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DXを通じ、顧客の経営改革の実現のために/株式会社フライウィール

DXを通じ、顧客の経営改革の実現のために/株式会社フライウィール

松本 悠嗣

こんにちは!AUBAカスタマーサクセスチームの松本です!

今回は、データ価値最大化を推進するスタートアップであるこちらの企業をご紹介!

株式会社フライウィール

※AUBA利用歴1年3ヶ月/コンタクト実績19社/共創中3社 

https://auba.eiicon.net/projects/30410

●事業における課題、オープンイノベーション実践の背景は?

ーー本日はよろしくお願いいたします。今回お話を伺うのは、ビジネス統括部長の𠮷野祐輝さんです。さっそくですが、まずは事業内容を教えてください。

 弊社は、「データを人々のエネルギーにする」をミッションとして掲げる、経営改革を支援するデータソリューションプロバイダーです。

 日本社会においては、すでに自社内のデータ蓄積の動きは活発化している一方で、社内でのデータ共有・活用までたどり着けていない状況が散見されています。事業部を横断したデータ連携までできておらず、まだまだ勘や経験を軸に業務を遂行している企業様がいらっしゃいます。弊社としては、属人化した判断によってデータドリブンな意思決定が組織間で共有されないといった顧客の課題解決のため、データを各事業部から集め、一気通貫してサービス提供を行っております。結果的に、お客様の中で新規事業の創出やオープンイノベーションを実現しています。

 詳しく説明しますと、企業内・企業間に点在する膨大なデータを、Conata(コナタ)™(以下、Conata) という弊社独自のデータ活用プラットフォームを使用して整備・統合をし、オペレーションの効率化によるコスト削減、および向上を通してのデジタル運用・経営改革に導くといったことを行っております。Conataは、主にデータ基盤を構築し、それをAIやデータをソリューションとして活用可能にするプラットフォームです。

 機能は主に2つあります。一つ目は、独自のアーキテクチャーを用いたデータ基盤です。拡張性を持ったデータ整備・処理を実現しているため、社内で保有しているさまざまなデータをそのまま使うことができます。また、独自のオントロジー技術(コンピュータがデータを意味として理解できるようにする処理)により横断的なデータのつながりを明らかにします。

 二つ目は、多様なニーズに応えるオファリングです。オファリングとは、データ可視化や計測、検索、レコメンドなど、データによる素早い課題解決を可能にする機能群です。お客さまのニーズに応じてオファリングを組み合わせても単体でも活用することができます。

 弊社の製品は特定の業界に特化した製品ではなく、あらゆる業種業界で活用可能な製品ですので、様々な業界の顧客層がおります。データのサービス提供が多い業界としましては、小売業界や通信業界の企業様に利用していただいております。

 弊社の強みは、データ活用支援に特化したチームです。具体的には、データ活用技術の知識に富んだ人材で編成されたビジネスチームと、ビッグデータの扱いに精通したGAFAM出身のエンジニアが多数在籍している開発チームが在籍しています。そのため、ビジネスと技術の両側面からお客様に伴走することができるのが大きな特徴です。

ビジネス統括部長/𠮷野 祐輝 様

ーー企業のニーズに応じながら、サービスの提供が行われているのですね!では、他社との共創/オープンイノベーションに取り組もうと思われた背景を教えて下さい。 

 弊社サービスの活用方法は、それぞれのお客様によって異なるものになっております。企業様特有の課題やニーズに対応するため、オープンイノベーションに取り組もうと考えました。

 AUBA利用前は、データ活用に関心がある企業様とのコネクションが掴みにくい状態でした。以前は人からの紹介でお話を展開させていただくことを行っていましたが、話をさせていただいた方がデータ分析とは無関係である場合や、データ関連の課題がない方であったりと紹介とはいっても事業の拡大や、顧客に合わせたソリューションの提案をしていくのが難しい状況でした。

 そのような中でAUBAを利用したきっかけは、弊社の事業内容と共創シナジーの高い鉄道会社様とのリレーションを模索していたためです。弊社が提供している、「人流の分析を活用したプログラマティックな屋外広告のデジタル配信」サービスを鉄道会社様に知っていただき、何か協業できないかと考えていました。AUBAでは、様々な鉄道会社様が利用していることに気が付き、利用し始めました。

●AUBAをどのように活用しているのか?

ーーAUBAをご利用いただく際に工夫されている点はございますか?

