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地域のイノベーションを生み出すための出会いとは?――地方イノベーション拠点を通した調査事業で見えてきた”打ち手”

地域のイノベーションを生み出すための出会いとは?――地方イノベーション拠点を通した調査事業で見えてきた”打ち手”

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イノベーション創出につながる『出会い』は、どのように起こすことができるのか。今回、松本・長岡の2つの地域企業の支援を通じて、みえた1つの答えがあるー。

「地域企業の稼ぐ力を高めるため、地方イノベーション拠点はどうあるべきなのか」を検討・調査すべく始まった経済産業省 関東経済産業局とeiicon companyとの本事業。

コロナ禍でますます地域の枠を超えた動きも高まる中、地域外との出会い・活力を取り込むことによって”稼ぐ力”を高めていくことができるのではないか?イノベーション創出につながる出会いを生み出すためには、何が求められるのか?

――今回、実際に支援することで得られた知見を、政策に反映・他地域展開することを目的に2つの地方自治体が選定された。それが、長野県松本市と新潟県長岡市だ。現地でヒアリングを行い、イノベーション創出における各地域の現状と課題の調査を実施した。

調査を経て決定した松本市での支援対象は「中小企業の経営者」。長岡市での支援対象は「学生起業家」となった。各地域の課題に対して、どのような支援を行ったか、その結果みえてきた地域のイノベーションにつながる出会いとは?

そこで、同事業を通じ得た知見や課題などを、それぞれの地域でイノベーション施設を運営する一般財団法人松本ものづくり産業支援センター ICT支援担当係長 保科佑樹氏、長岡市商工部 産業イノベーション課 起業支援担当係長 角屋健一郎氏、また関東経済産業局の石見彩氏、鈴木崇史氏、事業の伴走者であるeiicon companyの松尾真由子に話を聞いた。

【松本市】「サザンガク」保科氏に聞く――新たな出会いやつながりを生み出す支援へ

――松本市さんは共創施設「サザンガク」を運営するなどして、イノベーション創出を支援されています。まずは簡単にサザンガクについてご説明ください。

サザンガク・保科氏 : 松本の中心市街地において、オフィス環境をシェアできる「コワーキングスペース」、「サテライトオフィス」、人材と企業をテレワークで繋ぐ「テレワークオフィス」3つの機能を提供している拠点です。


▲サザンガクの運営を担う、一般財団法人松本ものづくり産業支援センター ICT支援担当係長 保科佑樹氏

――松本市における新規事業やイノベーション創出の状況とサザンガクができた背景を教えてください。

サザンガク・保科氏 : 松本市は行政や経済団体などが主体となって新規事業に関する相談窓口の設置等をはじめ、各種支援策の実施を通じて、イノベーション創出を積極的に後押ししています。その上で、新しい働き方の推進、業種の異なる人同士の交流など、地域として新たな出会いやつながりを生み出す支援機能が求められ、2019年にサザンガクが開設されました。

――サザンガクには既に多くの企業が入居しています。交流の場としては、どういった状況でしょうか。

サザンガク・保科氏 : 利用率は上がっており、ワークスペースとしては「落ち着いて仕事がしやすい」と満足されている方は多くいらっしゃいます。ただ、コワーキングスペースやサテライトオフィスの利用者同士の交流や、首都圏をはじめとする外部とのつながりはこれからという状況です。

――昨年秋ごろから、eiiconは松本市さんと共に、入居企業の方へのヒアリングを実施しました。その中で、見えてきた課題にはどのようなものあったでしょうか。

サザンガク・保科氏 : やはり多くの企業様が「つながりたい」「新たな事業に挑戦したい」というニーズは持っていました。一方で、何を実現したいのかという点があいまいなところも見受けられました。現状の事業の先行きに不安を覚え、第二創業を目指すものの、具体的に何をしていいかわからないという本音もあったと思います。

「第三者の視点」を提供し、実現したいことの本質を見極める

――今年の1月と2月にサザンガクにてイベントを実施しました。それぞれのイベントについて、松尾さんから説明をお願いします。

eiicon・松尾 : 出会いを求めている企業はとても多かったのですが、目指したい方向性や目的が曖昧なまま、やみくもに出会いを求めると、打ち合わせを重ねても、何も実らないなんてことになってしまいます。

ビジネスに繋がる価値ある出会いにするためには、まず何のために出会いたいのか目的の整理や出会うべく企業の絞り込みを行うことが必要です。

そこで、取り組みたいイノベーションの方向性や自社の強みの整理・明確化、さらに出会うべきパートナーや訴求ポイントの整理までを行うワークショップを、1月28日に実施しました。

