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【東京建物】 スタートアップスタジオ「xBridge-Tokyo」の運営で得た成果を活かし、スタートアップ支援事業を新たなステージへ

【東京建物】 スタートアップスタジオ「xBridge-Tokyo」の運営で得た成果を活かし、スタートアップ支援事業を新たなステージへ

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東京建物株式会社は、2018年4月から実施してきた「スタートアップ支援事業」を、新たなステージへと移行させることを明らかにした。同社は、これまで東京駅の八重洲口側に広がる八重洲・日本橋・京橋エリアに、スタートアップの集積を図り、成長を促してきた。その成果を踏まえ、次のステップへと進むという。

「スタートアップ支援事業 新ステージ」の概要

<「xBridge-Tokyo」の移転と強化>

東京建物は、スタートアップの支援を行うXTech株式会社と連携し、2018年4月より東京建物本社ビル内に、スタートアップスタジオ「xBridge-Tokyo(クロスブリッジトウキョウ)」を運営してきた。今回、本社ビルの建て替えにともない、同じ東京駅前にある別のビルへとスタートアップスタジオを移転する。同時に、新たに入居者の募集も開始するという。

また、スタートアップスタジオ機能については、これまで共同事業者であるXTech株式会社の1社が担ってきたが、3社のベンチャーキャピタルもメンターとして加わる。このほか、with・afterコロナを見据えたスタートアップ支援策として、リモートワークに対応した郵便転送サービスなども開始するという。

<「xBridge-Tokyo Next」新規オープン>

新たな事業として、「内装・什器付」「敷金1カ月」「水光熱費込み」を特徴とするスタートアップ向けオフィス「xBridge-Tokyo Next」もスタートする。これらの特徴を加えることで、スタートアップのオフィス移転にかかる負担を軽減する狙いだ。第一弾はすでに、2020年4月に京橋に開設済みだという。

スタートアップ支援事業の主な成果

東京建物は、本リリースにあわせ、これまでのスタートアップ支援事業に関わる成果も発表した。「xBridge-Tokyo」では、2018年の開所当初、スタートアップ9社・ベンチャーキャピタル3社の入居からスタートした。その後、入れ替わりをへて、2020年3月時点で累計30社(うちスタートアップ23社)が同スタジオを利用したという。この約2年間で、入居スタートアップの累計資金調達額は19億円を超え、各社が短期間での急成長を実現したという。

「xBridge-Tokyo」の移転にともない、すべての入居企業が本スタジオを卒業するが、スタートアップ各社が卒業した後も、アルムナイ(卒業)メンバーとして引き続き支援していくという。

アルムナイ(卒業)企業などからのコメント

■アンター株式会社 代表取締役 中山 俊氏

xBridge-Tokyoに入居したのは2018年10月です。 東京駅すぐ近くの立地、入居企業同士の垣根が低いコミュニティ、運営の柔軟な支援を貰える体制。スタートアップにとってこれ以上ない入居場所でした。 入居時2席を借りていたのが、10席まで段階的に増席、そして資金調達して卒業と、xBridge-Tokyoがあったからこそ加速しました。 また入れるなら入りたいと名残惜しさしかないですが、今後も東東京エリアの日本橋を拠点として活動していくため、一緒にこの地域を盛り上げていきたいと思っています。

■株式会社NearMe 代表取締役社長 髙原 幸一郎氏

東京駅直結という最高の立地でスタートアップにやさしい価格で利用できたことは、立ち上がったばかりのニアミーにはとても助かりました。また、同じフェーズの会社も多く、横連携やピア・プレッシャーによる切磋琢磨できる環境は、コスト面以上に事業成長に良い影響がありました。最初にxBridge-Tokyoを知ってしまうと、できるだけ卒業したくない気持ちになりますが、現在はxBridge-Tokyo Nextに入居し、事業フェーズにあったレイアウトで快適に利用させていただいています。

■ニッセイキャピタル株式会社 投資部 ベンチャーキャピタリスト 飯田 健登氏

「起業の街」と言えば、渋谷、六本木界隈がイメージされていますが、近年東京駅周辺エリアも「起業の街」として注目されています。当エリアは、新幹線やJR各線が乗り入れる交通アクセスの良さに加えて、xBridge-Tokyo含めてスタートアップにとって魅力的な施設が急増しており、起業家にとっての魅力が増しています。メンターとしてもxBridge-Tokyoの活性化に加えて街全体の更なる活性化及びスタートアップの成長に貢献できればと思っています。

■ブラッククローキャピタル 代表パートナー 菅原 康之氏

xBridge-Tokyoのある東京駅近辺のエリアは、渋谷・六本木・五反田などのスタートアップ集積地と比べるとスタートアップの数は決して多くはありません。しかし、国内大企業の立場から見ると、本社が集積している場所であり、大企業への営業活動やアライアンス等の交渉をするなど、スタートアップの事業成長の視点に立つと、非常に優れた立地であると言えると思います。このエリアに更なるスタートアップの集積地を作り上げる東京建物様の取組みは、今後の日本経済にとって、非常に有益で意義深いものであると確信しますし、その中で微力ながらメンターとしてスタートアップの成長に貢献できることは投資家として大きな喜びと感じております。

※関連リンク:プレスリリース

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