阪急阪神ホールディングスとSBIインベストメントによるCVCファンドが発足、ファンド規模は30億円
阪急阪神ホールディングス株式会社とSBIホールディングス株式会社の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社は、阪急阪神ホールディングスグループの既存事業分野および新規事業分野において事業シナジーを創出することを目的に、国内外の有望なベンチャー企業を投資対象とするCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」を共同で設立したと発表した。
CVC設立の背景
阪急阪神ホールディングスでは、グループの長期的にありたい姿とそれに向けて取り組むべき方向性・戦略を示す「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン2025」において、グループ総合力の更なる発揮と新事業領域の開拓を戦略の一つとして掲げている。
今般、その戦略の実現に向けて、同ファンドを設立することにより、スタートアップ企業を中心とした外部の優れた知見や先端技術を協業・共創を通じて取り入れ、阪急阪神ホールディングスとの事業シナジーの創出ならびに新しい事業の創造を推進していく方針だ。
同ファンドの運用を行うSBIインベストメントは、SBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のスタートアップ企業との連携を通じ、イノベーション創出を支援するとともに21世紀の中核的産業の創造および育成を推進していくという。
ファンドの概要
※参考:阪急阪神ホールディングスグループのコア事業体制
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