松本を拠点とした中小企業の代表や経営者に参加いただき、「実現したいことに向けたアプローチ方法が明確になった」、「より鮮明に何をすれば良いか整理できた」といった声が寄せられました。


▲松本市を拠点とした企業の経営者・新規事業担当者を対象とした「イノベーションに”繋がる出会い”を生み出すためのワークショップ」

――2月のイベントはどのような内容だったのでしょうか?

eiicon・松尾 : 松本では、中小企業の経営者が多かったので、まさにそういった方々を対象にリアルな事例や声を届ける機会を設計しました。

―なぜ新規事業に取り組もうとしたのか。また事業を生み出す上で、どのような壁を乗り越えてきたのか。数々の変革に挑む企業を支援してきた企業や先輩経営者から、中小企業がイノベーションを起こすために必要なポイントを紐解くイベントをセミナー形式で実施しました。

登壇者として、株式会社CAMPFIRE CAMPFIRE事業統括部 アライアンス担当の照井翔登さん、有限会社浅野水産 経営企画部門 責任者の浅野龍昇さんに協力をいただき、私たちeiicon companyの代表/founderである中村亜由子も登壇しました。

イベントでは「小さく挑戦し、顧客の反応を得て、アップデートを継続していく」ことの重要性について、3名それぞれの立場から話していただき、参加者の方からも「とにかく小さく早く始める事が大切だと感じました」、「自分たちがやりたいことが、本当に顧客ニーズがあるものなのかをもう一度考え直さなきゃいけないという視点をいただけた」という声があがっていました。


▲数々の変革に挑む企業を支援してきた2 社や先輩経営者から、紐解く「中小企業がイノベーションを起こすために必要なこと」

――サザンガクの保科さんにも伺います。参加企業の方からはどのような声が挙がりましたか。

サザンガク・保科氏 :  2回とも多くの参加企業から好評が寄せられました。1月のワークショップは出会いをキーワードに掲げたこともあって、社内リソースだけでは実現が困難なアイデアを持つ経営者や新規事業の担当者の方々が集いました。中小企業の経営者ならではだと思うのですが、困り事として「壁打ちの相手がいない」との声が多く挙がっていた印象を受けています。

2月のセミナーでは、成功例の紹介という枠組みにとどまらず、参加企業同士で「なぜアイデアが実現できないのか」という悩みを共有しました。その結果、アイデアがアイデアに終わらない、解決の糸口のようなものがつかめたように感じます。少なくとも、悩みを共有することで気持ちが軽くなり、新規事業の創出に向け前向きになれたのではないでしょうか。2月のセミナーでも「相談相手がいない」という声は多くありました。

――第三者の視点へのニーズはとても高そうですね。

サザンガク・保科氏 : はい。同じ組織内でアイデアを出し合うと、それは実現可能なのか、デメリットのほうが大きいのではないかと、マイナス面に焦点を当てがちになることもあると思います。一方で、2回にわたるイベントでは、本当に実現したいことは何なのか、アイデアをより良いものにするためにはどんなことが必要なのかと、とても前向きなディスカッションができました。

参加企業の方からは、地域にこうしたアイデアを育てる場がほしいとの声もいただきました。本質的な部分はむしろ第三者のほうがより上手く引き出せることがあると感じていただけたようです。外部の人間だからこそ、気づきを提供できるというのは、私としても大きな発見であり学びでした。

「本当に実現したいことは?」 共創施設として、アイデアを前向きに育てる支援をしたい。

――今後、サザンガクとしてどのような取り組みを行いたいと考えましたか。

サザンガク・保科氏 : 今回の取り組みを通して、求められているのは、詰めたり形にしていく支援の前段階として、「本当に実現したいことは何なのか?」と前向きに育てる場だと感じました。

松本には、アイデアややりたいことを持っている方がたくさんいます。その中で本当にやりたいことや背景を聞いて、改めて整理した上でサポートしていくことが求められている支援だと感じました。またそれによって当初考えていた形が変わっていってもいいと思います。

現状の快適なワークスペースの提供にプラスして、アイデアを具体化する支援もサービスとして提供したいと考えており、2022年度はそうした取り組みを活発化させる予定です。

――松尾さんは今回の取り組みを通じて、どのような感想を抱いたでしょうか。

eiicon・松尾 : アイデアの本質、本当にやりたいことは何かを見つめ直すことの重要性を改めて感じました。とにかくイノベーションを起こそう、DX化しようと、手段が目的となっているケースも少なくありません。共創施設への入居も、イノベーションへの期待があってのことだとは思いますが、目的や自社の強み・弱みの整理ができていないと、イノベーションや出会いの創出は困難です。

