製造業向けエッジAIの「フツパー」、4.2億円の資金調達を実施
株式会社フツパーは、ANRIをリードインベスターとして、フューチャーベンチャーキャピタル、池田泉州キャピタル、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、関西みらい2号投資事業組合(りそなキャピタル株式会社)、および既存投資家から総額4.2億円の資金調達を実施した。フツパーはこれまで約1.2億円の資金調達を実施しており、今回の調達により累計調達額は5.4億円となった。また、同社は2022年8月1日から関東エリアへの事業拡大及び採用強化のため、関東支社を開設した。「はやい・やすい・巧い」外観検査自動化AIソリューションを届け、製造業の労働力不足解消を目指すという。
資金調達の目的
フツパーは「最新テクノロジーを確かな労働力に」をミッションに、製造業の人手不足をAIやロボットで解決する大阪発のスタートアップ企業。
同社は2020年4月の創業から現在3期目を迎え、外観検査自動化AIサービス「メキキバイト」をはじめとするAIソリューションは30社を超える企業に導入されている。今後は検品・検査業務の自動化から、ロボットアーム等を組み合わせた不良品除去の自動化、その先の製造プロセス全体の最適化に向けたトータルソリューションの開発を進めると共に、製造業の革新的なDXを支えていくという。
今回の資金調達により、セールス、エンジニア、コーポレート全ての部門での人材採用の強化及び積極的なプロダクト開発を推進していくという。2024年3月期には正社員の人数を50名超とし、更なる事業の拡大、新規ソリューションの積極的な開発により、多くの利用者に確かなテクノロジーを届けていくそうだ。
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