古河電工×スペースリー | VRクラウドを活用してオープンイノベーション推進拠点「Fun Lab®」のバーチャルツアーを公開
株式会社スペースリーの運営するどこでもかんたんVRのクラウドソフト「スペースリー」を活用して、古河電気工業株式会社(以下、古河電工)は、同社の運営するオープンイノベーション推進拠点であるFun Lab®のバーチャルツアーを作成し、専用サイトを公開した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、展示会やショールームなどのリアルでコミュニケーションする場が制限され、特に製造業においては自社の技術や製品をPRできる場が限られてしまうという課題があった。
このような状況において、非接触・非対面でありながら通常の画像や動画よりも多くの情報を伝えることのできる同社のVRクラウドを活用して、今般、古河電工の運営するオープンイノベーション推進拠点であるFun Lab®のバーチャルツアーを公開することとなったという。
Fun Lab® バーチャルツアーについて
同社のVRコンテンツ制作ソフトは、大掛かりな撮影やプログラミングの必要が無く、展示物の新設や入れ替えなどに対応して自社でバーチャルツアーの内容をアップデートできるという特長がある。
また、専用機器を必要としないほか、パソコンやタブレット端末だけではなくスマートフォンでも再生できるため、時間と場所を問わず、楽しむことができるという。
今回、バーチャルツアーを専用サイトに公開することで、多くの人がFun Lab®の施設をVR体験し、実際の見学予約に繋げるだけでなく、バーチャル展示会等における同社のPRにも活用する。
Fun Lab®について
Fun Lab®は2016年に古河電工横浜事業所内に開設したオープンイノベーション推進拠点。産官学およびグループ会社などから延べ2,000名の来場者を迎え、新製品や新事業開拓など共創の議論を促進。古河電工のコア技術である「メタル」「ポリマー」「フォトニクス」「高周波」を含む様々な技術をパネルやサンプル展示で紹介している。
また、自由で柔軟な発想や新たなイノベーションを誘発するための工夫を凝らしたコミュニケーションエリアを設けている。
同社は同取り組みを通じて、古河電工のデジタル技術活用推進とコロナ禍における製品や技術のPR面の課題に対し、ショールームやバーチャル展示会などの営業マーケティング目的だけでなく、安全研修や技術伝承などの研修目的、研究開発成果の視覚化などでのVR活用を支援していく。
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