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ファッションD2Cプラットフォームを展開するpicki、1.2億円を資金調達

ファッションD2Cプラットフォームを展開するpicki、1.2億円を資金調達

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ファッションD2Cプラットフォームを展開するpicki(ピッキー)株式会社は、株式会社サイバーエージェント・キャピタル、株式会社クレディセゾンのコーポレートベンチャーキャピタルである株式会社セゾン・ベンチャーズおよび個人投資家から、1.2億円を資金調達した。

調達した資金は、D2Cプラットフォーム“picki”で展開するブランドの拡充、プロデュースするブランドのマーケティングおよびDXの強化、アパレルブランドのM&Aに充てる予定。pickiは、D2Cプラットフォームにとどまらず、ファッション業界におけるデジタルシフトの促進を加速させ、クリエイター個人が持つ世界観やセンスが、アパレル商品を通じて、価値あるものとしてより世間に届くような世界を目指していくという。

資金調達の背景・目的

2017年5月に設立したpicki株式会社は、D2Cプラットフォーム“picki”の展開からスタートし、InstagramやブランドのECサイト、オンラインのコミュニティなどデジタルを強みに、ブランドを展開、D2Cにおいて成功事例がでてきている。先日初の合同展示会を開催したブランド「Dear Sisterhood」では、商品の消化率は9割を超え、そこで培ったノウハウをその他プロデュースしているブランドにも展開している。

昨今のコロナ渦の影響を受け、従来のオフラインを中心としたアパレルビジネス展開は変化し、ブランドの世界観の表現、消費者への届け方、購入方法など、さらにデジタルが中心になっていく中、今後、pickiでは今まで培ったノウハウを活かしたマーケティング、DXの強化による、ソーシャルを中心としてアパレルブランドを展開していく“ソーシャルネイティブブランド”の創出と、ブランドの拡充、さらにはM&Aも進めていく予定だという。

今後もpickiでは、自社で培ったデジタル・コミュニティノウハウを活かし、アパレル業界の従来のマーチャンダイジングにとらわれることなく、新しい形にアップデートすることで、ファッション業界におけるデジタルシフトの促進を加速させ、クリエイター個人が持つ世界観やセンスが、アパレル商品を通じて、価値あるものとしてより世間に届くような世界を目指していく。

投資家コメント

■株式会社サイバーエージェント キャピタル ヴァイス・プレジデント 北尾崇氏

 前回のラウンドに続き、追加でご出資させて頂きました。前回との差分で言うと、ブランド側視点としては、「個人の影響力を持つ方が独自のブランドを作りたい」という流れはグローバルで勢いを増しており、消費者観点としては、メディアの分散によるニーズの多様化とステイホーム文脈でECの浸透が加速しております。その追い風を受けて、pickiでは、想定よりも早く、かつ多く、魅力的なブランドがpickiから誕生しており、まさに、鈴木さんと強力なチームの皆さんがこだわってきた「個人がブランドを持つ」という世界観を、計画から前倒しで実現してきています。今後も、多くの切り口でご支援できればと思っております。

■株式会社セゾン・ベンチャーズ ヴァイス・プレジデント 菊地英彰氏

 鈴木さんとメンバーの強い想い、魅力に惹かれ、ご支援をさせていただくこととなりました。

SNSの普及により、個人・インフルエンサーからの情報発信が消費行動に与える影響が大きくなっている今、[誰もがクリエイターになれる世の中を目指す]pickiが作りだす世界がどうなっていくか楽しみです。

サスティナビリティが重要視され、長期化するコロナ禍で、他の業界同様ビジネスモデルの変革が求められるアパレル業界においても、ブランドのストーリーを見せ、在庫リスクを減らすD2Cプラットフォームのビジネスモデルはミレニアル世代の価値観にもマッチしていると思っています。

㈱セゾン・ベンチャーズの親会社である、㈱クレディセゾンでは旧来より小売りとパートナーシップを持ち、マーケティング支援をしてまいりました。pickiの支援を通じ新しい消費行動を体感しながら、鈴木さんとpicki社のミッションの実現にできる限りの支援をしていきたいと思っております。

<pickiとは>

「違いが魅力になる世界をつくる」をビジョンに掲げ、タレント、モデル、アーティストなど、個人のオリジナルアパレルブランドをプロデュースし展開するファッションD2Cプラットフォーム。

今後も様々なクリエイターとともに、その世界観を届けられるアパレルブランドを展開および、D2Cプラットフォームにとどまらず、ファッション業界におけるデジタルシフトの促進を加速させ、クリエイター個人が持つ世界観やセンスが、アパレル商品を通じて、価値あるものとしてより世間に届くような世界を目指す。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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