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AI技術を用いたデータ活用に関する事業のご紹介~DXの時代に備えたソフトウェア開発~

AI技術を用いたデータ活用に関する事業のご紹介~DXの時代に備えたソフトウェア開発~

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井村喜洋

はじめまして。

セカンドセレクションの野崎です。

まだ入社2年目ですがデータ活用テクノロジー、特にAI技術の機械学習に取り組んでいます。

今回は弊社で取り組みを開始したDX事業領域の中で「データ活用の取り組み方」をご紹介していきたいと思います。

  1. 目次データ活用ソリューションとは
  2. 弊社が行う4つのステップ
  3. 本質的な課題設定
  4. 「記録」のデータ化
  5. 機械学習による情報抽出
  6. 情報による課題解決
  7. 弊社の強み
  8. データ活用がDXの鍵
  9. 技術障壁の低下
  10. データ化しても使えない
  11. まとめ

データ活用ソリューションとは

まずは、コンセプトをご覧ください。

弊社が行うデータ活用は、「記録から価値へ」と「寄り添い」をテーマに掲げています。

このテーマは

会社に埋もれている記録を利益に直結する情報に変え、お客様と一緒に寄り添いながら有効な価値を見つけていく

という意味です。

 

企業様がデータ活用を進めようと思った時に良くお聞きする課題を一言で言うと、

「データ活用により企業の価値を上げていきたいが、自社にはデータがない」です。

 

そのような企業様の課題を前提に「弊社のデータ活用ソリューション」をまずご説明致します。

弊社が行う4つのステップ

1.お客様との十分なヒアリングを通じて、解決したい本質的な課題は何かを設定していきます。

2.通常社内には、記録(数値、報告文章、メモ、音声など)を大量に蓄積しています。これらの「記録情報」を、統計処理や可視化などを通じて、使える「データ」にしていきます。この段階で「データ」が顕在化されます。

3.データ化を行ったところで、機械学習やディープラーニングで特徴探索・ルール探索・関係探索を行い、「データ」から価値のある「情報」として抽出していきます。

4.企業様独自の「情報」からお客様の課題解決、価値に繋がる結果を提供していきます。

どんな企業様でも過去から蓄積されてきた貴重な「記録」が多量にあるはずです。

この記録を「情報」に変え、そこから有効な「価値」をお客様と一緒になり、見つけ出していくのが弊社のデータ活用の「寄り添い」のプロセスとしています。

 

弊社の強み

弊社のようなシステム開発企業が、なぜデータ活用サービスを開始するのかをご説明していきます。

弊社は、制御系ソフトウェア開発を10年以上進めてきました。

その中で培ってきた2つのコア技術があります。

・エッジコンピューティング:デバイス・センサーからデータを収集・蓄積出来る通信技術

・ストレージ技術:データを蓄積・見える化するWebやクラウドの技術

データ活用サービスをする企業は現在多く存在しています。

しかし、現状では以下のような課題があると弊社は考えています。

・データ活用サービス企業はIT構築がコア技術ではないのが一般的

・IT構築企業はデータ活用サービスはコア技術ではないのが一般的

・大手企業なら2つを対応できるが、お客様からするとは予算的に難しい

以上の3つの背景で、現実にはなかなかデータ活用をやろうと踏み込めない企業様が多いのではないでしょうか。

弊社ではシステム開発力にデータ活用技術を加えることで、上記課題を克服し、中堅企業の強みであるフットワークの軽さと柔軟な対応力を武器にデータ活用に取り組んでいきます。

つまり

・IT開発を長年手掛けてきた弊社の技術資産である「エッジコンピューティング」、「ストレージ技術」を武器に「データ活用技術」を加え3層の技術構造を構築する。

・3層の技術構造により、データの収集から蓄積・見える化、そしてデータ活用までを「ワンストップ」で、他にはないサービスを提供することができる。

・データありきではなく、データになっていない社内の記録情報からデータを抽出しながらデータ活用を進める画期的なプロセスを提供できる。

以上が弊社がデータ活用でお役に立てる理由です。

データ活用がDXの鍵

弊社がデータ活用事業を構築してきて気づいたこと、感じたことを最後に整理します。

是非ご参考にしてください。

技術障壁の低下

機械学習(AI)の仕組みや技術は、tensorflow、keras、pytorchと便利なライブラリやAmazon、googleなどから構築済みAIサービスが出てきており、技術障壁がどんどん低下している。

⇒誰でも使える技術となってしまっており、仕組みでは差別化は出来ない。

今後は「記録を情報に変える力」が重要な成功要因になると認識しております。

データ化しても使えない

・現場には「すぐ使えるデータ」なるものは、実はあまりなかった。

⇒ビッグデータと騒がれたのはごく一部の領域

しかし現場には山のように埋もれている記録(数値、文章、メモ、音声等)はある。

この記録に着目して、この貴重な「記録を情報化すること」が今後はデータ活用の成功要因となると認識。

 

まとめ

弊社が行き着いた気づきと考え方として

「データが無いとできない」ではなく、記録からデータを見つけながら、企業様の真の価値(Value)を一緒に見つけていくという「寄り添いプロセス」、それを繰り返しながら迅速に進める「アジャイル開発」を成功要因として取り組んでいくのが成功の鍵と認識しました。

 

以上、弊社のデータ活用の取り組みについてお話をさせて頂きました。

弊社のエンジニアがしっかりサポートいたします。

 

弊社がご提供出来るソリューションや技術情報も今後ブログで順次ご紹介していく予定となっておりますので、是非そちらも一読ください。

 

応援コメント、感想などお待ちしております。

【お問い合わせ先】

ss-iot@secondselection.com

弊社HPもご覧ください

井村喜洋株式会社セカンドセレクション

もともとLinux制御系ソフトウェアエンジニアとして、IoTシステム開発を40年継続してきました。

株式会社セカンドセレクション

代表取締役

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