1. Tomorubaトップ
  2. ブログ
  3. 駄文。起業して4ヶ月、失敗も多いですが、まだなんとか生きています。一人反省会。
駄文。起業して4ヶ月、失敗も多いですが、まだなんとか生きています。一人反省会。

駄文。起業して4ヶ月、失敗も多いですが、まだなんとか生きています。一人反省会。

佐野篤

こんにちは。
株式会社パンダビジョンの代表をしている佐野と申します。

創業からこの4ヶ月間は、会社がいつ潰れてしまうんだろうと気持ちが沈んでいたり、仕事の相談があれば飛び上がって喜んだり、でもなかなか決まらずヤキモキしたりの日々でした。

僕はのんびりしているようにも見えますが、結構せっかちで小さなことにも、一喜一憂してしまいます。

たった一人の会社ですが、仕事をすすめるにあたっては、クライアントはもちろん、お仕事を一緒にするフリーランスの方、協力会社の方ともチームワークでやっていかなければなりません。

ついつい焦りすぎて、一気にゴールを狙って、ノックオンしたりスローフォワードしてしまったり、なかなかうまく行きません。(例えが分かりづらいかもしれません。)

10月に入って思い切って引っ越しをしました。

その理由としては、いままでバーチャルオフィスだったため、信用度が低かったからです(特に金融機関に対して)。また、渋谷近辺での打ち合わせやパソコン作業の時間も多く、以前住んでいた下落合では移動の時間がもったいなかったからです。

もしかしたら、住む場所も変わって運気が変わってきたのか、ようやくココに来て、決定案件が【2件】、ほぼ決定の案件が【1件】決まりました。

その他、年度内を目指して、貴重な営業の機会を与えていただいている企業様も【2社】あります。これが決まれば売上は一気に上がりそうです。

さらに、海外のゲーム会社とも、何度もやりとりをしてようやく日本でのプロモーション展開をサポートするための提案の機会をいただけそうになっています。

○反省点その1 看板に頼るな

当初、金融機関の方と面談した際に、ご指摘いただいたのがこのポイントです。Webサイトもオープンして、会社概要も作って、最初は前職のつながりで自然と仕事の依頼もあるのではないかと、とても甘く考えていました。

退職時には「また仕事を一緒にやりましょう」とありがたいお言葉もたくさんいただきました。でも、だからといって、そう簡単に、仕事が依頼されることは決してありませんでした。

前職はあくまでも吉本興業という「看板」があったのです。

リップサービスだったとは思いません。独立してからの自分が生み出す価値、クライアントやパートナーに対して、どんな課題解決が可能か、という当たり前のことが必要だったのです。

実質、6月に創業してから9月までに売上は1円もたっていません。

この期間は本当に辛かったです。資金も溶ける一方でした。

○反省点その2 ひとり会社は孤独

もともと1年間はひとりで会社を運営し、売上が安定してきたら、手伝ってもらえる人を探す予定でした。

なにか決めるときも一人だと、会議にかけたり、上司に相談することもありませんので、とてもスピーディーに意思決定が可能です。でも、その分、嫌なことがあったときとても凹みます。嬉しいことがあっても一人だと寂しいですよね。
複数人で起業された方がとても羨ましいです。というのが今の感想です。

○反省点その3 人の意見に左右されない意思が必要

起業前と起業直後は頻繁にスタートアップ向けのセミナーに参加したり、無料の起業相談に通っていました。通っていること、それ自体で自分を安心させていました。

起業相談に通っているうちに思ったのが、10人に意見を聞くと10通りの意見が返ってくるんです。といっても皆さん僕のために言っていただいているし、ありがたいことなのですが、これからどうなるかもどうするかも、結局は自分次第なんですよね。

それに気づいてからは、ほぼそういった類のセミナーや相談には行っていません。でも、起業時の手続きや公的融資のノウハウなど、実用的なものについては行って損はまったくないと思います。

僕は1年弱ぐらい、あるメンターの方に1ヶ月に1回面談をしていただいています。壁打ちというか、意見をしっかりと返していただける方というのはとても貴重だと思っています。

という感じです。

まだ、なんとか生きています!

最後まで駄文で申し訳ありません。

もし、このブログを見ていただいた方、ご興味を持っていただいた方、ぜひご連絡をお待ちしております。

佐野篤株式会社パンダビジョン

1977年、岡山県生まれ。2002年に早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社の漫画編集者、医学誌やマネー誌、書籍の編集・ライティングを経て、2007年に吉本興業株式会社に入社。出版部門、広報・PR部門、新劇場部門、テレビ部門、デジタルコンテンツ部門などを経験。2018年12月に退職し、独立。

株式会社パンダビジョン

代表取締役

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント0件


    おすすめブログ

    • No.3/100【第3,617号】《ローリングストック生活のすゝめ 〜家族が1ヶ月で使用する数量は知っていますか?〜》

      小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*〜1年後の“きょう”を発想する〜[発行:2020_05_0

      小島章裕

      5年前

    • リモートワークして2ヶ月

      経ちました。今から半年前にこんな感染症が世界に襲いかかること、世の中の生活のあり方や働き方にこれだけ

      岸本 圭介

      5年前

    • 掃除ロボットが普及することにより、清掃員の仕事はなくなるでしょうか?『ChatGPT』さんに聞いてみた!

      技術と自動化の進化により、清掃業界を含め、さまざまな業界がどのように影響を受けるかを考えなければならないことです。この分野で最も興味深い発展の1つは、清掃ロボットの登場です。清掃ロボットは、家庭、オフィス、公共スペースなどの清掃方法の革新を持すでしょう。『ChatGPT』に清掃ロボットが普及することにより、清掃員の仕事がなくなるでしょうかと聞いてみました。清掃ロボットは、数年前から存在していますが、年々より高度で洗練されています。これらのロボットは、掃除機、掃き出し、モップ、窓掃除など、さまざまな清掃タスクを実行するように設計されています。彼らは、障害物を回避し、汚れやゴミを検出し、効率的に清掃するために、センサー、カメラ、アルゴリズムを使用します。清掃ロボットの主な利点の1つは、ビジネスや家庭の時間と労働コストを節約できることです。清掃員に繰り返しの作業を数時間費やさせる代わりに、清掃ロボットが自律的にこれらのタスクを実行することができます。これにより、人間はより複雑で創造的なタスクに集中できます。しかし、清掃ロボットの利用が増加するにつれ、清掃業界の雇用に関する懸念が生じています。これらのテクノロジーを採

      趙徳鵬

      2年前