東京メトロがスタートアップに初出資、スペースマーケットと協業しシェアリングスペースをオープン
東京地下鉄株式会社と株式会社スペースマーケットは、資本業務提携したことを発表した。
東京メトロでは、オープンイノベーションの推進の一つとして、「“つながり”の創出を通じ、持続可能な地域社会形成に貢献する」というテーマを掲げ、外部連携による新たな価値の提供を目指している。
また、スペースマーケットは、イベントスペースや会議室などあらゆるスペースを1時間単位で簡単に貸し借りできるプラットフォームを運営し、現在日本全国で1万件を超えるスペースを掲載している。
近年、不動産利活用の選択肢として「賃貸」「売買」ではない「時間貸し」が注目されている。今回の提携により、東京メトロの保有する物件やスペースを「時間貸し」というシェアリングの概念で有効活用することで、沿線地域と連携してにぎわいを創出し、東京の魅力・活力の共創を進めていくという。
このたび両社は、資本業務提携の第一弾施策として、2019年4月11日(木)に千代田線高架下(綾瀬駅から徒歩2分)にシェアリングスペース「むすべやメトロ綾瀬」(運営会社:株式会社ハウスプラザ)をオープンした。パーティーや会議などでの活用を期待している。
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(eiicon編集部)