
最も優れた取組には「内閣総理大臣賞」を授与——第8回を迎える『日本オープンイノベーション大賞』公募開始
内閣府は、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を表彰する「日本オープンイノベーション大賞」の公募をスタートした。オープンイノベーションの取組で、模範となるようなもの、社会インパクトの大きいもの、持続可能性のある取組をしている団体または個人の応募を受け付けている。(※提出期限:令和7年8月4日(月)17:00必着)
日本オープンイノベーション大賞の趣旨・目的
「日本オープンイノベーション大賞」では、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ、新しい価値を生み出すオープンイノベーションの重要性に鑑み、スタートアップや中小・大企業、大学、研究機関、行政機関等の幅広い連携を対象に、連携の工夫やその仕組み作り等に着目した選考を実施。
今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を称えることで、日本におけるオープンイノベーションの推進を図る。同大賞は、2018年度に創設され、今回が8回目となる。
※オープンイノベーションとは 企業、大学、研究機関、行政機関など様々な主体が、自前主義でなく、外部との連携により、研究開発 能力、技術的知見、人的資源、資金等を組み合わせ、効率的・効果的にイノベーションを創出する取組。
表彰の対象
(1)連携の工夫や仕組みづくり等において優良な事例または着想
科学技術イノベーション創出に係る活動において、外部と連携する際の工夫や仕組みづくり等において先導性又は独創性が認められるもの
(2)将来の社会や産業の在り方に革新をもたらすこと等が期待される事例または着想
持続可能な開発目標(SDGs)を始め、現在から将来に渡り存在する、もしくは、出現することが予想されるニーズや課題の解決等を通じて、社会や産業の在り方に革新を起こすことが期待される先導的又は独創的なもの
(3)その他科学技術イノベーション創出に係る活動の推進に資する事例または着想等
その他、科学技術イノベーション創出に係る活動の推進に多大な貢献若しくは他の模範となることが期待されるもの
表彰の種類
政府各省庁の担当分野ごとに大臣表彰、長官表彰をするとともに、経済団体、学術団体の会長賞の表彰を行う。各賞の中で最も優れたものを内閣総理大臣賞として表彰。表彰の種類は下記のとおり。
●内閣総理大臣賞
●科学技術政策担当大臣賞
●総務大臣賞
●文部科学大臣賞
●厚生労働大臣賞
●農林水産大臣賞
●経済産業大臣賞
●国土交通大臣賞
●環境大臣賞
●スポーツ庁長官賞
●日本経済団体連合会会長賞
●日本学術会議会長賞
応募方法について
提出書類の様式及び提出先は、「日本オープンイノベーション大賞」ウェブサイトから取得、確認が可能だ。
提出期限:令和7年8月4日(月)17:00必着
関連リンク:プレスリリース
(TOMORUBA編集部)