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観光・インバウンド領域で事業を展開する羅針盤が14.5億円調達と2社M&Aを実施 宿泊・移動・体験を一体化した観光サービスを強化

観光・インバウンド領域で事業を展開する羅針盤が14.5億円調達と2社M&Aを実施 宿泊・移動・体験を一体化した観光サービスを強化

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観光・インバウンド領域で事業を展開する株式会社羅針盤は2026年3月6日、シリーズBラウンドにおいて第三者割当増資および銀行借入により総額14.5億円の資金調達を実施したと発表した。あわせて、移動領域で事業を展開する株式会社キャブステーションおよび株式会社アウテックの完全子会社化を行い、観光サービスの垂直統合を進める。

観光・インバウンド事業拡大に向け、総額14.5億円を調達

今回の資金調達は、既存株主である株式会社オリエンタルランド・イノベーションズがリード投資家として追加出資したほか、新規株主としてエムスリー株式会社、GMS株式会社、ごうぎんキャピタル株式会社、静岡キャピタル株式会社が参画した。

また、株式会社みずほ銀行から7億円の借入を実施。第三者割当増資と融資を合わせた累計調達額は約28億円に達した。羅針盤は、ホテル事業、観光体験の企画運営、地域プロデュース、観光コンサルティングなど、観光・インバウンド領域において多面的な事業を展開している。今回の資金調達は、サービス拡充や人材採用、設備投資、M&Aなどを通じた成長加速を目的として実施される。

移動領域を取り込み、観光体験の「一気通貫化」を推進

同社は今回の資金調達と並行して、2026年2月27日付でキャブステーションおよびアウテックの完全子会社化を実施した。両社は観光バスやタクシー、ハイヤーなどの移動サービスを中心に事業を展開しており、全国の交通事業者とのネットワークを有している。

このM&Aにより、羅針盤が持つ宿泊・体験・地域コンテンツと、両社の移動ネットワークを組み合わせることで、旅行者に対し「宿泊」「移動」「体験」を統合したサービス提供が可能となる。

観光客の行動を包括的に支えるソリューションを構築することで、インバウンド需要の拡大に対応するとともに、日本の観光体験の高度化を目指す狙いだ。

新経営体制を発表、事業統合を加速

羅針盤は2026年3月1日付で新たな経営体制を発表した。代表取締役には、引き続き佐々木文人氏が就任。新たに取締役COOとして大川洋司氏が加わる。大川氏はキャブステーションおよびアウテックの代表取締役も兼任し、グループ全体の事業統合を担う。

大川氏は株式会社リクルートで旅行事業や経営企画を担当した後、アジアンブリッジにてCOOとして事業運営や資金調達を経験。観光や越境ビジネス領域における知見を持つ経営人材として、羅針盤の成長フェーズを支える役割を担う。

日本の観光資源を世界へ、インバウンド産業の成長を牽引

羅針盤は「日本の魅力で、世界を豊かに」をミッションに掲げ、宿泊支援、観光ツアー、着物レンタル、地域プロデュースなど、多様な観光関連サービスを展開している。

同社の代表取締役 佐々木文人氏は、「移動領域に強みを持つキャブステーション、アウテックの参画により、宿泊・移動・体験を横断した観光サービスの提供が可能になる。グループ一丸となって成長を加速させていきたい」とコメントしている。

日本は自然、文化、食など多様な観光資源を持つ国であり、インバウンド市場の拡大も続いている。羅針盤は、M&Aと事業連携を通じて観光サービスの統合を進め、日本の観光産業の高度化と国際的な競争力の強化を目指すとしている。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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  • teijiro handa

    teijiro handa

    • ウェブディレクター
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