VR/MRライブ映像配信事業を手がけるアルファコード、大日本印刷と資本業務提携等で総額億3円を調達
VR/MRライブ映像配信事業を手掛ける株式会社アルファコードは、大日本印刷株式会社(以下、DNP)等を引受先とする第三者割当増資により、総額3億円の資金調達を実施した。
資本提携の狙い
同社は、VR技術を体験を届けるメディアと捉え、幅広い顧客にさまざまな体験を届けるアプリケーション開発、オンラインサービス開発・運営、VR撮影技術の研鑽を続けてきた。この事業をさらに飛躍させ、特に2021年度Tokyo Contents Business Awardを受賞した究極のリアルを追求する空間プラットフォーム「Blinky(ブリンキー)」の拡大に尽力してきた。ライブ体験をオンライン上に再現することを目指す「Blinky」の拡張により、「旅行先やライブ会場、劇場に行って楽しめる」と「行けないから楽しめない」の間にいる大きな潜在的顧客の獲得を目指すという。
また、環境を選ばず簡単にメタバースコミュニケーション環境を実現する「コミュニケーションVR」や、VR酔いを最低限に抑え、他には無い没入感を得られる11Kをさらに超えた高精細VR映像の撮影・編集・配信技術など、利用者のニーズに応える技術革新にも邁進し、社会貢献に活かしていくという。
出資企業のコメント
大日本印刷株式会社 マーケティング本部 投資企画部長 林卓治氏
DNPは、リアルとバーチャルを自由に行き来できるXRコミュニケーション事業に取り組み、決済・EC、マーケティング領域などのソリューションを提供しています。今回の資本業務提携を通じ、アルファコードの有するVR技術を活用した空間開発に関する優れた技術・ノウハウと掛け合わせることで、“現実世界と仮想空間を連動させたこれまでにない体験”を提供し、新たなビジネスを創出して行きましょう。
究極のリアルを追求する空間プラットフォーム「Blinky(ブリンキー)」
コロナ前からある「ライブ会場不足」という問題。コロナ禍での「ライブを開催できない」という問題。コロナ禍前後のライブエンターテインメントの課題に、VR技術を活用して道を開きたいと志しているという。「会場や劇場に行って楽しめる」と「行けないから楽しめない」の0と1の間を埋める「オンラインで楽しめるライブ会場」、それがBlinky。
環境を選ばず簡単にメタバースコミュニケーション環境を実現する「コミュニケーションVR」
多くの人たちが距離関係なくふれあうことができるメタバース。限られた人に特別な体験を伝えたい。コミュニケーションをメインとした、メタバースならではの指導を行いたい。そんな声に応えたソリューション。
株式会社アルファコードについて
高精細な11Kの実写VR映像の製作や配信、アプリ開発事業を行っている。「技術」と「アイディア」をいくつも結びつけ、まだ世の中にない新しいサービスの創出に取り組んでいる。
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