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日本のクリエイターを救いたい。萌え+エモ=「MOEMO」プロジェクト

日本のクリエイターを救いたい。萌え+エモ=「MOEMO」プロジェクト

佐野篤

名前だけでも覚えて帰ってください

弊社の新プロジェクト「MOEMO」プロジェクトについて紹介させてください。

その前に簡単に自己紹介を。渋谷区代々木の株式会社パンダビジョンの佐野と申します。漫画動画「東京ゲーム少女」のコンテンツ制作と配信、そしてゲーム事業も準備しています。最近は中国など海外展開に力を入れている会社です。

https://panda-vision.co.jp/

冒頭の「MOEMO」とは、日本のオタクカルチャーの大事な要素である「萌え」と「エモい」を掛け合わせた概念です。例えば、弊社で言うと女子高生のeスポーツチームの青春を描いた「東京ゲーム少女」もそのコンセプトに基づいた作品です。

https://www.youtube.com/channel/UCBK7XqKKUflQGPWNZv0GRUQ/playlists

よかったらチャンネル登録して、動画をみてください。

ずっと漫画を読んできた

もともと僕は大学を卒業して、小さな漫画の出版社に入りました。僕の漫画歴は「コロコロコミック」(小学生)→「週刊少年ジャンプ」(中学生)→「ヤングマガジン」(高校生)→「ビッグコミックスピリッツ」(大学生)+サブカル漫画といった感じです。年代ごとに人気の漫画雑誌を愛読してきた平凡な青年でした。

それでも漫画や雑誌、小説など出版物全般が大好きで、出版社に就職活動をするも見事に連戦連敗。ようやく一年の就職浪人を経て、小さな漫画の出版社に入社することができました。

萌えとの出会い

そこで、初めて「コミケ」「BL」「同人誌」といったカルチャーに出会うことができました。ちょっとエッチな漫画もあリますし、講談社・集英社・小学館といった大手の扱うヒット漫画に比べると、軽く扱われたりすることもありますが、駆け出しの漫画家や趣味の領域から商業誌にチャレンジする同人作家さんにとっては、とても大事な活動の場であると知りました。

出版業界から芸能界への転職

僕は29歳の時、ご縁があって吉本興業が発行していた「コミックヨシモト」という漫画雑誌の編集部に潜り込みました。その後、広報やテレビ制作、デジタルコンテンツなどたくさんのエンタメを経験させていただき、2019年に独立しました。

11年半、エンタメの最前線と言える環境にいた結果、漫画をじっくり楽しむ習慣から離れてもいました。

それでも、20代に経験した漫画制作や漫画編集といった仕事はとても素晴らしい体験だったといつも思っています。

日本での漫画文化は手塚治虫先生に始まり、藤子不二雄両先生や鳥山明先生、大友克洋先生、さくらももこ先生など、数えきれないほどの天才たちがその才能を競い合った結果、世界一であり続けていると信じています。

日本のやりがい搾取

それでも、あるビジネス誌の記事をみて衝撃を受けました。

https://president.jp/articles/-/44767?page=1

日本の悪い習慣である「やりがい搾取」。漫画家やアニメーター、芸能界を夢見る若者等を安い報酬や長時間労働で酷使する忌むべき文化です。

起業してから中国のエンタメ企業やIT企業の方、一般の漫画・アニメのファンの方と交流する機会がありましたが、すでに中国の方が日本の漫画・アニメを上回っていると考えている人がとても多いです。

それでも、日本はこれまで培った漫画・アニメなどのオタクカルチャーの積み重ねや、漫画家、アニメーター、イラストレーターを夢見る若いクリエイターがたくさんいます。

日本だけを市場にした場合や、右肩下がりの出版社との取引をメインにしたビジネスモデルでは、才能あるインディーズクリエイターに活躍するチャンスや才能と労力に見合った正当な報酬は渡せません。

日本のインディーズクリエイターを救いたい

今後、弊社は海外の動画プラットフォームやWebtoonを使って、提携するクリエイターの作品を積極的に発表していきます。

そして、「NFT」と連動した仕組みで、新たなマネタイズの仕組みを作り、クリエイターに還元したいと思っています。年内にはテスト的な「漫画×NFT」の取り組みを実施します。

仮想通貨やブロックチェーンの仕組みはとても難解に思えますが、「NFT」での出品の仕組みや購入自体はとてもシンプルです。

外野とも言える方からは、ノウハウも実績もない弊社がそんなビジネスを実現できるはずがないと言われることもありますが、そんなことはありません。「難しそうに思える」だけです。

このnoteを見ていただいた「NFT」に関わる事業者の方、もっと海外で挑戦したい、もっと報酬を得たいという漫画家、イラストレーター、アニメーターなどのクリエイターの皆様はお気軽に弊社までお問い合わせください。

https://panda-vision.co.jp/contact/

最後までお読みいただきありがとうございました!


佐野篤株式会社パンダビジョン

1977年、岡山県生まれ。2002年に早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社の漫画編集者、医学誌やマネー誌、書籍の編集・ライティングを経て、2007年に吉本興業株式会社に入社。出版部門、広報・PR部門、新劇場部門、テレビ部門、デジタルコンテンツ部門などを経験。2018年12月に退職し、独立。

株式会社パンダビジョン

代表取締役

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