障害者の視点からダイバーシティ&インクルージョンの推進を行う「ミライロ」、日本生命と三菱地所から資金調達を実施
障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのソリューション提供や、障害者手帳アプリ「ミライロID」を運営する株式会社ミライロは、日本生命保険相互会社、三菱地所株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施した。2021年2月に実施した第三者割当増資と合わせ、総額3億円の資金調達となる。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、障害者やその家族は様々な制約を受けている。障害者の就学や就労、日常生活の選択肢を増やすことが求められている。ミライロは同社のビジョンに賛同した各社と、障害者やその家族の生活がより豊かになる新たなソリューション開発を進め、障害を価値に変える「バリアバリュー」が広がる未来を目指すという。
各社コメント
■日本生命保険相互会社
当社は、SDGs達成に向けて、「貧困や格差を生まない社会の実現」を重点取組みテーマの一つに掲げております。資産運用領域では環境問題の解決や社会貢献に資するESG投融資を積極的に実施しております。障害のある方の生活の利便性を大きく向上させる「ミライロID」をはじめとしたミライロ社の事業は、弊社の取組みの方向性に合致するものであり、今般の出資を通じて、ミライロ社の成長を後押ししてまいります。今後もESG投融資を推進することで、ご契約者利益の一層の拡大に努めるとともに、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。
■三菱地所株式会社
当社は、サステナブルな社会実現に向けた重要テーマの一つとして「Diversity&Inclusion」を設定し、あらゆる方々が活躍できるまちづくりの実践を掲げています。今回、ミライロ社のビジョンや事業に強く共感を抱き、資本業務提携をさせていただきました。このたびの提携により、まちづくりを通じて障害のある方々やその家族の皆様を含めたあらゆる人々がより安心・安全に生活できる社会の実現を、ミライロ社とともに目指していきます。
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