No.8/100【第3,622号】《マルチ・スーパーライブ・シート 〜エンタメ業界は『観客+配信』でV字回復!〜》
小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜
[発行:2020_05_09]
No.8/100【第3,622号】《マルチ・スーパーライブ・シート 〜エンタメ業界は『観客+配信』でV字回復!〜》
リモートワークを終えた午後3時頃、バタバタと部屋着から着替え始めた夫。
妻「出かけるの?」
夫「そう、これからライブ♪」
妻「いつものとこ?」
夫「そう、“駅前ライブシート”」
夫は事前に購入したライブの電子チケットを妻に見せながら、駅前にある「ライブシート」へ出かけて行った。
「ライブシート」とは、正式名「マルチ・スーパーライブ・シート」
「マルチ」=複数
「スーパーライブ」=臨場感が味わえる
「シート」=座席
つまりライブ配信されるエンターテイメントを最高の映像・音響システムでゆったりと1人で楽しめるスペースのこと。新型コロナウイルス以降、エンターテイメント業界と映像・音響機器メーカーが一体となり、従来の「観客」にプラスして「配信」サービスも収益源にできるサービスを考えて生まれたサービス。
ゆったりと座れるシートを覆うように最新の映像モニターと音響システムが配備され、現地会場とは一味違うエンターテイメントが楽しめる。
<利用方法>
(1)事前に買った電子チケットを持っていけば利用できる
(2)店舗へ行ってその場で購入して利用することも可
<視聴方法>
ライブ配信の場合は、リアルタイムで会場と一緒になって楽しめるほか、録画放送も楽しめる
<コンテンツ>
コンサート、ライブ、演劇、ミュージカルなど、あらゆるエンターテイメントが楽しめる。大規模施設だけでなく、小規模ライブハウスにも普及し、インディーズにも『観客+配信』で収入が入るようになった
<その他サービス>
飲食が可能で、近隣の飲食店からのデリバリー対応の他、持ち込みもできるため、周辺の飲食店にも喜ばれている
<衛生管理>
施設はシートごとに換気がされており、使用後に除菌シートで拭き取りやすい形状で安心安全構造にもなっている
リモートワークの普及によりオフィスの廃止や縮小する企業が増え、空室を埋めるように「マルチ・スーパーライブ・シート」が普及した。コロナ以降、エンタメ業界の収入は『観客+配信』でV字回復を遂げた。
◆◆◆発想の起点◆◆◆
『三密以外で楽しむ方法』
小島:答え合わせは1年後
ーーー
▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/
代表取締役