人材エージェントのAIアシスタント「hachico」を開発するCrossborders Innovation、資金調達を実施
Crossborders Innovation株式会社は、GMOベンチャー通信スタートアップ支援、グロービス/G-STARTUPファンド、森本千賀子氏を引受先とする、第三者割当増資を実施した。
資金調達の目的
調達した資金により、「人材エージェントの機会損失を解消するAIアシスタント ~hachico~」のさらなる開発・改善を行い、成約数の増加をより強力に支援するという。
主な開発・改善項目は下記3点。
●マッチング精度の向上
●データ連携機能の開発
●UX/UI改善
引受先のコメント
■熊谷 正寿氏(GMOインターネット 代表取締役会長兼社長・グループ代表/GMOベンチャー通信スタートアップ支援株式会社 代表取締役)
「茂木さん率いるチームの皆さんが「hachico」をより一層成長させ、お客様の笑顔を増やしていくことを応援したく、投資させていただきました。茂木さんは、事業を必ず成長させるという強い気持ちを持った誠実な起業家です。ポイント集中とスピードを意識して、圧倒的No.1になることを期待しています。」
■髙原 康次氏(株式会社グロービス 代表室 ベンチャー・サポート・チーム G-STARTUP事務局長)
「G-STARTUPファンドからの最初の出資を引き受けていただきました。茂木様と加藤様とReyes様のビジネス遂行力と開発力のチーム、そして、求職者の方々と求人企業の素敵な出会いをより多く創出していくサポートを通じて、ユニコーン企業へと飛躍されることを、心から期待するとともに、できる限りの支援を行っていきたいと思います。」
■森本 千賀子氏(株式会社morich 代表取締役)
「25年超、転職エージェントとしてまさに現場で体感してきた課題に対して、本気で向き合う姿勢は、業界に属するものとしても非常に心強く、本質的なソリューションを生み出す可能性を感じています。
職業紹介事業者が2万社を超えるマーケットになるほど注目されている業界において、“求人案件と求職者との最適マッチング”という人材紹介業の真の価値創造につながるイノベーションを心より期待しています。」
創業者3名のコメント
投資者の皆様からは、資金のみでなく事業上のアドバイスも頂いています。例えば、ゼロから一大グループを築かれ進化し続ける知見、数々のスタートアップのグロースを支援された知見、エージェント・求職者・求人企業3者のニーズに関する深い洞察などです。これらを最大限に活かし、今後世の中が変わりゆく中で人材業界の変革を牽引すべく、事業を発展させていきます。
hachicoとは
従来の記憶に大きく頼ったマッチングでは、人材も案件も活用しきれず、機会損失が発生。実際よくあるケースとして、せっかく登録してくれた人材の9割以上が成約に至らず、せっかく獲得した案件も大半は人材の提案すらできずに終わっている。
hachicoはAIアシスタントとして、人材会社様が持つ求人データまたは人材データを基に、記憶に頼っていては見つからなかった登録人材と求人案件を瞬時に漏れなく探し出す。求人企業には一早くいい人材を提案、求職者には求職意欲の高い内にいい案件を提案でき、成約数が増加する。
<Crossborders Innovationとは>
テクノロジーで人材と案件のマッチングを加速・最適化し、変化の激しい時代でも個々人が前向きにキャリアを積み重ね、時には変化させ、よりポテンシャルを発揮できるように支援する。それにより、同社のビジョンでもある「世界をより多様に、刺激的に、もっと楽しく」を実現するという。
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(eiicon編集部)