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AGV(自動誘導型搬送車)/AMR(自律走行搬送ロボット)の今後について【第二弾】

AGV(自動誘導型搬送車)/AMR(自律走行搬送ロボット)の今後について【第二弾】

趙徳鵬

コラボレーションと安全性

AGVやAMRの安全性が向上し、人間との共同作業を行う機会がさらに多くなっていく可能性があります。これには、高度なセンサー技術や安全な制御システムの開発が必要です。

これまで述べてきたように、障害物感知やマッピング技術の向上により、搬送ロボットの障害物回避技術はさらなる発展が見込まれます。そのため、人間と同じ場所にいても、より安全に作業を行なう事ができるようになります。また、衝突回避のためには速度の制御も重要です。状況に応じて、速度を的確に制御するための技術が進展することで、ロボットと人との共存がより安全なものとなっていくことでしょう。

加えて、後述の「ネットワーク化と連携」とも関連しますが、自動化システムと連携して他のロボットや作業員の動作を互いに調整することで、共同作業の安全性が向上します。

 

エネルギー効率の向上

より効率的なエネルギー利用や充電技術の進歩により、搬送ロボットの稼働時間が延長される可能性があります。連続して長時間の利用ができることで、作業や生産を中断することなく効率的に行なうことができ、人件費や経費の削減にも繋がります。

また、後述の「ネットワーク化と連携」にもある通り、稼働時間や充電状況をリアルタイムで管理することも、エネルギー効率の向上につながります。

 

ネットワーク化と連携

IoT(Internet of Things)のさらなる普及により、搬送ロボットと他のシステムとの連携がますます容易になります。

搬送ロボットをIoTに接続すると、リアルタイムのデータを収集して送信することができます。ロボットの位置、稼働時間、充電状態などの情報を管理システムでモニタリングすれば、効率的なスケジュール管理やメンテナンス予測が可能です。

また、例えば在庫管理システムと連携すれば、製品や部品の移動を最適化して物流プロセスの効率を上げることができますし、生産計画と連携すれば、計画の変更や在庫の動向に応じてロボットの動きを調整し、生産ラインの効率を上げることができます。

https://www.robotbank.jp/3119.html

以上のように、搬送ロボットは今後さらなる発展が期待されています。効率的で柔軟な物流や製造プロセスを可能にし、産業界全体に革新をもたらすことでしょう。

趙徳鵬ロボットバンク株式会社

静岡文化芸術大学    生産デザイン学科卒業 カーデザイン
静岡大学大学院 工学研究科  工学 修士 
2015年に北京中関村に起業、APP開発中心、その後会社は大手ECサイトに売却 
2016年36krのグローバルビジネス優秀インキュベータに選出
2017年清華大学のグローバルビジネス優秀インキュベータに選出
2019年 月間5億PVを誇る、中国最大のベンチャー/ITメディア「36kr」36krspace
(米ナスダック上場)と 共同で初の海外インキュベーション拠点を設立 (日中ハイテク企業をつなぐ)
2020年 中国最大イノベーション大学 混沌大学日本支店設立(日中ハイテクイノベーション企業をつなぐ)
2022年  RobotBank当社設立 ロボティクスで実現するモノづくりDX、幸せライフスタイルDXを促進する

ロボットバンク株式会社

CEO

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