保科さんも指摘していたように、外部の人間だからこそ、気づきを提供できることは多々あります。第三者の視点を提供できる場として、サザンガクが機能すれば、イノベーション創出につながるのではいかと感じます。

――今回の取り組みを通じ、本事業を推進してきた関東経済産業局・鈴木さんはどのようなことが見えてきましたか。

関東経済産業局・鈴木氏 : 保科さん、松尾さんもおっしゃっていたように、パーパス(目的)の重要性を改めて感じました。松尾さんには、取り組みを始めてすぐの段階でサザンガク自体の施設としてのパーパスも整理いただきました。それがあったからこそ、松本市さんと当局で共通意識を持って事業を進められたと思います。保科さんからは、次年度はアイデアの具体化を支援するというアウトプットが生まれるなど、非常に良い結果に結び付いたという所感を持っています。

【長岡市】「NaDeC BASE」角屋氏に聞く――自社のビジョンや課題を把握しきれていない企業が多い

――長岡市さんは産学官金の交流拠点「NaDeC BASE(ナデックベース)」を運営するなどして、イノベーション創出を支援されています。まずは簡単にNaDeC BASEについてご説明いただけますでしょうか。

長岡市・角屋氏 : 学生の自由な発想と、企業の幅広い経営資源を融合し、次代に対応する人材の育成、産業創出を目指す市内の大学・高専と企業の活動交流拠点です。

コワーキングスペース、オープンコラボスペース、ものづくり工房の機能を備え、運営は、長岡技術科学大学、長岡造形大学、長岡大学、長岡崇徳大学、長岡工業高等専門学校と、長岡商工会議所、市が共同で行っています。


▲長岡市商工部 産業支援イノベーション課 起業支援担当係長 角屋健一郎氏

――技術的な地盤があり、ものづくりに力を入れている様子が伺えます。現状と課題をどのように捉えていますか。

長岡市・角屋氏 : 先ほどもお伝えした通り、長岡市には技術系、デザイン系、経営系、看護系の大学と高専があります。このため、市外や県外から学生が集まってきます。一方で、卒業後も長岡市にとどまる学生は少ない状況です。

理由としては、高い技術力を有するものづくり企業が多くある反面、学生がその魅力を知る機会が少ないからということが挙げられるしょう。学生が長岡に残りたいと思えるように、若者が魅力を感じられる産業の創出を目指すべく様々な支援を行っています。

――昨年秋ごろから、eiiconは長岡市さんと共に、支援対象である学生起業家の方へのヒアリングを実施しました。その中で、見えてきた課題にはどのようなものあったでしょうか。

長岡市・角屋氏 : 起業支援の推進には平成30(2018)年から本格的に取り組んでいます。その成果で、大学の教員や学生の起業が増えていました。一方で、起業後の成長を促す支援は十分とは言えません。さらに今回のヒアリングを通じて、企業としてビジョンが明確になっていなかったり、経営者が自社の課題を把握していなかったりしていることが浮き彫りになりました。

―― 一緒にヒアリングを推進した松尾さんは、どのような課題があると感じましたか。

eiicon・松尾 : 研究所発の企業が多く技術力はある反面、事業戦略・営業やマーケティングは必ずしも強いとは言えないと感じました。また、コミュニティが閉じられており、スタートアップとして進むべき方向性に多様な選択肢があること、目的を達成するための手法が複数あることについて十分な理解を得られていないケースもあるようでした。

成長支援のために、「まず何が必要なのか」を自分で選択できるようになること。

――そうした課題を受け、3月7日にイベントを開催しました。簡単にイベントの概要を説明いただけますでしょうか。

eiicon・松尾 : 長岡の企業ヒアリングを経て、課題に対して一時的に必要なピースを支援することより、そもそも「まず何が必要なのか自ら選択をできるようになること」を支援できればと考えました。

大学でアントレプレナーシップ講座を持つCAMPFIRE Startups・田中さんからは、PMF などフェーズごとに必要なプロセスや手法などを紹介。様々なスタートアップをみてこられた愛知県PRE STATION Ai・篠原さんからは、具体的な失敗事例をもとにした「壁の乗り越え方」をレクチャーいただきました。

また、イベントの後半では、各社ごとに個別メンタリングを実施。課題・フェーズに応じて、ビジネスモデル構築、サービス開発、資本政策、ユーザー獲得・PMF に向けたアドバイスなどを行いました。


