曲芸飛行から救助活動まで、自分でやります
「ドローン君、回転技を見せて」
「ドローン君、迷子のワンコを探してくれる?」
仲のいいお友達へのお願いごとではありません。近い将来、私たちのまわりをドローンが飛び回り、こんなお願いを聞いてくれる日がくるかもしれません。ペットのように躾や訓練は必要ありません。自分で操縦を学習できますので。
回転飛行を披露するクアッドコプター ©University of Zurich/Elia Kaufmann
スイスのチューリヒ大学 (UZH) 研究者チームが、ドローンによる曲技飛行の独自学習を可能にするアルゴリズムを考案しました。このアルゴリズムの中核には人工ニューラルネットワーク用いており、搭載カメラや慣性センサからのデータを制御コマンドに変換することで操縦しています。
チューリヒ大学は、スイス・イノベーションがスイス国内5ヶ所で運営するサイエンスパークで連携が可能な大学です。ドローン技術やドローン関連サービスに携わる方々、スイスで更なる開発はいかがでしょうか。
松田 俊宏在日スイス大使館
スイス国内で6ヶ所のテクノロジーパークを運営。世界各国からの企業とスイスの研究機関が集まる研究開発拠点として、日本企業のスイスでのオープンイノベーションプラットフォームを提供しています。
在日スイス大使館
スイス・ビジネス・ハブ 投資促進部