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タクシー相乗りアプリ「nearMe.」を活用した地方都市における相乗りの実証実験を、新潟県長岡市で開始

タクシー相乗りアプリ「nearMe.」を活用した地方都市における相乗りの実証実験を、新潟県長岡市で開始

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株式会社NearMe(以下、NearMe)は、長岡市ハイヤー協会および長岡市と共同で、長岡市内においてMaaS領域におけるタクシー相乗りマッチングアプリ「nearMe.」(ニアミー)の実証実験を開始すると発表した。

 

■実証実験の概要

本実証実験では、新しいMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)領域の試みとして、同じ方向に行きたい人同士が見つかり、タクシーで相乗りできる「nearMe.」アプリの技術を活用し、「nearMe.」を通じて市民にタクシーの新しい乗り方を提案する。同時に、地域交通の利便性向上に寄与する可能性についても検証を行う。

<実施期間>

(第1クール) 2019年 7月1日(月)~ 8月31日(土)

(第2クール) 2019年10月1日(火)~11月30日(土)

さらに、先進技術を持つ企業と共同でよりよい市民生活の実現を目指す「オープンイノベーション」の一環として、高齢者等の移動手段、ターミナル駅からの二次交通、バス・タクシーのドライバー不足、また遠隔地で行われる大規模イベント(長岡米百俵フェス(10 月12 日・13 日))への交通手段といった地域交通に関する諸課題に対して、同社のサービスや技術を活用して解決策を検討していく。今回の実証実験は、その第一歩との位置づけだ。

■背景

社会問題としてクローズアップされる、相次ぐ高齢ドライバーの事故。運転免許証の自主返納ムードが高まる中、公共交通機関が少ない地方では戸惑いの声も上がっている。今後さらに高齢化が進む日本において、生活のための「あし」である自動車、その代替策を考えることは急務だ。 今回、同社と長岡市ハイヤー協会および長岡市が連携することで、地方交通の新しい在り方を検討していくという。

■NearMe代表取締役社長 髙原幸一郎氏のコメント

「高齢ドライバーによる交通事故が相次ぐ中、地域交通の具体的な解決策を長岡市や長岡市ハイヤー協会と模索していきます。まずは、駅前中心にタクシーの相乗りで新しい移動方法の実証実験を行います。その次のステップとしてターゲットを拡大し、長岡花火などのイベント時の混雑解消、観光や高齢者の移動問題対応など、AIシャトルサービスを組み合わせた展開につなげていきたいと考えております。同様の課題をもつ地域は全国各地にあると感じており、今回の実証実験が全国展開のきっかけになり、市民のみなさんにとって新しい地域交通として根付けば幸いです。」

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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