▲長岡市地域スタートアップ企業の成長支援を目的としたレクチャー&メンタリングイベント「スタートアップとしてスケールをするために必要なコト」当日の様子

――参加した企業様からはどのような声が挙がったでしょうか。

長岡市・角屋氏 : 多くの実績を持つ、起業・新規事業の専門家からのメンタリングはめったにないことなので、参加企業の方からは非常に良い機会になったとの声が多く挙がりました。これまで気づけなかったことに気づけたと、手応えを感じていたようです。

中には、経営や事業化に向けた具体的なアドバイスをもらうケースもあり、参加して実になったと好評をいただいています。私自身もメンターの方の話を聞きながら、長岡市の企業は技術力や創造性に優れる反面、視野が狭くなりがちで、その点がネックとなりイノベーションにつながっていないということがわかってきました。外部との交流を図ることが、事業を成長させる上でも非常に重要だと理解が深まりました。

――実際に起業や新規事業創出の経験のある方のメンタリングという点が、効果的だったのでしょうか。

長岡市・角屋氏 : 私たちが通常、開催するセミナーや講演は、参加対象者を広く設定しています。しかし、今回は対象者を学生起業家に限定し、個別の課題に対して必要な経営や新規事業に絞った内容で、メンタリングでは具体的な指導もありました。参加企業の方がいつもに増して本気になって耳を傾けていた様子が伺えました。

地域企業に何が不足していて、何を外部に求めるべきなのか。―支援側に求められること

――今回のイベントを受け、来年度はどのような施策をお考えになりましたか。

長岡市・角屋氏 : 来年度は起業家のメンタリングを強化したいと思っています。今はメンター候補を調整しているところです。また、起業や新規事業の創出を目指している方との交流を増やしていきたいと考えています。

――メンターの方とつながれたのは、事業を通じての成果と言えるでしょうか。

長岡市・角屋氏 : 非常に成果があったと感じています。

メンターの方とイベント終了後に話していた中で、「自分達の実利・メリットがなくとも、価値発揮できること領域であれば、喜んで力を貸したい」という声にも驚きました。逆に「お誘いを受けても自分の領域と合致しない場合は、お断りもする」とのことでした。

――松尾さんは今回のイベントを通じて、どのような気づきや発見があったでしょうか。

eiicon・松尾 : 参加いただいた方に「具体的なゴールと計画を考えることの重要性を認識した」と言っていただいたのが印象に残ります。確かに、企業としてのビジョンや短期的な目標がないと、何が必要で何が不足しているかわからないということがあると思います。

イノベーションに繋がる出会いを生み出すために支援側としては、ゴールや課題をブレイクダウンすることが大事だと改めて気づきました。メンターの方々は、「施設側が地域企業の課題を整理・深堀できていることに、施設側の本気度を感じる」とのことでした。自分たちの必要があればいつもで呼んでほしいとおっしゃっていたので、共創施設としては万全の体制でバックアップができるのではないでしょうか。

――地域のイノベーション拠点として求められている役割について、改めてどのような考えを持つに至りましたか。

長岡市・角屋氏 : イノベーション拠点として、「地域企業の課題の深堀を行うことで、求めているものを明確にしていくこと」が必要な支援であると、改めて感じました。

そういった仕組みや支援をNaDeC BASEとして実現していき、アイデアや新しいビジネスが育つ場となることを目指していきたいと思います。

――最後に、本事業を推進してきた関東経済産業局・石見さんからも感想をいただければと思います。

関東経済産業局・石見氏 : イノベーションを創出するにあたり、自分たちが何を目指し、そのためには何が不足していて、何を外部に求めるか。そうしたことを整理・把握することが、インキュベーション施設や支援側の大きな役割だと改めて気付きました。

また当初はイノベーション支援にむけた出会いには「地縁」が関係するのではと私たちも考えていたのですが、地域の企業が何を求めているかを明確にすることで、必要な方(メンターや専門家の方)は力を貸して下さることを感じました。今回の調査を通じ、大きな成果を得られたと感じています。

取材後記

イノベーションを起こすための出会いに必要なこと、そのために地域の共創拠点に求められることは何か、ということが、今回の事業の問いだった。これに対し、施設としてのパーパスをまずは言語化し明らかにするとともに、地域企業の目指したいゴールを明確にして現状とのギャップを把握することがキーとなる。

施設としてトレンドの施策や抽象度の高い課題設定や打ち手の提供は必要なく、地域企業の課題の解像度をあげる支援を行うこと。そうすると自ずとと「イノベーションにつながる出会い」の提供に繋がってくるはずだ。

今、地方からのイノベーションが非常に注目されている。今回得た知見をもとに、多くのイノベーションが起こることを期待したい。

(編集・取材:眞田幸剛、文:中谷藤士)

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