JR東日本スタートアップ×ZMP | With/Afterコロナ時代の新たなデリバリースタイル「無人デリバリーサービス」の実証実験へ
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するコーポレートベンチャーキャピタルのJR東日本スタートアップ株式会社と、自動運転・ロボット技術により社会課題を解決する株式会社ZMPは、8月12日(水)から8月16日(日)の期間限定で、無人デリバリーサービスの実証実験をTakanawa Gateway Fest内のフード&クラフトマーケット芝生広場にて行う。With/Afterコロナ時代の新たなデリバリースタイルの体験を提供するという。
今回の実証実験では、ZMPの開発した宅配ロボット「DeliRo(TM)(デリロ)」を活用し、注文から決済、デリバリーまでを完全キャッシュレスかつ一気通貫で無人で実施する。
なお、今回はTakanawa Gateway Fest内のフード&クラフトマーケット芝生広場で株式会社JR東日本フーズが出店する「高輪SOBA二八」と協力し、出来たての蕎麦を、対面接客のない無人の形式で客の元へデリバリーする。今後はこの実証実験を通じて、無人での注文からデリバリーまでの実現可能性を検証し、将来的には高輪ゲートウェイの街での実用化、デリバリーの人手不足解消に向けて検討していくという。
実証実験概要
■実施期間
2020年8月12日(水)~8月16日(日) ※雨天中止
■提供時間
各日11:00~14:00、15:00~18:00
■実施場所
Takanawa Gateway Fest内 フード&クラフトマーケット芝生広場
■内容
宅配ロボット「デリロ」を使った、注文から決済、デリバリーまでの無人サービスの提供。
※安全のためスタッフが常時監視する。
※決済方法は交通系ICカードを予定している。
※決済については一部有人で行う可能性がある。
DeliRo(デリロ)とは
デリロはZMPが開発した、物流のラストワンマイルの課題解決や日々の買い物支援など、新たなライフスタイルを創造する宅配ロボット。高度な自律移動技術により、周囲環境を認識しながら走行経路上の障害物を検出し、停止や回避など適切な移動制御を行う。また、親しみやすい独自のデザインにより、すれちがう人にも笑顔と声でコミュニケーションを行う。積載量は最大50kgまで対応し、配送物や飲料など、多様な利用シーンや配送ニーズに対応していく。
Takanawa Gateway Festとは
JR東日本が、高輪ゲートウェイ駅前に特設会場を設置し、2020年7月14日~9月6日に開催する期間限定のイベント。未来を疑似体験できるパビリオンをはじめ、最新映像技術を用いたデジタルアートミュージアム、日本初上陸の屋外インスタレーション、日本の魅力を新しいスタイルで届けるフードショップなどを開催する。
高輪SOBA二八とは
「いろり庵きらく」「そばいち」を展開する株式会社 JR 東日本フーズが手掛けるイベント限定ショップ。「そば」を通して日本の多様な食文化の魅力を現代(いま)のかたちで表現し、世界中の人々へ届けることをコンセプトとしている。「日本の魅力」「地域性」「フードカルチャー」をキーワードに商品開発を行い、北海道産そば粉を使用した新感覚な味を楽しむことができる。メニューは、時代のトレンドをテーマに昨今のブームである辣油を取り入れた創作蕎麦「辣油肉SOBA」を用意。さらに北海道の郷土料理を取り入れた創作蕎麦「スープカレーSOBA」も提供する。
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(TOMORUBA編集部)