1. Tomorubaトップ
  2. ニュース
  3. ダスキン、「お掃除業」から「生活調律業」へ、社内外との共創の場としてダスキンラボを開設
ダスキン、「お掃除業」から「生活調律業」へ、社内外との共創の場としてダスキンラボを開設

ダスキン、「お掃除業」から「生活調律業」へ、社内外との共創の場としてダスキンラボを開設

  • 15
  • 14
2人がチェック!

株式会社ダスキンは大阪府豊中市新千里東町に、新たな取り組みの場、社内外の共創の場として「ダスキンラボ」を開設した。

背景

昨今、時代の流れの中で少子化、高齢化、核家族化、単身者世帯の増加など家族のかたちや暮らし方が変化し、利用者が求めるものも多様化している。ダスキンの訪販グループは、2018年4月に掃除のプロである「お掃除業」から、生活そのものを整える「生活調律業」を目指し、“くらしのリズムを整えよう♪”をコミュニケーションワードに制定した。利用者が本当に必要とするものを届け、生活のバランスを整える手伝いをしたい、生活のあらゆるシーンで役に立ちたいと考え、その第1歩としてダスキンラボを開設した。

概要

ダスキンラボは生活者・社外パートナーと連携し従来の枠にとらわれず新たな事業・産業創出を行うため、共に考え、創造し、形にして共有、検証する場。掃除に関するセミナーなど生活者が集まるイベントを実施し、ダスキンラボの進める開発研究への参加者を募る。

また座談会やワークショップを開催し、生活者の意見をもとにテーマを決め、社内、社外の専門家や大学、外部企業などと共に研究し、新しい商品やサービスのアイデアを生み出す。その商品やサービスのアイデアは生活者向けの体験会などを通じて検証・改良を重ねて商品化・事業化していくという。

■事業創出

・生活者と共に考え、創造し、実際に試してもらい、生活者視点の発想で考える

・社外パートナーとそれぞれの体験や知恵を共有し、社内だけでは出ない発想に着目

■生活調律員の育成

・多様な利用者の声を集め、社内で共有する役割を持つ「生活調律員」を育成し、幅広く利用者とのコミュニケーションを図る

・生活の中で言語化されていない、本人も気づいていない課題やニーズをとらえる

■プロジェクトの推進

・既存の利用者の声や生活者の行動観察から発見した課題やニーズに対する解決モデルの作成・検証

■社内イノベーターの発掘・育成

・社外企業、アドバイザーなど、さまざまな情報を持つ人と出会い、交流する場として活用

・新たな価値を創造する方法を身に付け、自ら行動できる人材の発掘・育成

今後について

「生活調律体験」を具体化し、実現するために生活者視点に入り込むクリエイティブラボとして、これまで以上に利用者に寄り添った商品・サービスの展開を目指す。今後は、生活者・社外パートナー・社員それぞれに向けたワークショップやセミナー、アイデアソンなどを実施していく予定という。

※画像はダスキンラボより抜粋

※関連リンク:プレスリリース 

(eiicon編集部)

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント2件


シリーズ

編集部おすすめ

TOMORUBA編集部が選出!今読むべき、記事をピックアップ。