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日本酒事業を運営するClear、総額12.95億円の資金調達を実施

日本酒事業を運営するClear、総額12.95億円の資金調達を実施

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日本酒事業を運営する株式会社Clearは、さらなる事業拡大を目的に、新規引受先であるジャフコグループ株式会社をリードインベスターとして、既存投資家である三井住友海上キャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、株式会社アカツキ「Heart Driven Fund」、株式会社OPENSAUCE、および複数の投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額12.95億円の資金調達を実施した。

今回の引受先 *敬称略、順不同

・(新規)ジャフコ グループ株式会社

・(既存)三井住友海上キャピタル株式会社

・(既存)SMBCベンチャーキャピタル株式会社

・(既存)株式会社アカツキ「Heart Driven Fund」

・(既存)株式会社OPENSAUCE

・(既存)複数投資家

Clearでは、世界的なラグジュアリー日本酒ブランドを目指す「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」、国内外に日本酒情報を発信する日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES(サケタイムズ)」のふたつの事業を運営している。

今回の資金調達により、主に日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」の事業拡大を行う。世界中で愛されるグローバルラグジュアリーブランドを目指し、新たな輸出国への展開などの海外進出の促進、さらに豊かな体験提供のためのブランド投資、日本酒産業をリードするサステナビリティの推進等に取り組んでいくという。

さらに、「SAKETIMES」の事業拡大、およびグローバルカンパニーとしての事業展開に向けた世界中の優秀な人材の獲得にも積極的に投資を行っていき、「SAKE HUNDRED」「SAKETIMES」を新たなステージに引き上げ、日本酒の未来を牽引するリーディングカンパニーを目指していくという。

今後の事業展開

■「SAKE HUNDRED」の海外進出強化

現在、香港・シンガポールを中心に輸出を行っているが、今後は輸出エリアを拡大し、新たにアメリカ・イギリス・中国・UAE等へと進出し、グローバル展開を加速させていく。また海外においても、法人を通した卸販売だけでなく、顧客に直接アプローチする対個人への販売を推進し、販路を拡大していくという。

■ 「SAKE HUNDRED」のブランド投資

2022年にブランド初となる直営ブティックのオープンを目指し、開業プロジェクトを進めていく。また、最高峰のグローバル日本酒ブランドとして、味覚だけでなく、顧客の心の充足に貢献するためのブランド体験の向上に積極的な投資を行うという。

■サステナビリティの推進

米や水を原料とする日本酒づくりにおいて、豊かな地域環境を維持することは命題。「SAKE HUNDRED」では、サステナビリティへの取り組みを強く推進。環境に配慮した資材等の研究開発を行うほか、大学・研究機関等と連携した日本酒製造における環境負荷(水資源の使用量、温室効果ガスの発生量など)の可視化・軽減への取り組みを実行していく。さらに「SAKETIMES」では、日本酒産業の関連企業や酒蔵が取り組むサステナビリティの情報を発信。同社は全事業において、日本酒産業のサステナビリティな発展に貢献すべく取り組んでいくという。

■グローバルな展開のための人材採用

今後、グローバルに事業を展開していくために、世界中から優秀な人材を積極採用する。国や文化を超えて日本酒の豊かさを広げていくために、会社・事業のグローバル化を推進するという。

■日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」の発展

日本国内で展開する「SAKETIMES」をさらに規模拡大していくほか、英語版である「SAKETIMES International」や中国語版の「清酒指南」を本格展開。世界中の方々が良質な日本酒情報にアクセスできる環境を整え、日本酒の魅力を世界に広げていくという。

代表コメント

■Clear代表 生駒龍史氏

「日本酒の未来をつくる」がClearの掲げるVisionです。自社の売上・利益を上げることを前提に、サプライチェーン全体が潤う起点となること、Clearの事業を通じて、産業全体の未来が拓かれていくことこそが、私たちの目指す未来です。

2020年から続くコロナ禍で、日本酒産業も大きな打撃を受けています。しかし、日本酒が社会から求められなくなったわけではありません。混乱する世界においても、日本酒の持つ多様な魅力は人々の豊かさに必ず貢献します。

今回の資金調達はあくまで手法であり成果ではありませんが、日本酒の持つ可能性の一つの証明であり、ここからさらに、発展的な未来が始まると考えています。

今回から参画していただくJAFCO、これまでも支えてくれていた既存株主、そしてClearのメンバー。私たち全員が、日本酒が世界規模で愛される未来を確信しています。

真っ直ぐに、豊かな日本酒の未来をつくるために邁進していきます。これからのClearを、引き続きよろしくお願いします。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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