ソリューションが、店舗運営にどのような効果を与えるかについて、ケーススタディと共に紹介するものだという。

また自社の事業に機械学習による予測を活用したい人たち向けに、より確かな予測を行う上で重要となるポイントを説明するオンラインセミナーを5月19日(水)に開催する。下記プレスリリース内の申込みサイトより申し込み可能だ。

これからも両社は、発電予測や故障予兆検知など、さまざまな分野で機械学習を使った予測システムを提供していく予定だという。


株式会社DATAFLUCTと「DATAFLUCT cloud terminal.」について

DATAFLUCTは、「データを商いに」のビジョンのもと、データから新たなビジネスを創出し、企業と社会に価値を生み出すデータサイエンス・スタートアップスタジオだ。衛星画像からPOSデータまで幅広い分析実績をもち、技術やデータにこだわらず、業界をこえたアルゴリズム構築が可能。多彩な自社サービス開発の知見を活かしたDX支援のほか、データ活用でSDGsに貢献することを目指し、ビジネスと社会貢献を両立させる新規事業開発にも取り組んでいる。

「DATAFLUCT cloud terminal.」は、AWS、Azure、GCPのマルチクラウド環境に自社データをアップロードするだけで、簡単・安価・スピーディーにAutoML(自動化された機械学習)でモデルの構築およびデータ分析ができる機械学習プラットフォームサービスだ。AutoMLにかかる時間を短縮できるほか、機械学習や深層学習の知識の少ないユーザーでも、高精度な機械学習モデルを作成できる。

東芝デジタルソリューションズ株式会社と「GridDB」、「GridDB Cloud」について

東芝グループは、製造業として長年にわたり培ってきた幅広い事業領域の知見や実績と情報処理やデジタル・AI技術の強みを融合し、サイバーフィジカルシステムテクノロジー企業として成長することを目指している。

東芝デジタルソリューションズ株式会社は、デジタルソリューション事業領域の中核企業としてデジタルトランスフォーメーションを推進し、システムインテグレーションおよびAI・IoTを活用したサービスソリューションを提供している。

「GridDB」は産業や社会を支える多種多様なシステムを構築・運用してきた知見・実績を基に、同社が開発したスケールアウト型データベースだ。 膨大な時系列データを効率よく蓄積し、高い性能をスケーラブルに発揮できる。「GridDB Cloud」はGridDBをパブリッククラウド上のマネージドサービスとして提供するクラウドデータ基盤。クラウドネイティブなアプリケーションとの連携を促進する。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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