デジタルアセットの会計・税務・データ管理サービスを提供するエアリアルパートナーズ、シリーズBファーストクローズで約2.7億円の資金調達を実施
2023年9月4日、デジタルアセットの会計・税務・データ管理サービスを提供する株式会社Aerial Partnersは、SBIインベストメント株式会社、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、double jump.tokyo Inc.から、シリーズBラウンド ファーストクローズで約2.7億円の資金調達を実施した。
資金調達概要
同社は、2017年の創業以降、「価値革命を実現するインフラを提供する」をビジョンに掲げ、暗号資産(仮想通貨)市場を中心に、デジタルアセット活用に伴う課題の解消に尽力してきた。
市場としては未だ制度やサービス体験について最適化の最中にあり、変化が激しい環境である一方、関連技術を活用した取引やビジネスは増加・多様化を続けており、状況の変化に対してもフレキシブルに、かつスピーディーに対応を行える、専門知識を有したサポーターの存在が重要性を増している。
このような環境の中、同社はこれまで注力してきた「会計・税務」の領域を軸に、より総合的なデータ管理を簡易に実現する「デジタルアセット活用のスタンダード」を構築していく取り組みを進めており、今回、SBIインベストメント株式会社、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、double jump.tokyo Inc.を引受先とした第三者割当増資の実施した。
今後も多様な価値の循環を支え、変革のあゆみを止めないソリューションを提供していくため、邁進していくという。
今後の動き
まずは以下の2点、及び提供するサービスの機能強化を推進するという。
・2023年2月8日に事業譲受に関する契約締結を公表した、暗号資産の総合アプリ「コイン相場」とも連動した個人向け提供サービスにおける連携。
・同年7月10日、新たに提供を開始したWeb3事業者の経理サポートツール「Aerial Web3 Accounting(AWA)」の利用強化や、double jump.tokyo Inc.が提供する企業向けウォレット機能を内包したWeb3ビジネスソフトウェア「N Suite」との相互連携による業界内事業者の運営体制強化。
関連リンク:プレスリリース