インフォマート×コンカー×前橋市 | 「BtoBプラットフォーム 請求書」を使った実証実験を開始
「BtoBプラットフォーム 請求書」を提供する株式会社インフォマート(以下、「同社」)は、「Concur® Invoice」を提供する株式会社コンカーとともに、群馬県前橋市における請求書管理の業務プロセス改革を目的とした実証実験を開始することを発表した。前橋市での請求書管理に同社とコンカーのサービスを利用することで、業務効率化とペーパーレス化を目指すという。
昨今、公立学校における教員の長時間労働が大きな社会問題となっている。学習指導、授業以外での生徒指導、学校運営、渉外対応など多岐にわたる業務の中、事務仕事などの間接業務の業務負荷が大きいのが現状であり、今後の働き方改革実現の必要性が叫ばれている。
今回の実証実験は、群馬県前橋市における公立小中学校を対象に、同社のクラウド請求書サービス「BtoBプラットフォーム 請求書」と、コンカーの請求書管理クラウド「Concur Invoice」を試験的に導入し、業務プロセスの効率化とデジタル化の有効性を検証するもの。
同実験により、従来紙でおこなっていた請求書処理プロセスをデジタル化し、間接業務の負荷削減を進め、教員の働き方改革の実現を目指す。今後、市内の公立学校を統括する教育部局のデジタル化に着手、将来的には、前橋市市役所全体でのデジタル化を目指すという。
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、電子請求書のプラットフォームとして、「発行する請求書」だけでなく「受け取る請求書」「支払金額の通知」など、多彩な請求業務の電子データ化に対応可能なクラウドサービス。事前申請が必要ない電子帳簿保存法に対応可能なペーパーレス(ECO活動推進)と、コスト削減にも繋がる仕組みとして、現在、全国約44万社が利用している国内シェアNo.1の電子請求書サービス。
昨今のコロナ禍におけるニューノーマル時代の台頭により、公立学校や市役所などの公的機関における間接業務の業務効率化、デジタル化へのニーズは、今後更に高まることが予測される。
同社は今後も地方自治体への業務プロセス改革に貢献するため、電子データ化の普及・拡大に努めていくという。
<会社概要>
株式会社コンカー
世界最大の出張・経費管理クラウド SAP Concur の日本法人で、2010年10月に株式会社サンブリッジとジョイント・ベンチャー方式で設立された。『Concur Expense(経費精算・経費管理)』・『Concur Travel(出張管理)』・『Concur Invoice(請求書管理)』を中心に企業の間接費管理の高度化と従業員の働き方改革を支援するクラウドサービス群を提供している。
株式会社インフォマート
同社は、世界中の企業や人を結ぶことを目指した「BtoBプラットフォーム」を運営している。企業間取引の“プラットフォーマー”として、様々な業界、業態の企業にインフォマートのサービスを通じて紙から電子化への移行、企業のペーパーレス化を促進し、利用企業数は45万社、2019年度年間流通金額は11兆円を超えている。今後も、企業の生産性向上、時間短縮、コスト削減を実現し、売上拡大やペーパーレス化によるECOに貢献し、業界や国の垣根を超えて、世界中の企業や人を結ぶグローバルな「BtoBプラットフォーム」企業を目指すという。
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