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会話AIエージェント開発のエキュメノポリス、シードラウンドにて総額4.5億円の資金調達を実施

会話AIエージェント開発のエキュメノポリス、シードラウンドにて総額4.5億円の資金調達を実施

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早稲田大学 知覚情報システム研究所の会話AIメディア研究グループが2022年5月に設立した株式会社エキュメノポリスは、 Beyond Next Ventures株式会社(以下「BNV」)から第三者割当増資を実施した。また、NEDO認定VCでもあるBNVからの支援を受け、2022年度「シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(STS)」、総務省/NICT「Beyond 5G 研究開発促進事業・シーズ創出型プログラム」の研究委託先に採択され、エクイティ・助成金を合わせて総額4.5億円の資金調達となる。

資金調達の背景

同社は、人間とAIが協調することで生産性と品質を向上する世界を目指し、教育・小売・医療現場や窓口業務等の労働集約的な対人サービス業をオンライン代行する会話AIエージェントプラットフォームを開発。2023年には、プラットフォームをフル活用した第一弾製品として英会話学習支援サービスを展開予定だという。

<資金使途>

■プラットフォームの開発加速

会話AIエージェントが提供する会話パターンやスキルを拡張するとともに、WebブラウザやVR・AR ゴーグルなど、あらゆるモバイルデバイスで手軽に臨場感あふれる会話体験の実現を目指す。

■リサーチャー/エンジニアの採用強化

研究開発を加速するため、対話システムや自然言語処理、デジタルヒューマン、並列分散処理・仮想化等の技術分野、および第二言語習得や応用言語学分野のリサーチャー、エンジニアを積極的に採用していく。

■市場拡大

同社のすべての事業は国内に留まらず、海外への販売を予定。2023年初頭の言語学習支援サービスのリリースを皮切りに、言語の壁を越えたグローバルマーケットへの展開を目指す。

会話エージェントプラットフォームについて


▲英会話学習支援AIエージェント

対話相手の音声・顔画像などから意図を推定し、対話の状態に合わせて表情やジェスチャーを生成したり、相手の発話の継続・終了の意図を推定して発話被りを低減したりといった、自然に近い会話を実現することが可能。相手の会話能力を総合的に判定する機能も実装しているという。

また、量子コンピューティング技術も活用することで、高度にパーソナライズされた対話シナリオが自動・半自動で生成され、ユーザはビデオ会議やXRデバイスを通して手軽に会話インタラクションを体験できる。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部)  

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