Retail AI×東芝テック | 共同プロジェクト開始、Retail AIスマートショッピングカートが東芝テック「ELERA」と連携
株式会社Retail AIは東芝テック株式会社と、「新時代のお買い物体験を生み出し、流通の仕組みを革新する」という将来展望のもと、共同プロジェクトを開始した。
共同プロジェクト開始の背景
Retail AIは、長年の流通現場における知見と最新のIT技術を融合させた「SMART STORE TECHNOLOGY®」により、流通業界のDX化を推進している。Retail AIの主力製品となる決済機能付きカートシステム「スマートショッピングカート」は、現在「世界で最も利用されているスマートカートシステム(※自社調べ、世界における「決済機能付きショッピングカート」として、2022年9月時点)」として、国内小売業を中心に急速に導入が拡大している。
この度、本共同プロジェクトを通じて東芝テックのグローバルリテールプラットフォーム「ELERA(エレラ)」と連携し、小売企業の店舗運営効率化、および新たな買い物体験の創出を図るためのソリューション提供を開始する。「ELERA」上でRetail AIのスマートショッピングカートが稼働するにあたり、小売業界の企業数社との実証実験を行い、来春を目処にサービス開始を目指すという。
Retail AIは、国内外の流通業界向けのソリューションプロバイダーとして最大手である東芝テックとの共同プロジェクトの開始により、小売業界が抱える労働力不足といった大きな経営課題の解決や、消費者ニーズの多様化に対する新たな顧客体験の創出に貢献したい考え。「オペレーションドリブン」の視点の元、小売企業が直面する一つ一つの課題に対して現場目線で目に見えるソリューションを提供し、流通業界を革新し続けていくという。
Retail AI スマートショッピングカートについて
「スマートショッピングカート」は、ショッピングカートにセルフレジ機能を搭載することにより、買い物の中のストレスの一つとなる「レジ待ち」なしのスムーズな会計により、来店客に新しい買い物体験を提供する製品だ。小柄な人・高齢の人も含む様々な利用者に最適なUXを届けるため、決済機能付きカートとして専用に設計されており、2022年8月現在で日本国内に9,115台が導入され、月間180万人のユーザーに利用されている。
商品のスキャン漏れを防止する自動検知アラーム装置や、ユーザーの属性や購買履歴などのデータを活用して、一人一人に最適な商品を AI が選択し、タブレット上でお勧めするレコメンド機能も搭載されており、小売業の店舗業務効率化やユーザー体験向上による店舗売り上げの増大を実現している。
東芝テック グローバルリテールプラットフォーム「ELERA」について
「ELERA」はクラウド上に統合されたグローバルリテールプラットフォームであり、流通・小売業界のDX加速と、フィジカルとサイバーの間に存在する境界線を取り除く、東芝テックグループの一連のソリューションだ。「ELERA」を活用することで、小売店は来店客がいつ、どこで買い物をしていても、来店客に対して魅力的で、濃密な購買体験をリアルタイムに創り出し、また効果測定することを可能にする。
「ELERA」はマイクロサービスベースかつパートナーとのAPI連携を行い、スピード感と豊富なサービスソリューションを取りそろえている。小売店は「ELERA」と接続することで、個々の営業形態や特徴に適したサービスを選び、柔軟に展開することが可能だ。今後、小売店の実店舗の機能をデジタルコマース機能と統合し、相互に接続することで、流通・小売業界の未来を加速させるような購買体験の提供をし続け、サービス向上を目指していくという。
*記載されている商品名は各社の登録商標または商標。
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