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2年目を迎えた官民によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」――新たに選定されたスタートアップ49社とは?

2年目を迎えた官民によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」――新たに選定されたスタートアップ49社とは?

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グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、2018年6月に立ち上げられた「J-Startup」。実績のあるベンチャーキャリストやアクセラレータ、大企業の新規事業担当者などの外部有識者(※)からの推薦に基づいて、J-Startup企業を選定。大企業やアクセラレータなどの「J-Startup Supporters」と共に、経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、官民で集中支援を行うプログラムを展開している。

実際に、J-Startupでは、これまで、CESなどの海外展示会出展支援、経団連・経済同友会トップとJ-Startup企業経営者との懇親会、J-Startup企業をはじめとしたスタートアップの入札機会拡大などの取り組みを手がけてきた。

■独自の技術・サービスを有したスタートアップ49社が新たに選定

そしてJ-Startupの立ち上げからちょうど1年を迎えた2019年6月、J-Startup事務局は49社の新たなスタートアップをJ-Startup企業として選定した(以下参照)。AIなど先端技術を活用したサービスを提供しているスタートアップはもちろんのこと、大企業との共創やアクセラレータープログラムで実績をあげているスタートアップ、さらには先日東証マザーズに上場を果たしたSansanなど、独自の技術・サービスを有した多種多様な企業が選定されている。

今回の選定にあたっては、新たな推薦委員も加え、「①オープンイノベーションの促進」、「②海外展開」、「③地域の有望スタートアップの発掘」の3つの観点を重視。J-Startup企業は、海外展開支援などの政府施策を活用しやすくなる。

<J-Startup2019/新たに選定されたスタートアップ49社>

●株式会社 i-plug

●株式会社アイリス

●akippa 株式会社

●株式会社アジラ

●アソビュー株式会社

●株式会社 Alivas

●株式会社 Integral Geometry Science

●株式会社 ALE

●株式会社 Empath

●株式会社オプティマインド

●キャディ株式会社

●Kotozna 株式会社

●コネクテッドロボティクス株式会社

●株式会社サイフューズ

●サイマックス株式会社

●サスメド株式会社

●Sansan 株式会社

●C Channel 株式会社

●株式会社シナモン

●株式会社 Synamon

●シンクサイト株式会社

●株式会社スカイディスク

●スマートニュース株式会社

●セーフィー株式会社

●株式会社センシンロボティクス

●株式会社ティアフォー

●株式会社 DG TAKANO

●株式会社バカン

●ひむか AM ファーマ株式会社

●株式会社ファームシップ

●株式会社ファーメンステーション

●プランティオ株式会社

●株式会社ブレイゾン・セラピューティクス

●株式会社ポーラスター・スペース

●ボールウェーブ株式会社

●炎重工株式会社

●株式会社マテリアル・コンセプト

●株式会社ミューラボ

●株式会社ミラティブ

●株式会社ムスカ

●株式会社メタジェン

●株式会社メトセラ

●メドメイン株式会社

●ユカイ工学株式会社

●Rapyuta Robotics 株式会社

●株式会社 Lily MedTech

●リンクウィズ株式会社

●株式会社 Luup

●株式会社 Luxonus

※J-StartupのWebサイト 「J-Startup2019」選定企業・推薦委員 参照

■経産省大臣も登壇したセレモニーを開催

今回、「J-Startup2019」で新たに選ばれた有望スタートアップの公表にあたり、グローバルビジネスハブ東京でセレモニーを開催された。今回新たに選ばれたJ-Startup企業、ベンチャーキャピタリストやアクセラレータ、大企業の新事業担当者の推薦委員をはじめ、総勢100名超が出席。

当日は、関経済産業副大臣の冒頭挨拶に続いて、フランス大使・イギリス大使が日本と各国の連携についてスピーチ。さらにトークセッションでは、Forbes谷本副編集長のモデレートのもと、日本ベンチャーキャピタル協会仮屋薗会長、新たなJ-Startup企業、シナモン平野社長とセンシンロボティクス間下社長が登壇し、今回の選定のテーマでもあるオープンイノべーションや海外展開を中心として活発な議論が交わされた。さらに、世耕経済産業大臣からは、これまでのJ-Startupの振り返りとJ-Startup2019選定を迎えての抱負についての挨拶があった。

(セレモニー風景の画像はJ-Startupの記事より抜粋)

一方で、J-Startup事務局は6月27日〜28日にシンガポールで開催される「Innovfest unbound2019」(※)のJ-Startupパビリオンにおいて、24社のスタートアップ企業の出展を支援することを発表。世界で戦い、勝てるスタートアップを生み出し、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するために、日本発スタートアップのグローバルスケールを目指したサポートを続けていく。

「Innovfest unbound」……2 日間で世界約 100 ヵ国以上から総勢 15,000 人が来場する東南アジア最大級のイノベーションイベント。各国からスタートアップや多国籍企業等 380社以上が出展する他、同時に 5 か所程度で実施されるセミナーやワークショップでは世界的に有名な起業家やベンチャーキャピタルなど約 400 人が登壇。東南アジアにおけるエコシステム関係者が一同に集まる場ともなっている。

◆eiicon関連記事:

【J-Startup企業として、92社が選出!】 官民で集中支援し、成功モデルを創出する「J-Startup」

◆参考リンク(J-StartupのWebサイトより):

官民によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」、 新たな選定企業を発表! ~J-Startup2019について~

J-Startup2019セレモニーを開催しました!~新たな選定企業を発表!~

Innovfest unbound2019 J-Startupパビリオンにて24社の出展を支援

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コメント4件

  • 曽田 将弘

    曽田 将弘

    • 株式会社eiicon
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  • Rina Shinohara

    Rina Shinohara

    • パーソルイノベーション株式会社
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  • Ayuko Nakamura

    Ayuko Nakamura

    • eiicon
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    国が、声を上げて新しい技術、未来を創るベンチャーを応援しサポートする。
    この「J-Startup」は日本の希望を感じさせる取り組みだと思う。
    批判は簡単。継続はとても忍耐と根気と地道な努力と
    何よりもビジョンと情熱が大事なんだから!
    
    ――新たに選定されたスタートアップ49社とは?