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フォーステック×神戸市 | IoTスマートゴミ箱「SmaGO」を使った「ぽい捨て防止」の実証実験を開始

フォーステック×神戸市 | IoTスマートゴミ箱「SmaGO」を使った「ぽい捨て防止」の実証実験を開始

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神戸市は、株式会社フォーステックと協働し、フォーステックの提供するスマートごみ容器を、三宮フラワーロード周辺に設置している街頭ごみ容器と入れ替え、ぽい捨て防止に向けた実証実験を10月7日より開始した。

実証実験の内容

今回、共同設置するスマートごみ容器は、環境にやさしいソーラー発電で動くIoT機能つきだ。投入されたごみを自動的に約1/5に圧縮する機能により、ごみ収集作業の効率化を図る。また、スマートごみ容器本体を広告スペースとして活用し、その広告収入をスマートごみ容器の設置費用や維持管理費などに充当する。

この取組は、起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す目的で、スタートアップから最先端のテクノロジーを用いたソリューション、およびその実証実験の提案を受け、社会・行政課題の解決を目指す「Urban Innovation KOBE +P(アーバンイノベーション神戸プラスピー)」事業の一環として行うものだ。(『+P』はプロポーザル(提案)の意味)フォーステックとの取り組みは、本事業の第14号となる。

実証期間は、令和4年10月7日~令和5年3月末までを予定。6か所12基(2基1セット)を設置する。協賛企業として、和田興産株式会社とフジッコ株式会社が参画する。

【デザインイメージ】


【設置場所】


協賛企業のコメント

【和田興産株式会社】

「住みたい街に 住みたい家を」をテーマに人・街・未来とつながり、誰もが心地よく暮らせる社会をつくることを使命として、一人ひとりに快適な住まいの提供に努めてまいりました。私たちのホームタウンである神戸をより美しい街にしたいと想い、今回のプロジェクトに協賛いたしました。​

【フジッコ株式会社】

フジッコ株式会社は1960年の創業以来、海の恵みである「昆布」を主力の一つとして様々な商品を開発し、皆さまの食卓へお届けしてまいりました。今、大きな環境問題となっている海洋プラスチックゴミは、8割以上が街から流れ出たものとされています。今回の取り組みがこの環境問題解決の一助となればと考えており、その想いを「街からとめよう、海洋ごみ」というメッセージに込めました。

「SmaGO(スマゴ)」について

「SmaGO(スマゴ)」は、環境にやさしい、ソーラー発電で動くスマートゴミ箱だ。ゴミを自動的に約5倍に圧縮するため約600リットルもの容量を持つ。また、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できる。2020年10月からSmaGOを設置している「表参道」においては、ゴミ箱の容量増加により街の散乱ゴミが大幅に軽減され、2021年6月から設置している渋谷の「RAYARD MIYASHITA PARK」では、ゴミの回収頻度が5割以下になっている。

【SmaGOの特徴】

(1)ソーラーで発電し蓄電

上部のソーラーパネルで発電し蓄電するため、電源が不要なだけでなく、環境に負担をかけずに利用することが可能。使用電力も1日5W以下と非常に少なく、2週間ほど悪天候が続いても問題なく作動する。


(2)ゴミを自動で5倍に圧縮

ゴミが一定量貯まると、自動で圧縮機能が作動。およそ5倍に圧縮し、1台に600リットルのゴミを溜めることが可能なため、ゴミ箱が溢れることがなくなり、街の清潔さを保つことができる。


(3)通信機能でリアルタイムにゴミの量を管理・分析

内部のセンサーが溜まっているゴミの量を常に検知し、4G通信機能でクラウドに共有。PCやスマートフォンからリアルタイムに各ゴミ箱のゴミの量を確認することができる。ゴミ箱がいっぱいになるとメールアラートが飛ぶ機能や、ゴミが溜まりやすい場所や時間を分析する機能もあり、効率的なゴミ回収を可能にする。


今後の展望

今後も株式会社フォーステックは、「Smart Action on the GO」(環境のための具体的なアクションを続けていく)をスローガンに、日本各地へのスマートゴミ箱SmaGOの設置を通して、街と企業と人々が一体となった環境活動を提案し、SDGs活動の推進・社会課題の解決に取り組んでいく考えだ。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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