オルタナティブ投資プラットフォームLUCA、プレシリーズAラウンドで4億円調達
「オルタナティブ投資をもっと身近に、効率的に」を掲げ、世界水準のオルタナティブ投資ファンドへのアクセスと投資を可能にするデジタルプラットフォームの構築を進めるLUCAジャパン株式会社は、プレシリーズAのエクステンションラウンドを実施し、新たにデライト・ベンチャーズを株主に迎え第三者割当増資による資金調達を行った。これにより、2023年10月31日付けで同シリーズにおける総額4億円の資金調達を完了した。同社の創業以来の資金調達累計額は約6.3億円となった。
同社はプレシリーズAの資金調達に関して、8月末時点での調達に続き、エクステンションラウンドを追加で実施し、10月31日付で今シリーズの資金調達を総額4億円で完了した。
今回のエクステンションラウンドでは新たにデライト・ベンチャーズを投資家に迎え、当シリーズにおける第三者割当増資における引受先はVCファンド5社ならびに個人投資家4名となった。
プレシリーズA引受先VCファンド
・デライト・ベンチャーズ
・みずほイノベーション・フロンティア株式会社
・株式会社QRインベストメント
・株式会社Carbon Ventures
・自然キャピタル合同会社
・株式会社FINOLAB
デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー 渡辺大氏 コメント
「オルタナティブ投資、特にPEやプライベートデットファンドによるビジネスへの投資は、各国の経済成長に大きな役割を果たしており、その重要性が上がっていることは日々のニュースからも感じられます。その運用実績や、他アセットクラスとの相関性の低さから、世界中の投資家がアロケーションを拡大させているのは自然な流れでしょう。そんな中、日本の投資マネー、特に富裕層や中小機関投資家にとっては、オルタナティブアセットへのアクセスが他先進国に比べると限られており、投資先の多様性で大きな遅れをとっていると言わざるを得ません。そこにシデナムさんをはじめとするLUCAジャパンの経営陣が、オルタナティブ投資の豊富な経験とテクノロジーで変革を起こし、日本の国富の形成に大きなインパクトを残すでしょう。最初にお話をお伺いした時から、シデナムさんの熱意と見識には深い感銘を受けて、投資を申し出ました。この素晴らしいチームにデライト・ベンチャーズとして関わることができるのは大変光栄で、とても楽しみにしています。」
LUCAジャパン 代表取締役 シデナム慶子氏 コメント
「今回は、エクステンションラウンドにてデライト・ベンチャーズを投資家に迎えることができて大変嬉しく思います。シリコンバレー在住のマネージングパートナーがおり、最先端のスタートアップを見られているデライト・ベンチャーズのグローバル水準の投資基準、ガバナンス基準はLUCAの今後の成長過程において心強い支援となると確信しています。LUCAが掲げるオルタナティブ投資を通じたグローバル・キャピタル・エコシステム構築、日本におけるグローバル水準の資産運用の推進に共感いただいた当シリーズの既存株主様も含め、皆様のご期待に添えるよう事業推進に尽力してまいります。」
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