 1点目は、AUBA上の企業PRページを充実させるということです。ご担当いただいたAUBAコンサルタントにアドバイスをいただき、わかりやすい写真を掲載したり、既存の顧客様名を含める、など様々なコンテンツを盛り込みました。

 2点目は、メッセージの内容の工夫です。当初は、弊社ができることをメッセージで送っていたのですが、回答率が芳しくありませんでした。コンサルタントの方にアドバイスをいただき、構成を分けることにしました。初めにAUBA登録のきっかけについて、そして自社の紹介、共創の紹介、共創内容やビジョン・プラン内容、当社の強み、最後にカジュアル面談希望、という流れのメッセージに変更したところ、大幅に反応が変わりました。最初は先方の課題内容を踏まえてメッセージを書いていたのですが、ビジョンや、実現したい社会像を含めることで、将来像をイメージしていただきやすくなったことがよかったのかなと考えています。

ーーAUBAをご利用されてみての印象をお聞かせください。

 最初に使い方を教えていただけたのが大きかったです。具体的にいうと鉄道、インフラ業界で何か協業ができないかと考えていたのですが、AUBAコンサルタントの方に弊社のサービスと価値についてお話をさせていただいたところ、多様な価値軸で企業様を紹介いただきました。鉄道業界にとどまらず、様々な企業様を紹介いただけたのがよかったです。

●活用による成果/変化は?

ーー実際にお取り組みに進まれているお話はございますか?

 最近は、某薬品・医療系メーカー大手企業様との話が進んでいます。卸売業界との関係強化を図りたいということで、弊社のデータソリューションの提供を検討いただいています。例えば、需要の予測等を行うことで、データを通じての販路拡大を実現することができるのではないかと考えています。現在、議論を重ねつつ、ニーズの分析や、どういった方向性で進めていくのかを具体的に話し合っている状況です。

 某大手鉄道企業2社とも共創に取り組んでいます。屋外広告のデジタル化と、その実現可能性について話し合いを重ねています。

ーーAUBAを通じたオープンイノベーションに取り組む前と後で、何か変化を感じられた部分はございますか?

 顧客に対する弊社の事業内容の紹介の仕方について知識が深まったと感じています。メッセージの送付や、初回面談を通し、顧客によって異なる最初の期待値に応じ、こちらの情報ないし創りたい企業像について伝える最初のアプローチの仕方を今回AUBAを通して考え、そして変えることができました。

ーー最後に、今後の展望をお聞かせください。

 幅広い顧客層にデータ活用の価値を提供していくことが一つ大きな展望になります。そのために現在、多様な顧客層が抱える課題やニーズの整理を行っています。企業様と共にDXを実現していく所存です。

 また、弊社のデータ活用プラットフォームConataは、お客様とともに成長させていただくプラットフォームです。フライウィールは「データで成長を約束する / GROWTH BY DATA」ソリューションプロバイダーとして、より高精度に最適化されたプロダクトを提供させていきたいです。

ーー貴重なお話ありがとうございました!

※※今回ご紹介した企業にご興味頂いた方は是非以下よりコンタクトが可能です※※

【株式会社フライウィール

https://auba.eiicon.net/projects/30410

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【共創状況報告にご協力頂いた方へ、メッセージチケットプレゼント!】

AUBAでは実際に他社様とお会い頂き、提携検討フェーズに進まれている方を対象に、共創状況のヒアリングをさせて頂いております。

提携に向けて2回目の商談が決まった!という段階から、実証実験に向けて進んでます!等、お聞かせ頂ける範囲でお答え頂けますと幸いです。

https://inquiry.eiicon.net/l/864992/2020-12-08/27g2gq

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AUBA活用についてお困りの方は是非オンラインコンサルタントにご相談ください!

例えば、

・改めてAUBAの基本的な使い方を教えて欲しい

・どのようにメッセージしたら返信が返ってくるのか

・希望に合う企業を紹介してほしい

など、ご相談をお受けすることが可能です。

この機会にぜひご活用ください。

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■個別面談の詳細

面談方法: オンライン

※無料で登録不要のオンライン会議ツールを使用します。

面談可能日時: 平日 11:00~18:00

所要時間:30分程度

お申し込み方法:以下URLより、ご希望のお時間をご選択くださいませ。

https://eiiconcs.youcanbook.me

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松本 悠嗣株式会社eiicon

株式会社eiicon

Innovation Advisor事業部 イノベーションアドバイザー/マネージャー

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

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