フェイスシールドの次はシースルーマスク?
マスク着用で感染予防においては安心でも、失われてしまうのが顔の表情。日本では、サービス業従事者の方々を中心にフェイスシールド着用も定着しつつあります。スイスでも、表情を重要視した研究者たちが2年間かけて開発を進めたシースルーマスクが、ようやく製造段階となりました。その名も「HelloMask」!
シースルーマスク「HelloMask」に使用されている素材サンプル© Alain Herzog
まずは医療従事者向けの製造を開始し、ゆくゆくは一般商品化可能性も視野に入れています。いずれ、フェイスシールドと並んだ人気商品となるでしょうか!?
HelloMaskを開発したスイス連邦工科大学(EPFL)とスイス連邦材料試験研究所(Empa)は、どちらもスイス・イノベーションが運営するテクノロジーパークに所属する機関です。マスク関連や医療用保護素材開発に取り組む日本企業の皆様、EPFLやEmpaとの共同開発はいかがですか。
松田 俊宏在日スイス大使館
スイス国内で6ヶ所のテクノロジーパークを運営。世界各国からの企業とスイスの研究機関が集まる研究開発拠点として、日本企業のスイスでのオープンイノベーションプラットフォームを提供しています。
在日スイス大使館
スイス・ビジネス・ハブ 投資促進部