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パーク24×Skyports×あいおいニッセイ同和損保×兼松 | 空飛ぶクルマの離着陸場開発に向け業務提携

パーク24×Skyports×あいおいニッセイ同和損保×兼松 | 空飛ぶクルマの離着陸場開発に向け業務提携

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パーク24株式会社と、英Skyports社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、兼松株式会社の4者は、空飛ぶクルマの離発着場(以下 バーティポート) 開発に向けた業務提携に関する覚書を締結し、時間貸駐車場、カーシェアリングおよび空飛ぶクルマが融合した事業の検討を開始すると発表した。

本覚書により、4者はパーク24が管理する駐車場において、バーティポートに適した場所を特定するため、大阪・関西エリアを中心に事業性評価を含む共同調査を実施する。なお、バーティポートは空飛ぶクルマ用の離着陸拠点および、専用の充電施設として機能する。さらに、4者は利用客のファーストマイルおよびラストマイルの移動手段として、パーク24のカーシェアリングサービスの活用についても検討を進めるという。

あいおいニッセイ同和損保は、地上インフラおよび関連する空飛ぶクルマサービスに対する保険の提供・手配を行うとともに、空と陸をシームレスに統合したMaaS(Mobility as a Service)の開発を目指す。兼松はSkyportsと日本における空飛ぶクルマの地上インフラ開発・運営において資本業務提携をしており、国内でも注目を浴びる空飛ぶクルマにおいて、Skyportsの継続的な国内事業開発を支援していく。

今回の提携を、多くの人たちが空飛ぶクルマをスムーズに利用できる環境整備の第一歩にしたい考えだ。

各社のコメント

■パーク24 取締役 佐々木賢一氏

『この度、素晴らしきパートナーと共に、日本におけるバーティポート事業に参画できることを大変嬉しく思います。タイムズのブランドコンセプトは“モビリティ リンク”です。あらゆる交通手段がシームレスにつながり、モビリティの利用者である人と街が繋がり、地域が魅力溢れる場所となる。バーティポート事業は、モビリティ リンクというタイムズのブランドコンセプトに欠かせない事業になるものと期待しております。』

■Skyports アジア太平洋責任者 Yun Yuan Tay氏

『Skyportsはパーク24様、あいおいニッセイ同和損保様、兼松様と提携し、弊社のバーティポートの設計・開発・運用に関するノウハウを提供し、日本の皆様にとって空飛ぶクルマをより身近なものに感じて頂ける機会を得たことをうれしく思います。本提携により、弊社はパーク24様が保有する幅広い資産ポートフォリオを活用し、バーティポートの設置を検討し、パーク24様の顧客、パートナー、周辺地域のユーザー様に向けた新たな価値を提供します。弊社は日本における空飛ぶクルマサービスの開発、普及を加速させるため、パートナーの皆様とモビリティサービスを発展させる重要な一歩の一翼を担えることを楽しみにしています。』

■あいおいニッセイ同和損保 専務執行役員 山口充氏

『この素晴らしいパートナー各社様と日本におけるバーティポート事業で協業させて頂く事を大変うれしく思います。この提携は、新たなモビリティとして期待が寄せられる空飛ぶクルマには不可欠な地上インフラ構築の貴重な第一歩です。弊社では空飛ぶクルマとバーティポートをご利用になるお客様の安全・安心を第一に、ニーズ把握や新サービスの開発を行い、空飛ぶクルマの普及・発展を通じた未来のモビリティサービス、カーボンニュートラル社会などの社会課題解決へ取り組みます。そしてパートナー各社様と協力し合う事で生みだされるシナジーにより、「空の移動革命」の実現へ貢献できればと考えます。』

■兼松 上席執行役員 車両・航空部門長 城所僚一氏

『この度の覚書締結を大変光栄に思います。2020年よりSkyportsの日本におけるパートナーとして空飛ぶクルマの事業開発に向けた共同マーケティング等の活動をしてきた中で、関係事業者様との連携は重要なマイルストーンの一つです。パーク24様とあいおいニッセイ同和損保様との提携により、両社様が有する幅広いモビリティ関連事業と空飛ぶクルマの連携を4者で推進できることに大変期待をしております。今回の提携をもとにバーティポートの事業開発を加速し、「空の移動革命」の実現に貢献して参ります。』

パーク24について

パーク24は、駐車場やカーシェアリング、レンタカー、会員サービス、決済サービスなどを展開する交通インフラサービス企業。1991年に、日本で初の24時間、無人運営の時間貸駐車場「タイムズパーキング」を開設。現在は日本国内で最多となる約1万8千カ所の時間貸駐車場を運営している。

また、2006年から海外展開しており、現在は台湾、シンガポール、マレーシア、英国、オーストラリア、ニュージーランドの6カ国で駐車場事業を展開。2009年には日本でカーシェアリングサービス「タイムズカー」を開始。時間貸駐車場で培った24時間、無人運営のノウハウを活かした事業拡大により、現在は180万名を超える会員が利用する。「We make life better 当たり前になる快適さを、次々と。」のグループスローガンのもと、時代を先駆ける挑戦を続けることで、世界にまだない「快適さ」の実現に向け、日々の事業活動に取組んでいる。

Skyportsについて

空飛ぶクルマの実現に取り組むリーディングカンパニーで、地上と空をつなぐ重要な結節点を提供している。エアタクシー用の離着陸インフラの設計、構築、運用を行い、世界トップクラスの空飛ぶクルマメーカーと提携し、都市・郊外における環境下で安全かつ持続可能で効率的な運航の実現に貢献する。

Skyportsは、英国ロンドンを拠点とし、アジア、アフリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、中東、北米など、複数の大陸でプロジェクトを展開している。Skyportsの投資家には、Deutsche Bahn Digital Ventures、Groupe ADP、Irelandia Aviation、Levitate Capital、Solar Ventus、The Goodman Group、兼松、Ardian、F2i、GreenPointが含まれている。

あいおいニッセイ同和損保について

あいおいニッセイ同和損保は、MS&ADインシュアランス グループの中核事業会社であり、日本を代表する損害保険会社の1つだ。2010年10月に、100年以上の歴史を持つあいおい損保とニッセイ同和損保が合併し誕生した。あいおいニッセイ同和損保は「特色ある個性豊かな会社の確立」を掲げ、行動指針である「地域密着」を追求するとともに、お客さま・地域・社会とともにリスクを削減し、社会・地域課題の解決に資する商品・サービスを提供している。

この考え方・コンセプトを「CSV×DX」(シーエスブイ バイ ディーエックス)というキーワードのもと展開し、幅広い商品・サービスで実現していく。その代表例には業界に先駆けて開発したテレマティクス自動車保険など独自の保険商品・サービスだけでなくCASEやMaaSといった未来のモビリティ社会への取組みもあり、また空飛ぶクルマが実装される社会でも新たなビジネスモデルを創出し社会へ貢献していく考えだ。

兼松について

130年の歴史を持つ総合商社。車両・航空、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラントを中心とした、幅広い事業領域で、様々な商品の取扱いやサービスを提供している。航空宇宙分野では、空飛ぶクルマ、無人航空機、ヘリコプター、固定翼、エンジン、インフラなど、積極的に事業領域を拡大している。

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部

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